更新日:2023年8月26日
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江戸時代に物流の拠点として繁栄した千葉町は、明治6 年(1873) に千葉県が成立すると、県庁が置かれて県都となりました。大正時代に市制が施行され、昭和時代には空襲で被害を受けたものの、戦後復興・高度成長で再び繁栄を遂げるなど、激動の時代を歩んできました。
今年は県都となって150 年の節目の年に当たります。本展では、その激動するまちの歩みを商業活動に焦点をあてて見ていきます。千葉のまちの繁栄を支えた多くの商家がある中で、今回は特徴ある岩田屋(和田商店)、多田屋、奈良屋の3家を中心として取り上げ、事業の様子や時代の激動の中における商人としての様々な選択について紹介します。
令和5年7月11日(火曜日)~9月3日(日曜日)
郷土博物館2階展示室
プロローグ
第1章 岩田屋(和田商店)の選択
第2章 多田屋(能勢家)の選択
第3章 奈良屋(杉本家)の選択
第4章 奈良屋8代目杉本郁太郎の選択
エピローグ
※展示資料リスト(こちらからダウンロードできます。PDF:339KB)
奈良屋時計 (千葉県立中央博物館大利根分館蔵) |
広告チラシ(ニューナラヤオープン) (当館蔵) |
「内田式救急療具」広告(多田屋教育部) (当館蔵) |
法被(タダヤ能勢) (個人蔵) |
岩田屋全景(『日本博覧図』) (個人蔵) |
写真「和田紙店」(昭和時代戦後) (個人蔵) |
会場で、ブルーレイ『未来(あす)への歩み~京商家 杉本家の慣らいと暮らし~』を放映します。奈良屋創業者の杉本家の1年の行事や暮らしを撮影した内容です。
放映時間:開館日の午前11時・午後2時
※8月26日(土)午前中のみ、午前10時10分から放映します。
放映時間:50分間
参加方法:当日会場へ直接お越しください(申込不要)
※ブルーレイの放映は、(公財)奈良屋記念杉本家保存会の許諾をいただいております。
重要文化財 杉本家住宅ホームページ https://www.sugimotoke.or.jp/
企画展担当者によるギャラリートークを以下の日時で行います。
①8月13日(日)午後1時~
②8月26日(土)午前11時~
参加方法:当日会場へ直接お越しください(申込不要)
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