更新日:2026年3月19日

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動画とテキスト(令和7年12月25日)

動画

テキスト

冒頭発言

(市長)
それでは、今年最後の会見を始めます。
本日は、発表事項が3件あります。
初めに令和7年の千葉市政10大ニュースについてです。
毎年、年末恒例で行っているものですが、市政記者の方13名と、市議会議長、副議長ほか、私を含めた市の幹部職員8名の投票により、今年、令和7年の千葉市政10大ニュースを決定しました。
投票いただいた皆さま方におかれましては、ご協力をいただきありがとうございます。
それでは、第1位から第10位まで、そして次点の順に発表します。
第1位ですが、今年3月に千葉市長選挙があり、私、再選させていただくことができました。ご支持いただいた皆さまに感謝申し上げたいと思います。改めまして、市政を担う責任の重さを感じているところです。
続きまして、第2位は、「千葉マリンスタジアム再整備基本構想を策定、千葉ロッテマリーンズからの要請を受けドーム化可能性の再検討を発表」です。9月に千葉マリンスタジアム再整備基本構想を策定し、公表しましたが、11月に千葉ロッテマリーンズから要請があり、新スタジアムのドーム化可能性を再検討することを表明しました。ドーム化に伴う追加投資につきましては、民間によって賄うことを前提とし、改めて屋外型とドーム型のコストなどを比較検討して、スタジアム形式を今後決定してまいります。
第3位が、アルティーリ千葉がB2優勝、そしてB1昇格決定です。B2リーグで、毎年プレーオフで悔しい思いをしていたアルティーリ千葉ですが、激戦を制し、レギュラーシーズン優勝を達成し、同時にクラブ創設以来の、そして市民の悲願であったB1への昇格を決定しました。歴代最高勝率で駆け抜け、過去2シーズン、あと一歩で昇格を逃してきた悔しさをバネに、歓喜の瞬間を迎えることができました。
続きまして第4位が、「「千葉国際芸術祭2025」の集中展示・発表がスタート」です。千葉国際芸術祭は、9月19日から11月24日まで集中展示・発表期間として開催しました。千葉駅周辺、また西千葉など、市内の複数エリアを会場に、市民参加型の、千葉市としては新しい切り口で、屋外での創作活動・発表も含めたアートプロジェクトを展開しました。斬新な作品群が展開され、期間中は多くのご来場者の方がアートと街を巡っていただいたと思います。アートの力で地域に新しいにぎわい、交流を生み出しました。
第5位は、「千葉市こども・若者基本条例の施行と、こどもの権利救済相談室の開設」です。4月1日に千葉市こども・若者基本条例が施行され、こどもや若者の意見表明の機会を確保し、一人一人の声が市政に反映する仕組みを強化する取り組みを、条例に基づく形で始めています。また、こどもの権利に関する相談に応じて救済も図っていく第三者機関として、こどもの権利救済相談室も7月28日に開設しています。こども・若者が安心して成長できる環境づくりが大きく前進したと考えています。
同じく第5位は「バレーボールネーションズリーグ2025千葉大会がポートアリーナで開催」されたことです。世界の強豪チームがポートアリーナに集結し、予選ラウンドを行いました。日本代表チームも男女ともに出場し、特に女子のチームでは、千葉市出身の佐藤淑乃選手が日本代表チームの中核として大活躍され、市内は非常に大きなにぎわいを見せたと思っています。
続きまして、第7位は、「ヒューリック株式会社が幕張海浜公園におけるアルティーリ千葉のホームアリーナ建設計画案を発表」です。アルティーリ千葉のホームアリーナを幕張海浜公園Aブロックに建設する計画を発表されました。整備手法につきましては、今、千葉市とヒューリック様との間で詰め、土地については県所有ですので、県当局とも協議を進めていますが、負担付寄附などを想定し、現在、詳細についての協議を進めています。2030年の開業を目指されていて、幕張新都心の国際的な魅力の向上と、経済のさらなる活性化が期待される事業となっています。
続きまして、第8位は、「千葉市新日本建設・金綱一男こども若者育英基金へ45億円相当の寄附を受納」した件です。金綱一男氏、また公益財団法人の新日育英奨学会から総額で約45億円相当の貴重な寄附をいただくことができました。この基金につきましては、家庭環境その他困難な状況にあるこどもや若者を支援する事業に充当していきたいと思っています。また、運用益を主に事業に充てていきたいと思っています。こどもや若者の可能性を広げるために活用していきたいと考えています。
続いて第9位は、「千葉市立郷土博物館のリニューアルオープン」です。1年間の改修期間を経て、11月8日にリニューアルオープンしました。来年の千葉開府900年に向け、「陸と海・人とモノを結ぶ「千葉」」をテーマに展示を刷新し、原始・古代から近現代まで通史の展示とし、千葉のまちの変遷や発展が分かる展示内容に全面的に改めました。体験型の展示もあり、千葉のまちの歴史と魅力を再発見する新しい拠点として、多くの方にお越しいただいているところです。
続いて第10位は、「千葉市民会館の移転表明、JR支社跡地に建て替えで単独整備」です。現在の千葉市民会館は、老朽化により移転新築先の協議を行っていましたが、JR千葉支社跡に単独整備をする方向で公表しました。文化芸術活動を応援する場所、また文化的な興行なども行える場所になるよう、今後、文化芸術活動の拠点施設として整備を進めていきたいと考えています。
そして、以上が第10位までですが、次点が2点あります。次点は「千葉市手話言語の普及と障害者のコミュニケーション手段の利用を促進する条例を制定」と、「千葉市動物公園「動物科学館」がリニューアルオープン」となりました。
また、この10大ニュースですが、例年11月末までに起きたニュースを対象に集計期間等も考慮して、市政記者の皆さま等に投票していただいていますが、今年は12月にビッグニュースがあり、特別編として、10大ニュースに加えさせていただきました。「ジェフユナイテッド市原・千葉のJ1昇格」です。改めて、その輝かしい成果に敬意を表したいと思います。次の100年構想リーグでは、千葉開府900年を記念した特別デザインのユニフォームが披露されます。歴史と伝統を胸に刻んで、J1の舞台で新しい未来をつくりだすジェフユナイテッド千葉とともに歩めることは、ホームタウンとして、この上ない喜びです。これからも地域とともに大きく羽ばたいて、サッカー文化のさらなる発展に寄与されることを心から期待しています。
以上が10大ニュースです。続きまして、今年の一文字について発表します。例年、漢字一文字を選んでいますが、今回は、千葉市国際芸術祭のロゴマークにちなんで、読み方によってさまざまな意味を持つ、平仮名の「ち」を選びたいと思います。
「ち」はロゴマーク自体にさまざまな意味があって、人それぞれの「ち」からまちづくりを始めていこうという趣旨のロゴマークです。そのロゴマークが表現しようとしたことが、今年1年間、千葉の出来事を象徴するのではないかと考えています。
さまざまな「ち」のうち、最初に場所や基盤を示す「地」を挙げます。マリンスタジアムの再整備に当たり、スタジアムの新しい候補地を幕張メッセの駐車場として検討を進めています。また、アルティーリ千葉のホームアリーナの幕張海浜公園における建設計画案も、先ほど申し上げましたように発表されました。新しい市民会館の場所についてもJR千葉支社の跡地に決定ということで公表しています。マリンスタジアムにつきましては、特に大きな反響をいただき、皆さまの期待の大きさを改めて認識をしているところです。千葉ロッテマリーンズとともに、多くの人に愛されるスタジアムの整備を進めていきます。さまざまな未来を切り拓く場所が決まりましたので、千葉市の未来を支える地盤を着実に固めていきたいと思います。
次に、ホームタウンチームの価値ある活躍が挙げられると思います。ホームタウンチームの活躍は、血沸き肉躍るものでありました。17年ぶりのJ1昇格をつかみ取ったジェフユナイテッド千葉、またB2リーグで優勝し、悲願の昇格を果たしたアルティーリ千葉、さらに新体制でバレーボールVリーグに参戦されている千葉ドットの今後の活躍を大いに期待しています。初開催となったネーションズリーグにおける日本代表の活躍も大いに盛り上がったと思います。
3つ目ですが、学びと創造を支える「知」です。40周年を迎えた千葉市動物公園では「動物科学館」がリニューアルオープンし、熱帯雨林を通して地球環境を考え行動するきっかけとなる施設に生まれ変わりました。また、花の美術館をリニューアルした「BOTANICA MUSEUM」もオープンし、30周年を迎えた千葉市美術館で年間を通じて企画展が開催されました。こういったものを併せて、知的好奇心を育む施設や企画が一層充実した年であったと思います。
最後は、千葉市そして千葉氏の「千」です。11月に千葉市郷土博物館が「郷土千葉のあゆみ、そのダイナミズムがわかる博物館への再生」をコンセプトにリニューアルオープンしました。このように、今年は千葉開府900年のその先の将来に向けて動きが始まり、スポーツとアートの力をこれまで以上に感じた1年であったと思っています。千葉国際芸術祭のロゴマークですが、そもそものロゴマークの趣旨が、繰り返しになりますが、市民一人一人、地域それぞれの多様な「ち」からまちづくりを始めて、地域の可能性を開いていこうという意味を込めてのロゴマークでありましたが、文化芸術面だけではなく、スポーツなど、未来を切り開く動きがあったと思います。1年を象徴する文字として、芸術祭のロゴマークである平仮名の「ち」を今年は選ばせていただきました。
発表事項の1点目は以上です。
続きまして、発表事項の2点目ですが、千葉市動物公園リスタート構想アドバンストプランの策定です。
動物公園の開園50周年に向け、リスタート構想アドバンストプランを策定しましたので、お知らせします。
平成26年に動物公園のリスタート構想を策定し、来園者満足度の向上、にぎわい創出に向けた取り組みを実施してきました。リスタート構想の策定から10年以上が経過しており、社会情勢や動物園を取り巻く状況の変化に対応するために、生物多様性の保全、SDGsの達成への貢献、アニマルウェルフェアの向上など、新しい視点を加えて今後の取り組みを進め、リスタート構想の具現化を目指していきたいと思います。
取り組みは大きく4つあり、1つ目は湿原ゾーンと森林ゾーンの整備です。「動物の暮らしを魅せる」展示空間の創出を整備方針とし、生息環境を再現していくことで、飼育環境の充実はもちろん、来園者が動物や動物の生息地、そしてそれを取り巻く環境問題などについて学べる空間をつくっていきたいと思います。湿原ゾーンでは、ハシビロコウやビーバー、カピバラ、コツメカワウソなどを展示し、ハシビロコウにつきましては、アジアで初めての繁殖を目指していきたいと思います。森林ゾーンでは、ゴリラが群れで生活できる空間を整備し、繁殖を目指すとともに、ホンドザルを中心とした千葉ならではの展示を行っていきたいと思います。
2つ目は大池ゾーンの整備ですが、大池全体を大型のビオトープとして位置付け、生物多様性や生態系を観察・体験できるエリアにしていきたいと思います。
3つ目は、国内希少種の保全事業ですが、これまで培った飼育下での繁殖の技術を生かし、国内希少種の保全に取り組んでいきます。また、この事業を通じて、啓発活動を進めるとともに、種の保存法における「認定動物園」の認定も目指していきたいと思います。
4つ目が登録博物館としての取り組みです。千葉市動物公園は、令和6年11月に博物館法で規定される登録博物館に登録されました。収集・保管、展示・教育、調査・研究などの基本機能をさらに充実させ、これからの博物館に求められる役割を果たしていきたいと思います。
最後に目標ですが、魅力ある新しいゾーンの段階的な整備に加え、生物多様性の保全、社会教育施設としての機能の充実、趣向を凝らしたソフト事業を実施することで、リスタート構想の具現化を進めていきたいと思います。また、安定した経営も同時に目指していかなければなりません。明確な指標を設定した上で、来園者数の増、経費の縮減、収入の拡大に取り組んでいきたいと思います。こうした施策を通じて、開園50周年にはリスタート構想の最終目標である年間入園者100万人の達成を目指していきます。
次が発表事項の3点目です。こちらも動物公園の関係で、動物公園のさまざまな課題の解決を目的に、学校法人創志学園IPU・環太平洋大学国際経済経営学部様と連携協定を締結しますので、お知らせします。
この協定により、動物公園の課題であるアニマルウェルフェアや、来園者に対するサービスの向上を目指し、動物と機械における通信と制御を統一的に捉える理論「サイバネティクス」の視点を取り入れた環境エンリッチメントの具体的な対策の実施を図っていきたいと思います。
動物公園では、これまで令和元年から木更津高等専門学校様と連携しており、「サイバネティクスIn ZOO」をテーマに、IoTを活用した飼育動物への環境エンリッチメントの実現を検討・検証してきました。その成果として、夏場のゴリラ舎における制御ミストシステムの研究において、一定の効果を確認できたことが挙げられます。この取り組みを木更津高専で牽引されていた栗本育三郎教授が、このたび、木更津高専からIPU・環太平洋大学にご異動されたことを機に、さらなる「サイバネティクス」の活用と、検討領域を広げることに合意することになり、今回の協定締結に至りました。
主な連携事項は記載のとおりで、4点あります。
今後「サイバネティクス」のアプローチから、動物公園の課題に対する具体的な対策を図っていきたいと思っていますし、同学部が持っておられるDXイノベーション・環境ホスピタリティ・経営・教育などの学術的な知見から、動物公園のさまざまな課題対策を検討し、実施をしていきたいと思います。事業計画の詳細は、今後、共同で作っていく予定ですが、具体的な取り組みとして、先ほど申し上げたゴリラ舎における制御ミストシステムについて、検証段階で得られた成果を踏まえて、令和8年の夏に向けて実装していくことを計画しています。
本日、この会見の終了後、市長応接室においてIPU・環太平洋大学学長の大橋節子様にもご出席いただき、協定締結式を行います。引き続き、皆さまにはぜひ取材をお願いしたいと思います。
発表事項は以上ですが、最後に私から1点お知らせがあります。
既に発表していますが、千葉市とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社様は、持続可能なまちづくりに向けた包括的な連携に関する協定を締結することになりました。地域課題の解決に向け、千葉市では民間企業や大学などと連携し、テクノロジーを活用してまちの課題を解決していく取り組みを進めています。
一方で、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様は、行動指針の1つに地域密着を掲げられており、自治体や地域の金融機関が進めている地方創生の取り組みを積極的に支援されています。
今回、同社と協定を結び、双方が持つ資源、ノウハウを有効に活用して、100年先に引き継いでいける持続可能なまちづくりの実現を改めて目指していきたいと思います。
連携事項は、交通安全、防災・災害対策、高齢者支援、スポーツ振興などです。具体的にはVRを活用した交通安全講習、水災時のドローン映像提供、またAIによる健康寿命増進イベントなどを予定しています。キッズ・ゾーンの啓発や高齢者の安全対策、パラアスリートによる学校訪問事業も併せて進めます。
協定締結式につきましては、明日12月26日の13時45分から、幹部会議室にて行います。協定締結式の終了後、連携に基づく取り組みのうち「VRゴーグルを用いた危険運転体験コンテンツ」と「AI身体機能分析ツール」をご体験いただけますので、ぜひこちらも取材いただければと思います。
私からは以上です。
(職員)
モニターに映している資料に誤りがありましたので、お詫びして訂正させていただきます。千葉市政10大ニュース5位のこども・若者基本条例、ネーションズリーグは同一5位になります。

質疑応答

(記者)
今年の市政10大ニュースですが、市長から見て最も印象に残ったニュース、1番のニュースを1つ挙げるとしたら、どれになるか教えていただけますでしょうか。
(市長)
今年1年を振り返ると、今年は市長選挙がありましたので、市長選挙で2期目の信任をいただいて、マニフェストに基づく実施計画の案をほぼ取りまとめ、具体的に動き出すということが一番ですが、それだけでは自分のことだけじゃないかと言われますので、千葉市にとってどうかと言われますと、やはりスポーツの力をこれまで以上に感じた1年だったと思います。ストーリー性あふれる、2チームがダブル昇格を成し遂げて、さまざまなバックグラウンドを持つ市民の皆さまの共通項として、地域に対する誇りと愛着が深まった年だったと思います。
(記者)
動物公園について、動物公園の役割は、以前からのレジャー的な機能から、今回、学びや研究機能に重点を置いたような構想になっていると拝見して、動物公園の役割についてどのように考えていらっしゃるか伺えますでしょうか。
(市長)
動物公園はさまざまな機能があります。動物の展示ももちろんそうですが、研究などを行う博物館としての機能や、種の保存という、これも動物園が持つ基本的な機能だと思いますが、そういった点に力を入れていく、何度も訪れて学びが深まる施設にしていきたいと思っています。
(記者)
千葉開府900年の節目の年となりますが、どのような市政運営をしていきたいか、来年に向けて臨んでいきたいか、お気持ちをお伺いできますでしょうか。
(市長)
市政運営の事業といいますか、どのようなことに力を入れるかという質問かと思います。まずは物価高騰対策をしっかりと取りまとめて、早急に議会の議決をいただいて、実施に向けた取り組みをしていきたいと思います。これは足元の取り組みとして早急に取り組む必要があります。
もう一つ、未来へつなぐ取り組みを具体化していかなければならないと思っています。例えば、先ほどもありましたが、マリンスタジアム、アルティーリの新アリーナ、中心市街地のほうで市民会館、また、中央公園プロムナードの再編成などがありますが、10年後、20年後の千葉市の都市基盤を形づくる主要な取り組みについて具体化する年に当たりますので、まさに未来を拓く、未来へつなぐ節目の年にしていきたいと思います。
(記者)
先ほどから市長も、今年はスポーツが重大さを感じたとおっしゃっていたと思いますが、特に今回、アルティーリ千葉も、マリンスタジアムも、両方とも幕張新都心を舞台にしていると思います。これからこの街を再構築していくに当たって、どのような街にしていきたいか、改めてお伺いしたいです。
(市長)
かなり範囲の広い質問かと思いますが、もともと千葉市の都市の構造を見ると、ベッドタウンの要素というよりも、自ら経済圏をつくって、そこに通学する方、通勤する方、そして住む方で構成されている街だと思います。ただ、川崎、横浜と違って、東京に通ういわゆる千葉都民と言われる方の割合は2割程度いらっしゃいますが、もっと多いのが、6割程度は千葉市を核に構成している都市圏、経済圏の中で活動されています。ですので、東京が栄えれば、自動的に人口が維持される街ではありませんので、我々としては千葉市を核にした経済圏、経済と文教の街の拠点性を磨いていかなければならないと思います。
これからの産業構造を考えたときに、既に千葉市は、例えば幕張メッセなどを中心としたMICEや、エンターテイメントの開催が非常に多くて、一つの経済の核をつくっていると思います。また、千葉港では製造業がありますが、その経済の主要な柱の一つとして、やはりエンターテイメントというのはあると思います。その舞台として、マリンスタジアム、そしてアルティーリの新アリーナ、もちろんバスケットの試合も開催されますが、レギュレーションが変わらなければ年間30試合で、ほかの日は、例えば音楽やエンターテイメントの場所として運営していきたいという意向が伝えられています。そう考えると、千葉市が今、経済の柱の一つにしているMICEやエンターテイメントが将来に向けてリニューアルをして、さらに活性化されていくための事業が立ち上がってきたのは今年だと思います。千葉市の経済の柱としての、今年、具体化された事業をしっかりと検討して、具体化の度合いを上げて、将来の千葉市の経済の活性化に確実につなげていくことが必要だと思います。
(記者)
本日の発表事項ではありませんが、先日発表された、アルティーリ千葉さんの現本拠地である千葉ポートアリーナの命名権について、改めて狙いをお伺いしたいです。
(市長)
これまで練習、大会の場所として、また二十歳の集いの場所として、市民の皆さまのさまざまなシーンの舞台となってきたポートアリーナですが、それだけでも既に集客力はあると思っていますが、アルティーリ千葉がホームアリーナとしていただいたことで、その知名度、その場所がもつ価値というのは大幅に上がってきたと思います。まさに市民の皆さま、アルティーリ千葉、行政が連携して、エリアの価値を高めてきたのがこれまでのアルティーリ千葉とのホームタウン事業だと思いますが、その一環として、ネーミングライツとしてお買い上げいただける地盤が整ってきたと思っていて、今回、公募を行う準備をしています。今回、4年間という期限を区切り、先ほど申し上げたように、海浜幕張のほうに移転する計画がありますので、それまでの間で、今のポートアリーナの広告としての価値をぜひ評価していただきたいということで、条件設定をして、公募を行います。
(記者)
千葉開府900年ということで、来年大きな節目を迎えますが、どのような千葉市にしていきたい、どのような生活を市民に送ってほしいと思われますか。
(市長)
いよいよ来年、千葉開府900年を迎えます。先ほど申し上げましたが、未来へつなぐ節目の年としていきたいと思っていまして、市民、企業、団体といった多くの皆さまと千葉市の将来像を共有し、豊かな千葉市の実現に向けてともに歩み出す、まさに未来へつなぐ節目の年にしていきたいと思います。記念祭りや、1,000万人ラジオ体操イベント、また記念パレード、また高校生のアントレプレナーシップ研修の海外での実施なども予定していて、さまざまな場面で千葉開府900年を記念した事業を行っていきますので、ぜひ市民の皆さまにはご注目いただいて、ご参加いただきたいと思います。
(記者)
おこめ券について、国から食糧支援としておこめ券を配布というような話があると思いますが、千葉市としては配布するのかしないのか、その理由についてお伺いできればと思います。
(市長)
おこめ券の配布については、政府から食料品高騰対策の一つの手法として示されているものですが、今回の食料品高騰対策として、千葉市がどのような手法で実施するかについては現在検討中です。検討に当たっては手数料率と事務費の両立や、買える商品の範囲、お店の数、また実施までの期間を検討して、今の千葉市にとって最適なものを選択していかなければなりません。今挙げた4つのものでも、全てにおいて優位性があるものというのはなくて、それぞれが一長一短あるものです。今回、今までの物価高騰対策と違って、国と県も別のスキームで対策を打ち出しているため、重複なども排除していかなければなりません。国と県がカバーしないところを身近な自治体である市が行う必要がありますので、そういったことを踏まえて現在検討中です。年明け早々に実施案を取りまとめて、議会の議決を求めていきたいと思います。
(記者)
では、年明けの時点で食料品の高騰対策について、おこめ券ではなければこういうことをしようというところまで決める予定ですか。
(市長)
そうですね。できるだけ早くまとめてお示ししたいと思います。
(記者)
先週、首都直下地震の想定が見直され、これも12年ぶりという大きな想定だったのですが、やはり千葉県もはじめ、帰宅困難者がたくさん出ると思います。一時滞在施設の数はどこの都市も足りていないと思いますが、市として、帰宅困難者の対策について、どのように重きを置いている、どのように考えているかと、施設が足りないということについては、どのように考えていらっしゃるかお聞かせください。
(市長)
首都直下地震の被害想定について、新たに公表されていますが、千葉市が備えるべき災害の最大の災害の一つが首都直下地震であり、これまでもさまざまな対策で事前の準備をしているところです。現在、千葉市でも独自に地震被害想定調査の見直しを実施しており、来年の夏頃にある程度のものが出来上がってくると思っています。この調査結果を踏まえ、まず、ご家庭での備蓄、建物の耐震化、家具の転倒防止、出火防止対策などを改めて市民の方にお願いしたいと思います。帰宅困難者対策についても、千葉市も独自で行った調査の結果に基づき、どのような対策がこれまで以上に必要なのかについて検証しなければなりません。ただ、受入施設側の状況もありますので、千葉駅の周りだけで確保できるのか、蘇我駅、海浜幕張駅でどこまで必要なのか、また一つの駅の周辺だけで受け入れられない場合に、例えばモノレールで市役所のほうに運ぶのか、モノレールは災害に強いと一般的に言われていますので、さまざまな状況を考えながら、新たな被害想定に必要な対策について、検討を深めていきたいと思います。
(記者)
一時施設が足りなくて、民間企業に協力してもらうことが不可欠になってくるかと思いますが、その辺り、市長としては積極的に進めていきたいとか、思いのほうはいかがでしょうか。
(市長)
千葉市内の都心部に事業所などを構える民間企業については、災害時の対応について、私は非常に協力的な対応をしていただいていると思っています。まず企業で働く従業員の皆さまにとっては、帰宅せずに一時的に社内にとどまってもらう対応を、多くの会社で事前に計画に盛り込んでいると思います。その中で、空間や場所に余裕があるという場合は、社外の方も一時的に受け入れていただく意向のある会社もございますので、今回、被害想定が改めて出ましたが、その被害想定の下でシミュレーションを行い、改めて民間企業の皆さまにどのようなお願いをすべきなのか検証したいと思います。
(記者)
先ほどのネーミングライツに関連して、ジェフユナイテッド市原・千葉がJ1に昇格したことで、フクダ電子アリーナを含む千葉市蘇我スポーツ公園のネーミングライツについて、現在、年額2,500万円がJ1昇格によって5,000万円に上がるということで、契約を取っているフクダ電子さんは来年の3月末に5年契約が切れるはずです。来年の4月からまた新しい会社が入るのか、フクダ電子さんが継続してネーミングライツを取るのかは不明ですが、J1昇格ということで年額5,000万円にアップするはずです。市としての上がった分はどういうことに使いたいか、行政としてはメリットもあると思うので、その辺のところを伺えたらと思います。
(市長)
フクダ電子アリーナの命名権については、フクダ電子さんと契約をしていますので、その契約に基づいて、今後の対応について協議させていただくことになります。一般論として、ネーミングライツについては、市内いくつかの施設でネーミングライツを選定していますが、その施設の改修や維持管理などに使わせていただいており、市税で実施するだけではなく、ネーミングライツ料を充てることで、行革にもつながっている側面があります。
(記者)
動物公園の入場料についてお伺いします。この間の議会の一般質問で入場料の見直しを検討する必要があるという話が出てきました。動物公園は登録博物館に認定され、博物館法で入場料は原則無料ということも定められています。現在、千葉市の動物公園は中学生以下無料ということで、そういった趣旨とも現時点では合致していると思います。一方でほかの博物館、美術館は経営が苦しいという面があって、実際には入場料を取っていたり、値上げをしているところもあります。市長のお考えとして、登録博物館になって、教育という役割がより求められるようになってきた点と、経営のバランスについてどういった考えを持っているのかお伺いできればと思います。
(市長)
公共施設の入場料をどの程度の水準に設定するかというのは、さまざまな観点で検討していく必要があると思います。現在、公共施設、美術館、博物館含めて、維持管理、また企画展の経費なども上がっている状況ですので、提供する価値に見合う入場料については、お支払いいただけないかということで、今の展示内容、また、時代にふさわしい料金設定を検討していく必要があると考えています。
ただ単に料金を上げるのではなく、美術館も動物公園も展示内容をリニューアルして、価値ある展示物に改装してきていますので、そういった価値に見合う料金というのがどの程度の水準なのか、また、教育目的の場合、団体利用の場合、さまざまな料金設定が今でも可能になっていますので、それぞれの利用の仕方などに合わせた最適な料金設定について、施設ごとに考えていく必要があると思っています。
(記者)
千葉市動物公園のハシビロコウの繁殖を目指すという点について伺います。なぜハシビロコウのアジア初となる繁殖を目指すことにされたのかという選んだ理由と、それを叶えるためには、設備とか、知識のあるスタッフさんを入れるとか、何か取られる工夫があるのかというのをお伺いしたいです。また、恐らく国内では、神戸のどうぶつ王国さんが同じように繁殖を目指して取り組みをされていると思いますが、そういったところとの連携や、参考にする取り組みなど、何かしらの関係性があればお伺いしたいです。
(市長)
希少動物の種の保存というのは、動物園に課せられた使命だと思っています。千葉市動物公園もこれまでさまざまな種の保存について取り組んできて、一定の技術があります。ハシビロコウにつきましては、千葉市動物公園の象徴的な動物であると思っていますし、人気の高い動物でもあります。その繁殖については、まだ国内では実現していませんので、これまで培ってきた千葉市動物公園の技術をハシビロコウの種の保存にぜひとも生かしていきたいということで、ハシビロコウを、繁殖を実現する種に選定し、取り組んでいきたいと思っています。どのような技術が必要なのかについては所管のほうからお願いします。
(職員)
技術については他園との横の連携がありますので、そちらと連携しながら取り組んでいきたいと思いますし、国内で唯一、本市の園だけが卵を産んだという実績もあります。我々も今までの積み上げがありますので、その辺りをしっかりと反映させながら、繁殖を目指していきたいと考えています。
(記者)
神戸のほうとのつながりは特にないですか。
(職員)
同じ日本動物園水族館協会に加盟していますので、横のつながりがありますし、担当者もこの間、現場を見ていますので、当然連携をしていきたいと思っています。
(記者)
本日の発表項目外になりますが、富士見地区で車両の通行規制の取り組みをされて、先週終わったところだと思いますが、その振り返りと、取り組みの直後になるので難しいかもしれませんが、感じられた効果や課題などがあればお伺いできますでしょうか。
(市長)
臨時の車両規制ですが、まさに今、検証中です。今後についてはまだ決めておりません、千葉県警察の評価も聞く必要があると思っています。当日の状況としては、もちろん、その通りには違法駐車がない状況で、その周辺に流出するとも考えましたが、ゼロとは言いませんが、懸念していた周辺の地区に違法駐車が単に移動するという状況ではなかったと思っています。詳細は検証して、今後どう生かしていくのか、千葉県警察、また地元の方、千葉市で協議を重ねていきたいと思います。
(職員)
ほかにご質問はありますか。
ご質問がないようですので、以上で市長定例記者会見を終了します。

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総合政策局市長公室秘書課報道室

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