更新日:2025年12月3日

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動画とテキスト(令和7年8月7日)

動画

テキスト

冒頭発言

(市長)
それでは、定例会見を始めます。本日は発表事項が4件あります。
1点目が、多子世帯、子どもが多い世帯の保育料に係る千葉市独自の制度の拡充です。
千葉市では、今年9月から、お子さまが2名以上いる、いわゆる多子世帯の保護者の皆さまが保育施設を利用する際の経済的負担を軽減し、子育てをしやすい環境を整えることを目的に、制度の拡充と新設を行います。
まず一つ目が、認可保育施設における保育料多子軽減制度の拡充です。現在は、お配りしているチラシのとおり、第1子が小学生である場合や、第2子が認可外に通われている場合には、一人目、二人目としてカウントせず、第2子の半額、第3子の無償化の対象外となっていました。それを、これまでの所得制限、年齢制限を撤廃し、保護者と同一生計のお子さまが2名以上いる場合には、第2子の保育料を半額、第3子以降の保育料を無料とすることとしました。対象となるのは、千葉市にお住まいで、0歳児から2歳児クラスに在席している第2子以降のお子さまになります。兄弟の年齢差や世帯の所得は問いません。これまでは兄弟の年齢差によって同じ第2子であっても保育料軽減の対象にならないことがあり、不公平感があったと私も認識していますが、国の制度を補う形で千葉市独自の軽減策を実施します。
また、市外の認可保育施設を利用されている場合でも、千葉市在住の方であれば対象とします。
申請手続きは原則不要ですが、大学生など別居の兄弟がいらっしゃる場合や、幼稚園などを利用している兄弟がいる場合には届出が必要となります。
二つ目は、認可外保育施設や幼稚園等の預かり保育における利用者の負担の軽減給付の新設です。
認可保育施設の多子世帯の支援拡充に併せて、認可外の保育施設や幼稚園・認定こども園の預かり保育における多子世帯の保育料についても助成制度を新設することとしました。認可保育施設と異なり、認可外の保育施設などは、保育料をそれぞれの施設が独自に設定していますので、一律に第2子半額、第3子無償とするのではなく、月額の上限を設ける形での助成制度としています。
助成額は施設の種類や年齢によって異なり、資料裏面の上段に記載のとおりです。また、制度をご利用いただくための手続きについては、認可保育施設とは異なり、市から給付認定証の交付を受けた上で給付金の申請をしていただく必要があります。
認可外保育施設等をご利用の多子世帯の保護者の皆さまにおかれましては、利用施設が所在する区の保健福祉センターこども家庭課で手続きのご案内をしていますので、お問い合わせください。
今後も引き続き子育て支援策の充実を図っていきたいと考えています。子育てと仕事の両立が図れる環境づくりを子育て支援策の柱としています。待機児童ゼロ継続などにも取り組むことで、「安心してこどもを産み育てることができるまち」を目指していきたいと考えています。
2点目が、ニシゴリラ「モモカ」の搬入についてです。
千葉市動物公園では、日本動物園水族館協会の生物多様性委員会が策定しているニシゴリラの種の管理計画に基づき、加盟園、加盟館が連携をしながら共同繁殖に取り組んでいます。
このたび、その一環として、東京都の上野動物園からメスのニシゴリラ1頭を搬入することとしましたので、お知らせします。搬入されるニシゴリラは、愛称「モモカ」で、平成25年4月24日生まれの12歳です。上野動物園で誕生、飼育されてきました。搬入予定日は令和7年10月8日水曜日を予定していて、ゴリラの健康状態などにより、延期または中止となる可能性もあります。
今回の搬入は、国内の飼育個体間の遺伝的多様性を確保して、より健全な繁殖を目指すための重要なステップだと考えています。千葉市動物公園では、現在、雄の「モンタ」1頭を飼育していますが、「モモカ」の搬入により、2頭体制での飼育展示となります。
国内では現在、6つの園でニシゴリラのオスが10頭、メスが9頭、計19頭が飼育されています。こうした取り組みは絶滅危惧種であるニシゴリラの保全と、次世代への命の継承に向けた重要な取り組みであると考えています。ゴリラは千葉市動物公園のシンボルマークにもなっています。また、国内で19頭飼育されているニシゴリラのうち、6頭が千葉市動物公園に帰属していますので、今後もニシゴリラの未来を明るくするための繁殖に取り組み、日本におけるニシゴリラの種の保存に貢献していきたいと思います。
ぜひ、市民の皆さまには、動物公園に足を運んでいただき、「モモカ」と「モンタ」の新たな関係性や、命のつながりの大切さを感じていただければと思います。
3点目が、第46回九都県市合同防災訓練の実施です。
九都県市では、首都直下地震をはじめ、首都圏に大きな被害をもたらすことが予想される地震に備えて、毎年合同で防災訓練を行っています。今年度はイオンモール幕張新都心を主会場とした実動訓練と展示・体験コーナー、また、市内の各避難所での避難所開設・運営訓練を実施しますので、お知らせします。
今年の訓練は震度6強の地震が千葉市直下で発生したことにより、市内全域で大きな被害が生じているとの想定で、市民、防災関係機関と市との緊密な連携による実践的な総合防災訓練を行います。これを通じて、市民の皆さまの防災減災意識の高揚を図っていければと思います。
訓練内容は大きく三つに分かれています。一つ目は、8月31日日曜日に行う「主会場訓練」です。千葉市として初めて、民間商業施設を会場とした大規模地震による市内全域での大きな被害の発生を想定した実践的な訓練を行います。今回の民間商業施設を主会場とする訓練については、昨年度に初開催を予定していましたが、台風接近による対応が生じたため、中止となりました。イオンモール様の引き続きのご協力により、今回、改めて実現する運びとなっています。
実動訓練については、消防ヘリコプターによる被害地域の上空偵察、木などが倒れた場合に切り開いていく道路啓開、道路啓開訓練後の要救助者の救出・救護訓練などを行います。また、今回は国民保護訓練として、弾道ミサイル発射に伴うJアラートの伝達を想定し、イオンモール自衛消防隊と地域の自主防災組織、千葉市身体障害者連合会が連携して行う避難行動・避難誘導訓練も実施します。自衛隊・警察・消防局などの関係機関による実動訓練の観覧や展示・体験コーナーでは、さまざまな団体の取り組みをご覧いただけるだけではなく、実際に体験することもできるようになっています。防災・安全への理解を深める貴重な機会ですので、ぜひご家族やご友人と一緒にご来場いただきたいと思います。
訓練内容の二つ目は、避難所開設・運営訓練です。これは市内全指定避難所を対象に開設訓練を行うもので、このうち各区1カ所の重点訓練会場では、8月24日から12月7日の期間内に避難者の受け入れ訓練などのより密度の濃い訓練を実施することとしています。
三つ目は、千葉市シェイクアウト訓練です。こちらも毎年実施しています。お手元にチラシを配布していますが、9月1日月曜日の午前9時30分に防災行政無線などを活用し、模擬の訓練地震情報を放送し、それに合わせて地震から身を守る行動を約1分間行うもので、誰でもどこでもできる訓練を実施します。各自のご都合に合わせて実施日時を変更することもできます。現在、参加表明を受け付けていますので、ぜひご参加をいただければと思います。
最後になりますが、第50回の節目となる「千葉の親子三代夏祭り」の開催のお知らせです。千葉市では、千葉市を美しくする会と共催で、千葉市の真夏の風物詩である「千葉の親子三代夏祭り」を開催しますので、お知らせします。今年も昨年と同様に「こどもたちに夢を ふるさとづくり」をテーマとして、市民が参加し、見て、楽しめる祭りを実施し、市民意識とふるさと意識の高揚を図るとともに、来年に控えた千葉開府900年に向けて、「千葉氏」をテーマにした関連イベントを企画し、千葉のまちの歴史を感じられる祭りを実施します。
開催日は、8月16日土曜日に前夜祭、8月17日日曜日に本祭りを開催します。本祭りは中央公園付近一帯を会場とし、華やかなパレードや威勢のよいみこし・山車の渡御、迫力のあるよさこい鳴子おどり、ステージでの各種イベントなどさまざまなプログラムを実施します。今年は新たに千葉市文化センター・アートホールにおいて、郷土芸能や親子三代ダンスフェスタを開催することとしました。また、きぼーる1階アトリウムでは、子ども議会で提案があったものとして、市内の小学生が作成した子どもダンボールみこしを展示しますので、ぜひご覧いただきたいと思います。
また、親子三代夏祭りの名物である「親子三代千葉おどり」では、太鼓のリズムに合わせて2千人規模の方々がまちを踊り歩き、祭りの最後を飾ることになっています。こちらは、当日の飛び入り参加も大歓迎ですので、ぜひ皆さまにご参加いただき、親子三代夏祭りを大いに楽しんでいただきたいと思います。
熱中症対策として、来場者向けの「涼み処」をきぼーる1階アトリウムに開設します。マイボトル用の給水器を設置するほか、会場内で熱中症対策グッズの配布を行います。また、市の美術館や市民会館はクールスポットとして開放していますので、こちらもご利用いただきたいと思います。
千葉市のLINE公式アカウントでは、親子三代夏祭りの特設メニューを設定し、出店情報やタイムスケジュール、祭りの開催の可否などの祭り情報を配信していきます。友達登録をすることで、そのほかの市政情報についても受け取ることができるようになっていますので、この機会にぜひご登録をお願いしたいと思います。
また、昨年同様、脱炭素化に向け、本祭りで使用する電力相当をグリーン電力証書で購入します。また、使用済みの割りばし、竹串の回収・資源化事業も行い、環境負荷の少ない祭りの運営を行ってまいります。
当日は気温の上昇が予想されますので、熱中症予防などの対策を万全にしてお越しいただきたいと思います。見所が多数ございますので、まずどれをご覧になるか、あらかじめ決めてご来場いただくことをお勧めしています。
私からは以上です。

質疑応答

(記者)
多子世帯の保育料についてですが、この取り組み自体はこの規模で実施するのは県内で初とか、他市にどれぐらい先駆けているというような特別なニュースがありましたら教えてください。
(市長)
多子世帯の軽減については、県内では第2子以降を無償としている自治体もあり、千葉市は半額ですが、無償としているのは市川、市原の2市と承知しています。また、千葉市の拡充と同様に年齢制限の撤廃をして、第2子半額、第3子無償としているのが、船橋、浦安の2市と承知しています。
(記者)
モモカの搬入についてですが、モンタは年齢的には40歳とかなり高齢だと思うのですが、繁殖は可能なのでしょうか。
(市長)
大丈夫と伺っています。
お互いの相性にもよりますので、そこは関係性次第だと思います。
(記者)
市長からモンタに、エールの言葉があればお願いします。
(市長)
自然体で過ごしていただければと思います。
(記者)
親子三代夏祭りですが、第50回という節目ということで、50回にちなんだ特別なものというものが今回の新規以外で何かありますしょうか。
(市長)
毎年、親子三代夏祭りは、これまでの開催実績を踏まえて改善し、進化をしていると思っています。今回は千葉開府900年を控えて、千葉氏の取り組みを継続的に行っていきたいということと、市内の郷土芸能を発表する場を新たに文化センター、アートホールに設け、ご覧いただく、発表する機会をつくるというのが新しい点だと思っています。
長く続けてきて、ある程度中心となるものも決まっていますので、急に大きく変更することはありませんが、50年、市民の手で作り上げられて、それを受け継いできた、その祭りを改めて市民の皆さまに参加いただき、体験いただいて、まちの変遷、祭りの成長に思いをはせていただければと思います。
(記者)
今年、戦後80年という節目で、千葉市はデジタルアーカイブの取り組みなどを実施していますが、政令市の市長として、この80年に思うところのコメントがありましたらいただきたいと思います。
(市長)
今年は戦後80年の節目の時期に当たります。千葉市でも、80年前、2度の大きな空襲を経験し、当時は中心市街地の7割が焼け野原になって、大変大きな被害を受けました。その後、戦後の困窮の中から、市民の英知とたゆまぬ努力により、復興の道を歩みはじめ、今の千葉市がありますが、やはり80年たちますと、どうしても記憶が風化していきます。実際に経験した方から直接お話を聞く機会も本当に限られてしまうため、デジタル平和資料館を設けて、生の声を残していくことにしたのはそのような危機感からです。その戦争の悲惨さと、復興への努力の記憶というのは、絶対に消してはいけないものだと思っていて、これを何とか次世代に、しっかりと継承していく取り組みが重要だと思います。
戦争の悲惨さと平和の尊さ、そして先人の皆さまの復興への努力を、さまざまな啓発事業を通じて次の世代に継承していく取り組みを続けていかなければなりませんし、責務を果たしていかなければならない、こういった思いを新たにしました。
(記者)
多子世帯の保育料について、これまでの現行の制度だと、第2子と第3子の年齢差による不公平感があったという話もありましたが、現行の制度はどういったところに課題があったのか、詳しく教えていただきたいです。
(市長)
現行の制度は、第1子が小学生になると第2子が第1子としてカウントされますので、半額措置が受けられませんでした。年齢の間隔によって、第2子が半額措置を受けられる場合と受けられない場合があるので、それを是正していこうというものです。
(記者)
小学生に上がる前に子どもが生まれたら、その子は第2子として半額措置が受けられるのでしょうか。
(市長)
例えば子どもが3人いて、全員保育園に通っている場合は、2人目、3人目は半額、無償化の措置が受けられますが、1人目が小学生になった途端、第2子が第1子扱いになり、措置が受けられないタイミングがあります。それを、第2子、第3子であれば、第1子が同一生計内にいれば、第1子が小学生であっても中学生であっても、第2子が保育園に通っていれば、0歳から3歳未満児について半額措置が受けられるというものです。
(記者)
モンタについてですが、モンタとローラは子どもを産むことができなかったという認識でよろしいでしょうか。
(職員)
繁殖はうまくいかなかったというだけであって、繁殖させなかったわけではないです。
(記者)
今回、もし繁殖に成功したら、千葉市動物公園では初めてのゴリラの繁殖ということになるのでしょうか。
(職員)
そうです。
(記者)
市長はXで、フォロワーさんとのやり取りの中でZOZOマリンの再整備でクラウドファンディングを検討している旨、返答されていました。規模や時期、どういった返礼品とか、その辺のもう少し踏み込んだところを伺いたいです。
(市長)
まさにこれから決めていくことで、現在、基本構想案を公表していますが、その中に財源スキームが出ていて、その中で個人と法人向けの寄附を募りたいということを書いており、行っていきたいと思っていますが、どういったものをつくるかということをかなり絞り込んでいかなければ、ご寄附をいただくという前提が成り立ちません。今、パブコメが終わって、集計中です。基本構想案を確定し、その後、事業協力者を選定する手続きを進めていきますので、その中で整備するもののアウトラインが固まってきた段階でご寄附を募る時期、また、募り方などを確定していきたいと思っています。
(記者)
寄附はクラウドファンディングでやりたいということは固まっているのでしょうか。
(市長)
これしかやらないということではなく、さまざまな手法でご寄附を募っていきたいと思っています。
(記者)
8月2日に幕張ビーチ花火フェスタが開催され、私はテレビで鑑賞していたのですが、来場者数と所感等を含めて、開催を経ての市長の受け止めを伺いたいです。
(市長)
入場者数については、今、手元に資料がありませんので、後ほどご説明します。幕張ビーチ花火フェスタは、特徴的なことの一つとして、行政主体ではなく、協賛企業、また、個人協賛の皆さまからいただくチケット代で収支を相当程度見ているというもので、メッセージ花火など、市民の皆さまに参加いただける側面もありますし、観客席についても障害のある方でも砂浜で楽しんでいただけるようなものを今年も枠を広げて実施しました。そうした花火大会の改善、進化については大きな評価をいただけたのではないかなと思っています。
打ち上げ自体も安全に終了し、花火のプログラム自体は、私のほうにも、今年もよかったと、夏の風物詩として定着し、毎年楽しみにできる千葉市が誇るイベントに成長したというようなご意見もいただいていて、私もそのように感じています。
(記者)
多子世帯の保育料負担軽減について、これは6月補正予算で1億円の予算を、保育料の負担軽減ということで計上されていますが、こちらで全て賄えるという理解でよろしいでしょうか。
(市長)
今年度は9月から実施予定ですので、半年分は予算措置ができています。
(記者)
東京都が9月1日から保育料の無償対象を第1子に拡充するという施策を予定していますが、ちょうど千葉市さんのこちらの事業と時期的にはかぶっていて、何か意識をされた部分はあるのでしょうか。
(市長)
この時期に重なったのは、特に東京都を意識したことはありません。もともと第2子半額、第3子無償化についての基準について、第1子のカウントの仕方が出産間隔によって変わるということがあり、私も不公平感を感じていましたし、子育て世帯からもこれはどうなんだと、産むときにそんなことは分からないため、2人目は2人目、3人目は3人目として支援してほしいというお声はたくさんいただいていて、私は、それはそのとおりだと思っていました。内部で検討し、拡充するためには予算が年間6億円必要になりますので、その捻出も含めて整理がつきましたので、このタイミングで実施していくということになります。
東京都が第1子以降、全員無償にするというのは、東京都に税源が集中、偏在している象徴の一つだと私は思っています。第1子が全て無償ということになると、同じことを千葉市で行う場合には、年間プラスアルファでさらに34億円程度必要になりますので、現在の、千葉市だけではなく、政令指定都市の財政構造では、とても実施できるものではないと考えています。
我々としても、できる限り子育て世帯の経済的負担の軽減を図っていきたいと思い、子育てと仕事が両立できる環境づくりをしていて、その流れの中で実施してきていますが、基礎的サービスにこれほどまでに差がついてしまうということについては、税財政制度にゆがみがあると思っています。
(記者)
ゴリラのことを伺いたいのですが、モモカが千葉市に来るのは、生物多様性委員会の枠組みでの事業だと思いますが、これに関連して、自治体間で金銭の授受というのは発生しないのでしょうか。
(市長)
今回はありません。
(記者)
3月に千葉市で実施された政党機関紙の購読会員のアンケート調査についてお伺いします。
調査では、政党機関紙の勧誘を受けた職員のうち約7割が心理的圧力を感じると回答されました。回答の中では、職員と議員という立場で、なかなか断りづらくて禁止にしてほしいという声もありました。一方で、共産党さんは職員が合意の上で、信頼関係に基づいて勧誘しているとして、市がアンケートを実施すること自体にも不公平な結果につながると反論されています。市長として、市議会に対する依頼文も出されましたが、今回のアンケート結果について、どのように受け止めていますでしょうか。
(市長)
今回のアンケートについては、議会に陳情が出され、議会で採択されたことを受け、前回は令和2年度に実施していますが、庁舎も変わっていますので、現状を改めて把握して状況の改善につなげていきたいということで実施しました。
比較をすれば、一定の配慮が感じられる、見られるという結果も出ていますが、依然として勧誘により心理的な圧力を感じた職員の割合が、前回同様に約7割と高い割合であり、勤務時間中に勧誘および配達、集金があったという回答が一定数見られ、この結果は非常に重く受け止めています。
なお、調査自体は特定の政党機関紙を対象としたものではありませんので、附言しておきます。
(記者)
8月ということでお盆休みに入ると思いますが、市長のご予定はいかがでしょうか。
(市長)
連休が取れるような状況にはないということが、先日明らかになりました。
(記者)
今回、市役所の駐車場の料金体系が変わりましたが、これはどのような経緯でしょうか。市税収入の確保が目的でしょうか。
(市長)
そういうわけではなくて、市役所にお越しになる方には用務先で確認を受ければ無料になりますので、市役所に用務がある方に駐車場をお使いいただきたいという考え方からの料金体系です。
(記者)
庁舎利用以外の目的が散見されたということでしょうか。
(市長)
それは実際あると思いますが、それ自体は禁止できませんので、お使いいただきながらも、やはり庁舎にお越しになる方に対してしっかり確保していく必要がありますので、そうではない方については課金をさせていただくということになります。
(職員)
ほかに、ご質問はありますか。
質問がないようですので、以上で定例記者会見を終了します。

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総合政策局市長公室秘書課報道室

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