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更新日:2025年12月3日
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(市長)
それでは、定例会見を始めます。本日は発表事項が2件あります。
1点目は、令和7年国勢調査の実施についてです。
今年は、5年に一度の国勢調査の実施年度となりますが、1920年の調査開始から22回目となります。人口動向を把握して、さまざまな政策の基礎資料となる大変重要な調査です。
調査の期日は、令和7年10月1日、調査対象は、国内に居住する全ての人と世帯で、17項目の調査となります。9月20日からインターネット回答用の書類と紙の調査票を同時に配布し、10月8日が回答期限となっています。
今回の調査では、インターネット回答の積極的な促進のために、QRコードを読み取るだけで回答システムに自動でログインできるダイレクトログイン機能が追加されています。また、24時間自動応答のチャットボット機能も導入されており、利便性の向上も図っています。
近年、外国人住民の方が増えていますが、外国人住民も調査対象です。さまざまな回答支援の策を行いますが、主要7言語対応の外国人向けのリーフレットの作成や、前回の調査に引き続き、通訳オペレータを介した三者間通話による多言語対応も行います。また、障害がある方の回答支援については、聴覚障害者向けに有人のチャット機能を利用していただける予定です。
千葉市独自の取り組みとしては、千葉市の外国人住民の数の上位を占めているネパール語、ミャンマー語、シンハラ語、シンハラ語はスリランカの言葉ですが、そのリーフレットも作成しています。
国勢調査の結果については、自治体の主要な財源である地方交付税の算定の基礎にもなり、少子・高齢化関連の施策、医療・福祉政策、防災計画など各種行政施策の基礎資料として幅広く活用されることになります。
また、産業界では製品やサービスの需要予測、店舗や工場の立地計画など、多くの企業で経営戦略の策定など、市民の皆さまの生活に幅広く有効活用されますので、ぜひ調査にご協力をお願いしたいと思います。
なお、国勢調査を装った詐欺や不審な調査にはご注意をいただきたいと思っています。国勢調査では、金銭を要求したり、銀行口座やクレジットカードの番号をお聞きすることは絶対にありません。最近、外国を拠点とする大規模な詐欺事件も発覚していますが、クレジットカード情報を抜き取る目的とみられる偽サイトへの誘導や、生成AIを使ったなりすましの詐欺など、詐欺の手段も多様化してきていますので、不審に思われた際は、速やかにお住まいの区役所にお知らせいただきたいと思います。
市民の皆さまの国勢調査への協力がよいまちづくりにつながりますので、調査への回答をお願いし、回答はぜひスマートフォンやパソコンを使った、簡単で便利なネット回答をご利用いただければと思います。
最後に発表事項の2点目です。千葉開府900年記念「第65回 1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭」のZOZOマリンスタジアムでの開催の決定についてです。
来年、いよいよ千葉開府900年の節目を迎えるにあたり、さまざまな記念事業の開催準備を行っているところですが、今回、千葉開府900年記念事業の一つとして、1年間に全国で1カ所だけ開催され、テレビ放送もされる「第65回 1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭」が、来年の8月2日日曜日、ZOZOマリンスタジアムで開催されることに決定しました。
千葉開府900年記念事業については、シンボル事業として、今年度、すでに千葉国際芸術祭2025がスタートしており、来年度についても、記念式典、開府まつり、また記念パレードなどの開催を予定していますが、文化・スポーツ事業の一つに位置付けをしているラジオ体操について、「1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭」の誘致を進めてきました。
今回の決定により、千葉市では1996年以来、会場も当時と同じZOZOマリンスタジアムで、30年ぶりにこの国内最大のラジオ体操イベントが開催されることとなります。当時を覚えておられる方も市内にいらっしゃいまして、「30年ぶりにぜひ参加したい」といったお声もいただいています。
ラジオ体操に関しては、市内で盛んに行われている取り組みですが、先月7月25日には、千葉公園の芝庭において「夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会」を開催し、約2,000人の市民の皆さまにご参加をいただき、元気な声とエネルギーを全国へお伝えすることができました。
また、市内各所でラジオ体操が盛んに行われています。ラジオ体操の愛好家も非常に多くて、昨年の6月10日には、若葉区の千葉市動物公園でもラジオ体操を開催し300人を超える市民の皆さまにご参加いただいています。
来年の「1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭」には、多くの皆さまに、ぜひZOZOマリンスタジアムにお越しいただき、ラジオ体操に参加し、ともに千葉開府900年を盛り上げていければと思います。全国に向けたラジオ・テレビでの生放送についても調整されていますので、記念すべき千葉開府900年のその年にも、千葉市の魅力や活力を幅広く発信していければと思っています。
詳細については、主催者側と協議の上、順次お知らせしていくことになります。
私からは以上です。
(記者)
国勢調査について、記者発表資料2(7)の「外国人向けリーフレット」の作成で、千葉市独自の取り組みとして、市の外国人上位を占める言語であるネパール語などのリーフレットを作成したということですが、外国人上位の順番を教えてください。
(職員)
6月末現在での千葉市の人口に占める外国人の割合の順位ですが、ミャンマーが7位、スリランカが8位、タイが10位です。
(記者)
市独自の取り組みは今年からということでよろしいでしょうか。
(市長)
国勢調査は5年に1回ですので、今回初めて行うものになります。
ミャンマー語、シンハラ語、タイ語のリーフレットを作るのは初めてですが、国としても主要7言語については解説ガイドラインを作っていますので、組み合わせて、千葉市内において比較的多い国籍の方向けの対応資料も作成しました。
(記者)
親子三代夏祭りがありましたが、所感、受け止めをお願いします。
(市長)
来場者数は昨年と同様で、当日は若干気温も過ごしやすく、日中から大変多くの皆さまに中心市街地、中央公園一帯にお集まりいただき、さまざまなステージパフォーマンスや、みこしの渡御など、親子三代夏祭りならではのプログラムが行われました。やはり、千葉おどりについては、飛び入り参加の方も多く、大いに盛り上がったと思っています。千葉市のまちの歴史の深さや、千葉市で今どのようなことが取り組まれているのか、千葉市の歴史と今を感じることができるお祭りだったと思っています。
(記者)
国勢調査についてお伺いします。
県内各自治体で、国勢調査の調査員集めに苦労されているというお話を方々から伺います。千葉市として、どの程度確保したいのか、現状の確保状況など、その辺りの現状および工夫があれば教えてください。
(市長)
調査の区数が増加している一方で、応募いただける調査員の方が伸び悩んでいて、確保には担当部局が非常に苦労していると思っています。
各自治会からご推薦いただく手法も行いつつ、また、公募や市役所の職員から応募してもらう手法も行い、何とか調査員の確保を進めてきています。
調査員が実際に回って、調査票をお渡しし、また、ポスティングをして回答をお願いしていますが、人員も限られていますので、ぜひネット回答をお願いできればと思っています。
(記者)
現状、千葉市において調査員は足りる見込みでしょうか。それとも足りなそうで、何か工夫をしなければいけないような状態なのでしょうか。開始まで1カ月を切っていると思いますが、現状どのような状況でしょうか。
(職員)
任命作業は終わっていて、募集を予定していた人数は足りている状況です。
(記者)
何人くらい確保できたということですか。
(職員)
7月28日時点で指導員が726名、調査員が同時点で4,612名確保していますので、複数調査区などを持っていただくことで規定の調査区を対応できる見込みです。
(職員)
先ほどご質問いただいたパンフレットの件ですが、ネパール語が第3位の人口で占める割合です。大変失礼しました。ネパール語を付け加えてください。
(記者)
確認ですが、3位ネパール、7位ミャンマー、8位スリランカ、10位タイでよろしいでしょうか。
(職員)
ネパールが3位、ミャンマーが7位、スリランカが8位、タイが10位です。主要7言語については国でリーフレットを作成していますので、こちらは補完するものとして対応する予定です。
(記者)
ラジオ体操のことで、2点お聞きします。来年の開催で、募集はこれからだと思いますが、目標人数をお願いします。
(市長)
目標は7,000人を想定しています。
(記者)
それは、どういった理由からか、根拠はありますか。
(市長)
900年なので9,000人という思いがあるのですが、会場のスペースなどもありますので、安全に運営できる人数として7,000人とを想定目標として置いています。
(記者)
市内でラジオ体操が盛んだと思いますが、ラジオ体操クラブみたいなものって、どのくらい団体があって、どのくらいのファンがいるのか、もしわかればお願いします。
(市長)
申し訳ございません。統一的に調査はしていませんので、数までは正確には把握しきれていませんが、若葉区は区全体で非常に多くの愛好サークルがあるということは承知していて、区民祭りなどでは必ずステージでプログラムが行われるという状況です。
(職員)
ほかにご質問はありますか。
ご質問がないようですので、以上で定例記者会見を終了します。
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