更新日:2026年3月2日

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動画とテキスト(令和7年10月9日)

動画

テキスト

冒頭発言

それでは、発表事項の説明に先立ち、本日の私の服装についてお話しさせていただきます。
10月1日に既に発表済みではありますが、本日私が着用しているのは、「千葉市をカッコよく、千葉市からカッコよく」をテーマに、株式会社ZOZOと千葉市が連携して作りましたシゴト服です。
千葉市では、職員の働きやすさと市民サービスの質を高めることを目的として、昨年5月から通年で軽装を認めるナチュラルビズを導入していますが、職員からはどんな服を仕事着として着ればいいのか、最適なのか、許容限度はどこまでなのか少し分かりにくいという服装選びに迷う声がありました。公務職場の傾向として、どういった服を着ていいのか、なかなかコーディネートを不得手とするような職員が多いのではないかと思いますし、実際私もそうです。カジュアルに行きましょうと言われましても、一体何を着ればいいのかと悩んだあげく、ジャケットにワイシャツということに落ち着くケースが多くの職員で、特に男性職員にあるのではないかと思っていて、ナチュラルビズもいまいち進まないという状況にあったと思います。そうした中で、ZOZOさんから「千葉市の課題を解決できるシゴト服を一緒に考えたい」とご提案をいただき、このたびZOZOさんの協力を得て、千葉市のナチュラルビズにふさわしいアイテムを開発していただくこととなりました。迷わず選べる新しいシゴト服で、「カジュアルビジネススタイル(カジビジ)」と呼んでいます。
私の着ている服がそのアイテムの一つですが、軽くて着心地がよく、動きやすいものです。色や形など見た目も落ち着いていて、オフィスカジュアルにふさわしいものだと感じています。
今回のプロジェクトをきっかけに、自分らしい働き方をいま一度考え、魅力あるまちづくりを進めていければと思っています。どうぞよろしくお願いします。
それでは、発表事項に移ります。
1番目が市民サービス向上に向けた窓口業務の見直しです。
千葉市では、市民サービスのさらなる向上を目指し、来年1月5日から、市役所や区役所などの開庁時間を見直すとともに、区役所や市民センターにおいて、申請書記入のご負担を減らす「書かない窓口」を導入します。
まず、開庁時間の変更ですが、現在の開庁時間は午前8時30分から午後5時30分までの9時間で、全国の政令指定都市や県内の市町村の中では最も長いものとなっています。これを、午前9時から午後5時までの8時間に変更することで、業務改善や企画立案、事務ミスの防止などの取り組みに充てる時間を確保し、市民サービスの質の向上につなげていこうとするものです。
対象は、市役所本庁舎や区役所、保健福祉センターなどの窓口です。
この見直しに関連する事項として、千葉市ではオンラインで申請できる手続を拡充するなど、窓口に行くことなく手続きができる環境づくりとして「行かなくていい窓口」を推進しています。令和6年度時点で、オンラインで可能な手続きは約770種類と、5年間で約1.4倍に増加しており、実際の申請件数ベースで見ても、これらの手続きの半数以上がオンラインでなされるようになりました。まだまだ伸び代はあると考えていますので、これからもこうしたサービスの分かりやすい周知や普及促進を行い、できるだけ多くの方に活用いただけるように努めていきたいと思っています。
次に、「書かない窓口」の導入です。
これは開庁時間の見直しと同時に導入するもので、これまでお話ししたように、千葉市の基本的な考え方としては、市民の皆さまが区役所などの窓口に実際に行かなくても手続きが済むような「行かなくていい窓口」を目指していますが、転入手続きなど、法令上、対面の手続きが必要な場合や、デジタルに関して不慣れな方もいらっしゃいます。そうした方々に対して、窓口における負担を減らすために、令和8年1月5日、これは開庁時間の変更と同日ですが、「書かない窓口」を導入します。
これまでは、引っ越しの手続きや住民票の写しなどの証明書の申請の際には、住所や氏名など、同じ情報を何度も複数の書類に記入する必要がありました。市民の皆さまにとって大きな手間となっていましたが、別紙でお配りしている手続き事例の資料にあるように、例えば家族4人で転入手続きをする場合は、氏名、住所などを35回記入することもあり、特に手続きに不慣れな方や、ご高齢の方などにとっては記入そのものが大きな負担となり、後続の方の待ち時間の増加にもつながっている状況でした。
今回の「書かない窓口」では、窓口で職員が本人確認と申請内容の確認を行った上で、申請書をシステムで作成します。署名以外の氏名、生年月日、新旧住所などをプレ印字して書類を作成します。申請者の方は、その内容を確認して、署名いただくだけで手続きを完了させようというものです。
対象となる窓口は、各区役所の市民総合窓口課6カ所と、各市民センターの12カ所です。先ほどお話しした、現行では35回記入する必要がある書類ですが、今回の書かない窓口の導入で6回署名していただければ手続きが完了するようになります。
対象となる手続は、転入、転出、転居などの住民異動に関する手続きや、それに付随するマイナンバーカード、児童手当、子ども医療費助成、国民健康保険、国民年金などの手続き、さらに住民票の写しなどの証明書の取得も含まれます。
証明書の交付手続きについては、今回の書かない窓口を確実に運営していくために、段階的に導入することが必要だろうということで、令和8年2月からの開始を予定しています。
こうした取り組みにより、業務の効率化と市民の利便性の向上を両立させ、限られた人員の中でも、質の高い行政サービスの提供を実現していきたいと考えています。
続きまして、発表事項の2点目です。空家等管理活用支援法人の募集のお知らせです。
全国的に空き家の増加が社会問題となっており、地域の安全や景観、さらには防災面にも影響を及ぼしています。この課題に対して、官民が連携して取り組む体制を強化するために、千葉市では、空き家の管理や活用に関する情報提供や相談対応を、公的な立場で行う「空家等管理活用支援法人」の募集を開始することにしましたので、お知らせします。
今回の制度は、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき、市町村から指定を受けた支援法人が公的な立場で民間法人の知識やノウハウを生かして、空き家所有者に対する、相続などの個別の事情に合わせた相談や活用方法の提案を通じて、空き家の適切な管理・活用を進めることを目的としています。
支援法人の要件ですが、特定非営利活動法人、いわゆるNPO、一般社団法人、公益社団法人、一般財団法人、公益財団法人、また、空き家の管理・活用を目的とする民間企業で、「法人の業務の適切さ」、「法人の業務体制」、「法人の経理的基礎」の観点から必要な事項を審査して認めた会社について、来年2月に五つ程度の法人を指定していきたいと考えています。
指定に当たりましては、空き家の所有者の方が安心して不動産・建築・法務の専門家と連携をして、賃貸や売却、地域活用などの相談や依頼ができる法人であることを要件としています。また、行政と連携して空家等対策に取り組んだ実績も今回、求めていますが、募集期間中に千葉市との連携や後援により、相談窓口や空き家セミナー・相談会を実施し、それを実績としていただくことでも申請を可能としています。新たに挑戦したい団体の皆さまにもぜひ関心を寄せていただき、積極的な申請をお願いしたいと考えています。
申請期間は、明日10日から令和8年1月30日までで、申請方法は郵送または持参としています。申請書類は都市安全課で配布するほか、市のホームページからもダウンロードしていただくことができます。
千葉市では、安全、安心な住環境の形成に向け、地域の関係者の皆さまと空き家の解消を進めていきたいと考えています。今後の空家等対策についてもご注目いただければと思います。
次に発表事項の3点目です。郷土博物館の展示リニューアルオープンです。
千葉城の通称で親しまれている千葉市立郷土博物館ですが、来年の千葉開府900年に向け、令和6年9月末から休館しています。現在、常設展示の改修工事を進めているところですが、この改修工事が完了し、11月8日土曜日にリニューアルオープンすることとなりましたので、お知らせします。
今回のリニューアルは、「郷土千葉のあゆみ、そのダイナミズムがわかる博物館への再生」をコンセプトに、展示テーマを「陸と海・人とモノを結ぶ「千葉」」として、千葉の歴史の流れを体感できる構成としています。
主な特徴は3点あります。
まず1点目は、千葉市の通史展示が整備されることです。「原始・古代」「中世」「近世」「近現代」の四つの時代に区分し、時代の転換点には「変わりゆく時代」という項目展示により、歴史の躍動感、動きを感じていただけるように工夫しています。
特に、千葉市の礎を築いた千葉氏については、鎌倉幕府創設に貢献した千葉常胤の活躍や全国に広がった一族、本拠とした中世千葉のまちの様子を展示したほか、映像でも紹介するコーナーを設けており、理解を深めていただける内容としています。
2点目は、体験型展示の充実です。土器に触れられるハンズオン展示や、また千葉氏や近代の海岸に関する映像のコーナー、また二次元コードを活用した資料の解説など、楽しみながら学べる工夫を随所に取り入れています。
3点目は、施設の使いやすさの向上です。展示順路を明確にし、カラフルなダイナミックラインで動線を示しており、来館された方が迷わず展示を楽しめるようにしています。
私も先日、工事中の現場を見学させていただきましたが、これまでと比べて歴史の流れが分かりやすくなっていると思いますし、各フロアでの動線も明確にしていますので、流れに沿った歴史の理解が進むのではないかと思います。まず1階の部分でプレ展示、全体像を見ていただいた上で5階に上がっていただき、現代の千葉市の実際のまち並みを展望コーナーから見ていただいて、4階から順番に原始・古代、中世、近世、近現代ということで1階に戻ってくる内容となっています。
千葉開府900年の前年にオープンすることとなりますが、千葉開府900年というのは千葉市の歴史、文化、自然の豊かさを知り、その上で千葉市の将来像を市民の皆さま、事業者の皆さまと共有して、どうしたらそれを実現できるのか、解像度を高めていく節目の年であると思っています。まずは千葉市のまちの変遷、歴史を知ることで900年につなげていきたいと思っていますので、この時期の開館というのは大きな意義があるものと思っています。
リニューアルオープン当日の11月8日ですが、午前9時30分から、記念式典を開催します。式典では、北辰一刀流による演武や、葛城中学校吹奏楽部の演奏が披露される予定です。また、千葉氏のVRゲーム「月星の記憶」の体験や、来年3月の千葉城さくらまつり、これは千葉開府900年のオープニングを飾る位置づけですが、そこに飾る予定の竹灯籠を作る体験コーナーもあります。鎧の試着体験など、関連イベントも予定していますので、ぜひこの機会にご来館いただければと思います。
報道機関の皆さま向けには、リニューアルオープンに先立ち、内覧会を実施しますので、ぜひ新しくなった郷土博物館をご覧いただき、ご紹介いただければと思います。
続きまして、発表事項の4点目です。千葉市美術館企画展「開館30周年・千葉開府900年記念 千葉美術散歩」の開催です。
千葉市美術館のコレクションの柱の一つとして、「千葉市を中心とした房総ゆかりの作家」がありますが、これに着目した企画展を11月1日から1月8日まで開催します。
千葉市美術館は1995年11月3日に開館し、今年で開館30周年を迎えます。この30周年を記念し、1年を通じてコレクションの柱となる浮世絵や江戸絵画、現代美術を紹介する企画展を行ってきました。
今回の企画展「千葉美術散歩」ですが、千葉市美術館がある千葉という「場」をテーマに、千葉ゆかりの作家とその絵画作品と資料、約300点で明治期から現代までの千葉市域のアートシーンを検証していこうとするものです。
主な場所としては、明治時代に観光地や保養地として栄えた稲毛や、近年人気の高い画家である田中一村が奄美に向かう前に20年住み、地域の支援者と交流しながら画風を模索した千葉寺町や、千葉の美術団体設立に尽力した作家の無縁寺心澄が描いた都川などを取り上げます。
また、県立千葉高等学校の前身である旧制千葉中学校で美術を教えた堀江正章氏ですが、柳敬助、菅谷元三郎、板倉鼎、遠藤健郎など多くの千葉ゆかりの画家も育てられました。今回の企画展では、彼らの作品が残っている県立千葉高等学校からもご協力をいただき、作品28点をお借りし、展示することとしています。
展覧会の最後には、千葉市美術館の建築にも注目し、設計した大谷幸夫の仕事や美術館建設当時の資料などをご紹介することにしています。
展覧会では千葉市域の歩みと展示を織り交ぜ、当時の社会状況とアートシーンをつなげてお見せする内容となっています。ぜひこの機会に千葉市にお住まいの皆さまにご覧いただき、絵画作品を通じて千葉市の歴史と文化に触れていただきたいと考えています。
開館記念日の11月3日は開館30周年を記念し、どなたでも無料でご覧いただけます。ぜひ足を運んでいただきたいと思います。
また、展覧会の関連イベントとして、著名な建築史家で、浜松市の秋野不矩美術館などユニークな建物の建築家としても知られている藤森照信氏をお招きし、市美術館の建築に関する記念講演会を行うほか、街歩きイベントなどさまざまな催しも開催しますので、展覧会とともにお楽しみいただければと思います。
展覧会会期前日の10月31日14時から、記者の皆さまへの披露説明会を行います。内容や主な展示作品の見どころについて、担当の学芸員からご説明します。
また会期の初日、11月1日9時30分からは美術館1階「さや堂ホール」において、「千葉市美術館開館30周年記念式典・千葉美術散歩開会式」を開催します。開館30周年を記念したテープカットなども予定しており、私も出席予定です。ぜひ取材いただき、PRにご協力いただければと思います。
続きまして、発表事項の5点目です。「千葉湊大漁まつり-第49回千葉市民産業まつり-の開催」です。
11月1日土曜日に、千葉ポートパークで千葉湊大漁まつりを開催します。
この大漁まつりは市民の皆さまに、千葉県、そして千葉市の豊かな食や特産品、文化などを楽しんでいただきながら、地域の魅力と価値の向上、地産地消の推進、交流人口の拡大などを図るため、毎年11月に開催しています。
昨年度は残念ながら雨天中止となりましたが、今年も恒例となっている「大盤振る舞い」をはじめ、出店エリア、体験ブース、ステ-ジなど、内容を一層充実させています。
「大盤振る舞い」では、毎年好評のサザエのつぼ焼きのほか、船橋市の漁業協同組合のご協力によるコノシロのつみれ汁を提供します。これまでは午前のみの配布としていましたが、今回は午後も配布することで、より多くの方にお楽しみいただきたいと考えています。
また、千葉市食のブランド「千」の認定品からは「メタル小松菜」、千葉県産にんじんの「彩誉」を100%使用したジュース「濃いにんじん」の2品をご用意しています。これらを含め、合計6種類の振る舞いを昨年以上にご用意していますのでお楽しみください。
体験ブースでは、ジェフユナイテッド千葉とアルティーリ千葉のご協力によるスポーツ体験に加えて、淑徳大学の学生による車いすバスケットボール体験なども予定していますので、幅広い世代の皆さまにお楽しみいただける内容としています。
小さなお子さま連れの方も安心してお楽しみいただけるように、屋外に授乳室を設けるほか、隣接の千葉県立美術館にもご協力をいただき、授乳室を設置します。
さらに、第2会場として、そごう千葉店の地下の食品売場「山金」さんで、11時から新勝浦市漁業協同組合を含む千葉県各地から直送した新鮮な海の幸も販売します。「木更津おかそだちサーモン」の試食販売会や、まぐろの解体ショーも予定しています。こちらも大変好評をいただいている取り組みですので、ぜひ第2会場にも足を運んでいただければと思います。
当日は、県立美術館ではワークショップの開催や、千葉ポートタワー前の広場でも子ども縁日、銚子観光協会の皆さまによる銚子特産品の販売も行われます。さんばしひろばや国道357号でもイベントを開催しますので、千葉みなとエリア全体がにぎわう日になります。ぜひ足を運んでいただき、千葉の魅力を体感していただければと思います。
発表事項は以上ですが、1点私からお知らせがあります。
既に発表していますが、千葉開府900年を記念し、市内経済を牽引するグローバルな企業や起業家の育成、輩出を目的とした「千葉市海外展開実践研修プログラム」を実施します。
これは海外展開を目指す市内の中小企業や、市内で起業を予定している方々を対象に、海外展開に向けて必要となる知識・技術を習得し、イノベーションの最前線であるアメリカ・シリコンバレーでの商談、ネットワーキングの機会を提供するものです。国内研修と海外研修を組み合わせて、2年にわたって実施する予定です。
今年度は、国内研修を全4回実施し、海外市場のトレンドや、英語によるプレゼンテーションスキルなどについて学んでいただくものとなっています。
その後、令和8年度の海外研修では、国内研修を受講された方の中から最大5名を選抜し、アメリカ・シリコンバレーにて研修プログラムを行います。現地の企業やベンチャーキャピタルとの交流、商談、米国を代表するスタートアップイベントへの参加などを予定しています。渡航前には、参加者一人一人に対して個別の伴走支援を行い、渡航先でそれぞれの強みや経験を最大限に生かせるようサポートを行います。
現在、この研修の参加者を募集中です。募集概要は記載のとおりで、参加費として、国内研修は無料ですが、海外研修は、渡航費や宿泊費の一部相当として50万円のご負担をいただきたいと考えています。
令和5年度に、経済産業省が行った起業家のシリコンバレー派遣事業を活用し、市内の事業者を派遣した実績がありますが、千葉開府900年の節目の年に、千葉市として自信を持って実施する研修としています。
今、海外との取引や事業展開は企業の成長に欠かせないものとなっていますので、市として意欲ある事業者を全力で支援していきたいと考えています。
私からは、以上です。

質疑応答

(記者)
今のカジュアルビジネススタイルの関係ですが、ZOZOさんと開発されたということで、狙いを改めて市長のほうからお願いします。
(市長)
昨年の6月にナチュラルビズを導入しており、職員が快適に働きやすい服装を選択して、働きやすい職場環境や業務の効率化を推進していこうということで始めました。カジュアルといいますか、どこまで軽装が認められるのかというのは線引きが難しく、これまでの服装からカジュアルなものにしていくという動きがなかなか進まなかったという反省もありました。やはりコーディネートの事例をお示しするのがいいのではないかというご提案をZOZOさんからいただき、包括連携協定も結んでいることから、その協定に基づいて今回のプロジェクトを始めました。
(記者)
対外的な発信としては、例えば千葉スタイルを発信したい、魅力を発信したいとか、そのような文言は何かありませんか。
(市長)
ZOZOさんとの間でキャッチコピーを決めているわけではありませんが、市としては「千葉市をカッコよく、千葉市からカッコよく」をテーマにしています。自分らしい働き方というのはどのようなものなのかということを、役所として、新庁舎を造るときも単に机を固定して仕事するのではなく、仕事の内容に合わせた場所で効率よく仕事をしていこうということで、ハード面では一定の対応をしていますが、個人としての服装から始めた仕事の仕方については課題もあったため、今回、服装面で一定の基準をお示しすることで働きやすい職場づくりを推進していきたいというものです。
(記者)
今日の服装を選んだポイントと、着心地をお願いします。
(市長)
3種類ZOZOさんからご提案をいただき、3種類ともZOZOのサイトには私の写真が載っていて、その中で一番気に入っているものを選んで着ました。非常に動きやすく、打ち合わせも落ち着いてできるような気持ちになっています。
(記者)
開庁時間の関係でお聞きします。初めと終わり30分ずつ縮めるということですが、施錠するということでよろしいでしょうか。
(市長)
例えば住民票を取りたい、転入届をされたいという方が窓口にいらっしゃって、受け付けする時間を朝は30分遅く、閉める時間は30分早くさせていただくということです。
(記者)
庁舎そのものの施錠についてはいかがでしょうか。
(職員)
庁舎、建物自体の施錠時間を変えるところも検討しています。本庁舎については今のところ変えない方向で考えていますが、区役所などは変更する方向で考えています。
(記者)
始まりと終わりの30分の間で来る平均来庁者数、割合など数字があればお願いします。
(市長)
全ての手続きに来られている方の、合わせて7%です。開庁時間を短くするという周知を前もってさせていただき、混乱がないようにしていきたいと思います。
(記者)
最初の30分、終わりの30分とそれぞれ何%なのか分かりますか。
(職員)
朝の30分が大体4.7%、夕方の30分が1.9%です。
(記者)
業務改善、事務ミスの防止につなげるということですが、市民サービス的には短くなることで今の約7%の方が来られなくなってしまうことにつながると思います。市民サービス低下とも捉えられる可能性もあります。そこを踏まえて改めて狙いをお願いします。
(市長)
今回、開庁時間を少し狭めるということになりますが、一人の勤務時間が7時間45分ということでシフトを組んで対応しており、窓口を開ける前の事前の準備や、窓口が閉まった後の業務の整理もあって、窓口担当職員の時間外勤務が発生しやすい状況だったと思いますし、むしろ時間外勤務の発生を前提とした開庁時間の設定だったと思っています。そうしたぎりぎりの時間帯の中でやっていると、さまざまなミスも起こりやすいです。今回朝30分、夕方30分短くさせていただくことで、ミスが起こりにくい勤務時間帯になると思いますし、朝と夕方の時間をずらすことで、業務改善や企画立案に充てる時間も捻出できるのではないかと思っていますので、全体として質の高い市民サービスを提供できる開庁時間、勤務時間の設定をさせていただきたいということです。それと併せて、電子申請などそもそも窓口にお越しいただかなくても申請ができる環境もつくってきています。また、今回書かない窓口の導入と併せ、窓口にお越しいただいた市民の皆さまの負担軽減を図ることで、市民サービスの向上と受け止めていただきたいと考えていて、我々の考え方や、時間の変更については前もって十分にお知らせしていきたいと考えています。
(記者)
書かない窓口のほうですが、対象手続というのは全部で数としていくつあるのか分かりますでしょうか。
(職員)
現在、この書かない窓口の対象手続きについては、種類としては5種類ですが、住民異動に付随する手続き、これは転入されたときにお子さんがいらっしゃる場合は医療費の助成や児童手当といった付随する手続きがありますので、それを加えると6種類の手続きとなります。基本的にはこの住民異動の関係として5種類の手続が今回対象となります。
(記者)
開庁時間の短縮ということで、年明けから職員の方の時間外が短くなると思いますが、全体として人件費の削減はどのぐらい見込んでいるのでしょうか。
(市長)
一定の条件をおいた上での試算になりますが、今回の開庁時間の見直しにより、時間外勤務手当の削減効果として年間約3,000万程度見込んでいます。
(記者)
19日からアメリカとカナダに訪問されるということで、4年前に市長に就任されてから初の外遊ということになると思うのですが。
(市長)
外遊ではなく、海外出張になります。
(記者)
海外出張に対して、改めて期待することとか意気込みを教えていただけますか。
(市長)
千葉市は長くヒューストン市やノースバンクーバー市と友好関係を継続してきて、青少年交流などを行ってきました。私の就任時、1期目はコロナの感染対策が日本だけではなくて米国でも行われていて、これまで培ってきた友好都市との関係づくりが一旦途絶えてしまっているような状況でしたので、今回のヒューストン市とノースバンクーバー市の公式訪問で、これまで培ってきた友好関係を改めて確認していきたいと思います。さらにヒューストン市においては、先ほど起業家向けの海外研修プログラムのご紹介をしましたが、高校生向けのアントレプレナーシップ教育プログラムを来年予定しており、こちらも募集しているのですが、ヒューストン市の派遣を検討しています。派遣先や、プログラムづくりの最終の打ち合わせも兼ねて、合意できれば実施に向けた覚書の締結なども行い、来年の千葉開府900年の主要な事業の取り組みを確実にしていきたいと思っています。
(記者)
その視察に係る事業費の額を教えていただけますでしょうか。
(市長)
今回、松坂議長も公式訪問団の一員としてまいります。私、議長、また随行の職員の旅費など、また滞在費等含めて約2,400万円を公費で支出する予定です。為替レートが動いていますので、最終的に精算をすることになります。
(記者)
発表事項の空家等管理活用支援法人の募集についてです。まず千葉市における空き家の状況についてですが、市内全体でどれくらいの空き家が発生しているのか、数字が分かれば教えてください。
(市長)
空き家については、法令に基づき特定空家や管理不全空家などがあります。今年の9月末の時点で倒壊や、衛生的に問題のある特定空家等については30件、そうなってしまうのではないかというおそれのある管理不全空家等については25件で、合計で55件となっています。平成30年度末は145件でしたので、それよりは減少してきていますが、今後、高齢化の進展に伴い、使用目的のない空き家、管理不全空家の増加も懸念されており、継続的な取り組みが重要ではないかと考えています。
(記者)
平成30年度と比較して減少の傾向にあるということですが、現状それでも55件空き家が確認されていて、例えば所有者の方とのやり取りであったりとか、交渉とか何か困難なことが発生したりしているのでしょうか。
(市長)
一つ一つの特定空家、管理不全空家の状況はさまざまなケースがあり、所有者の方と連絡が取れているものがあれば、連絡が取れていないものもあります。連絡が取れていないものについては、このまま放置すると周辺の環境に悪影響を与える、安全に問題があるものもあります。連絡を取り、一定の対応をお願いする取り組みや、所有者が分かっているものについては所有者のご希望を伺って、どのような解決が可能なのか、不動産の事業を行っている会社におつなぎすることや、流通に乗せるのであればそれに必要なアドバイスを行うなど、ケースバイケースの対応が重要になってくるのではないかと思います。
(記者)
例えば法律的な改正で何か求められるもの、あるいは市として要望したいものがあればお願いします。
(市長)
空き家関係については全国的な課題になっていますので、法律の改正が行われていて、管理不全空家という新しいカテゴリもでき、予防的に問題が大きくなる前に対処していこうという動きになってきています。また、行政だけではなく、不動産業界で専門的な知識を持つ事業者の方の知見も活用しながら、解決に向けた動きをしていこうという枠組みができましたので、まずその枠組みを千葉市内で展開し、それぞれの課題をしっかり把握して、制度改正が必要なもの、地域で対応が必要なものに分けながら解決に向けて対応して、まずは事例を積み重ねていきたいと思います。その中で改善が必要なことがあれば国への提案などにも生かしていきたいと思います。
(記者)
シゴト服についてお伺いしたいのですが、実際導入というか、スタートして間もないところではあるのですが、何か市民からの反応はありますか。
(市長)
まだ私は市民の前でこの服を着たことがないものですから、まずは記者の皆さまにご披露しようと思って今日着てきました。9月中にさまざまな撮影の場があり、職員と擦れ違った際に、いつもとは違う反応をいただいています。市長がそんなことするんだという反応ですが、やはりカジュアルな服装で勤務ができる職場であることを職員に意識していただいて、市民の方にもご理解をしていただくための初めのステップではないかと思います。
(記者)
あと1点、通年軽装を導入ということですが、今後、市長はTPOに応じてする姿は当然あるとは思うのですが、割合としてはカジュアルな出で立ちというのも増えるのでしょうか。
(市長)
基本的に服装というのは、TPOに適応させていくのが重要ですし、やはり場にあった服装の形、清潔感というのが重要だと思いますので、初めに何割程度こうするというのはなかなか設定が難しいのではないかなと思います。例えば市立学校の卒業式や入学式にはジャケット、スーツがふさわしいと思いますので、状況に合わせた対応をさせていただきたいと思います。
(記者)
カジュアルビジネススタイルのことについてお伺いしたいのですが、市役所の職員の方1,100人の意見が反映されていると取材させていただいたのですが、市長の意見というのは何か反映された部分はありますか。
(市長)
私はどちらかというと服装に無頓着な人間で、朝あまり考えずにスーツとワイシャツを着て通勤するといったサラリーマン生活を送っていたので、カジュアルなスタイルでどうぞと言われてもどうしていいか分からない部類の人間です。そうした人でもどういったものであればいいのかということを具体的にコーディネートして示してもらえるといいのではないかという話をして、実際そうしていただいたと思っています。
(記者)
やはり導入してよかったということでしょうか。
(市長)
そうですね。そう思ったので今日着てきました。
(記者)
ノーベル賞についてですが、坂口さんが生理学・医学賞、北川さんが化学賞ということで、ノーベル賞の受賞の結果を聞いたときに神谷市長はどのように思われたか、喜びの言葉のようなものをいただければと思います。
(市長)
受賞された方と面識はございませんので、個人的に祝辞を伝えるわけにはいきませんが、最近特に日本の国力、研究開発力が落ちてしまったのではないかと悲観的な雰囲気と言いますか、そういったコメントが報道などさまざまなところで見受けられるのではないかと思います。今回、化学賞と生理学・医学賞については、日本が伝統的に強い分野だと言われていますので、この分野の日本の研究力の底力が示されて、高い研究開発力をベースに産業面など、将来に向けた研究開発が進むとよいのではないか、必ず良い影響が出てくると感じました。
(記者)
千葉大学からは出なかったのですが、やはり残念に思いますか。
(市長)
ノーベル賞というのは極めて高い分野で、大学の教育体制を評価するというよりも、研究者お一人お一人の非常に高い研究業績に対して、一定の期間を置いた後、その評価が固まって賞として差し上げられるものですので、それぞれの研究者の業績が評価されたものだと考えています。
(記者)
国政について、自民党から新しい総裁、高市さんが選ばれたということで、千葉市長として期待すること、受け止めを伺いたいです。
(市長)
まだ国会においても総理に選出されたわけではなくて、これから手続きが進んでいくと思いますが、首相に親任にされる可能性が最も高い方ではないかという前提でお話しします。まず高市総裁ですが、世襲の政治家ではなく、自ら政治家を目指され、今まで歩まれてきた方です。奈良県の地域から出身で政治家を目指されてきた方ですので、そういった意味でこれまでの歩みに敬意を表し、今回の総裁就任に祝意を表明したいと思います。
受け止めですが、ワークライフバランスのことなど捉えられていますが、総務大臣をなされていたときに私が思ったことがありまして、朝の国会答弁レクはなしになったんですよね。前日までに答弁書を届けてくれと、分からないことは翌朝電話で聞くからという取り扱いになりました。私はそのとき課長ではなかったので、直接答弁レクに行ったわけではないのですが、職員の負担はかなり緩和されたのではないかと思います。むしろ、ワークライフバランスというのをとても大切にされている方ではないかなというのが私の受け止めで、ご家族の介護などもされていると報道で知り、ご家族の介護を通じて、また総務省時代に実際にそういう対応をされたことを踏まえますと、ワークライフバランスを大切にされてきた方だからこそ、総裁という非常に厳しい職務に向き合う自分の決意を述べる際にそういった言葉を使われたのではないかなと感じました。
それから、政策的な期待ですが、さまざまな観点で進めていきたい政策についてコメントされていますが、物価高騰対策にまずは力点を置くと言われており、そこは私もぜひ進めていただきたい観点だと思います。進める際に物価高騰対策を政府が行う中でも、自治体が行政サービスを安定的に行える対策をぜひお願いしたいと思います。物価高騰対策の中で検討が進むと思っているのは、年収の壁問題にありますように控除をどのようにしていくのかということもあろうかと思いますし、ガソリン税、また軽油引取税の暫定税率の取り扱いも議論になってくると思いますが、いずれも自治体の税収、歳入に大きく影響してくるもので、一般財源の確保に影響が出るものですので、物価高騰対策を税制面で行う際には、自治体の歳入に影響ない形で進めていただきたいと思います。ガソリン税も軽油引取税も一般財源ですので、自治体として物価高騰対策を行う財源にもなっていますし、子育て、例えば子供医療費助成の財源にもなっていますので、そういったものをしっかりと確保していただきながら、税制面での物価高騰対策を行う場合には、そういった面での配慮をぜひともお願いしたいと思います。
もう一つ、今、自治体の行政サービスを提供していく中で、大きな課題になっているのが、国が価格水準を決めている行政サービスがあります。例えば医療と介護ですが、市立病院の経営を持続的なものにしていくために努力をしている中で、今の診療報酬体系では、病床稼働率を100%にしても黒字にはなりません。不採算医療を政策的に行っていますので、どうしても黒字体制になりにくいです。それでも人の配置や物資の調達などでさまざまな経営努力をして進めてきていますが、今の診療報酬体系ではやはり黒字化というのは極めて難しいというのが市立病院も、ほかの病院もそうだと思います。世の中の物価高騰に合わせて経費の水準も上がってきますので、それに対応した診療報酬体系を組んでいただく、また人件費も上がっていますので、介護報酬についてはサービスの対応によっては引き下げられたものもありますが、人件費、また光熱水費の上昇に合わせた、物価水準の上昇に合わせた公定価格、診療報酬、介護報酬の設定をぜひお願いしたいと思っています。ですので、物価高騰対策を政府がする中でも自治体がサービス提供を行える財源を確保するということと、あと物価高騰の中で行政サービスを行っていますが、それに合わせた公定価格の設定をぜひともしていただきたい、そういったことを進めていくというようなインタビューでのご発言もございましたので、その取り組みをぜひ進めていただきたいと思っています。
(記者)
入札不調についてお伺いしたいのですが、昨今、物価の高騰や人件費向上で公共事業の入札不調が全国的に相次いでいると、NHKのほうで各都道府県から聞いています。千葉市のほうはそんなに大きな影響はないようですが、今一番どのようなところに影響があるのかというのと、地域によっては学校が建てられなくて開校が遅れてしまっているというところもあります。20年ぶりの幕張の小学校は大丈夫ということですが、今後マリンスタジアムやアルティーリの新アリーナなど、たくさん大きなものがあり、必ず困難が待ち受けていると思うので、市として今つかんでいる影響と今後どのように対策を考えているのか、その2点をお伺いできればと思います。
(市長)
今回アンケートをいただき、千葉市としても該当しているとしていますのが、入札不調の最も大きな原因の一つが、建設業界の慢性的な人手不足が大きな要因の一つではないかと思っています。市として、例えば中学校の体育館のエアコン設置などについては4月当初から入札ができるように前倒しで準備をしています。不調が出てもその年の中で再入札をして、入札が成立するよう年間スケジュールを調整して不調のまま終わってしまうものが極力少なくなるよう、行政運営に支障がないよう対策を進めています。
先ほどおっしゃった大型のマリンスタジアムやアルティーリのアリーナ、これは建設自体は民間が行いますが、市としても、政令市になるときに造った公共施設の大規模修繕などもさまざま控えていますので、そういったものを一つの年に集中しないよう、市として取り得る限りの平準化対策なども行い、市民生活、市民サービスに影響がないような形で入札を進めていければと思っています。
ただ、人手不足を直接千葉市が改善するというのはなかなか難しい面もありますので、業界全体として人手が確保されるような取り組みを政府として後押ししていただくなど、関係者それぞれ役割を果たしていけるような対策を進めていく必要があるのではないかと思います。
(記者)
これまでも時期については平準化をしていたけれども、さらに今後は一つの時期に重ならないように気をつけていくということでしょうか。
(市長)
それも対策も一つだと思いますし、物価上昇もしていますので、事業を引き受けていただく側の立場に立って、適切な単価の設定など、その時々の状況に応じて入札が成立するような取り組みが必要だと思います。
(記者)
リリースの在り方についてお伺いしたい点があります。先月の19日に花見川区でDVとか、住所、個人情報を教えないでほしいというような申請をしている支援措置対象者に対して市が、本当は教えてはいけないのに教えてしまったという事案があり、プレスリリースが出ました。その中身が、どのような支援措置だったのか、DVを受けた方だったのかもわからず、期間もいつ、何月だったのかというのも今年度というような形にしたり、個人情報という言葉を使ってほとんど内容がないリリースが出ています。全国でも同じようなミスが相次いでいますが、ほかの自治体は、例えば直近で言うと尼崎市、札幌市、足立区など、DVの被害者で、いつ、どのような事案だったということがわかるのですが、内容が個人情報という一言で隠され過ぎてしまっていて、それについてやはり千葉市は政令指定都市ですし、しっかりと情報は提供するということを徹底したほうがいいと思うのですが、その辺り市長はどのようにお考えになられていますか。
(市長)
報道発表案件については、一般的な考え方としては、できる限り公開できるものは公開していく、早くお知らせするということが重要だということで、会見を行わせていただいていると考えています。例えば今回はDVの保護案件で、市が形式的にと言いますか、条件設定を当てはめれば、こういう場合は公表する、しないという判断がなじむ案件ではないと思っています。公表自体も当事者のご意向を踏まえて、公表しないでくれと言われれば公表できない案件だと思います。特定される可能性がありますので、ここまではいいです、悪いですなど、一つ一つ確認をしなければならない案件だと思っていますので、公表につきましては相手方の意向も踏まえての内容、時期になったと私は理解をしています。
当事者の意向に反した公表をすると二次被害など出てくる可能性もありますので、慎重な取り扱いが必要な部類の案件だと理解をしています。
(記者)
それは分かるのですが、当事者とすればできるだけ出してほしくないという思いもあるかもしれませんが、我々が報じることでこのような大変な案件なのだと、平成24年11月には、神奈川県の逗子市でそれをしてしまったが故に元交際相手に殺されてしまったという大きな事件もあり、大きな関心も高まっています。やはり個人を特定しないというのはもちろんですが、それを報じることで制御になるところもあると思うので、ご本人に伝える際にただ単にここまで言っていいですか、マスコミに発表していいですかではなく、発表することであなたみたいな被害がきっと減るので、ここまでは発表させてください、あなたとは特定されませんと説得みたいな形でするべきだと思うのですが、その辺りはどのようにお考えですか。
(市長)
そこはタイミングが重要だと思います。実際に事案が起きているので、報道のされ方、我々の情報の出し方によっては二次被害が生じる可能性があると思っていて、事案が発生して間もない時期については当事者ご本人の判断は最大限尊重されるべきだと私は思っています。今回、市役所のミスで保護すべき情報が当事者の相手側に伝わってしまった案件ですので、報道のされ方によっては、また新たな、当事者にとって不利な状況につながる可能性もありますので、発生当時の間もない時期の発表につきましては、当事者のご意向というのを最大限尊重すべきであると考えています。
(記者)
分かりました。意向はもちろん尊重すべきですが、それでは出している市と出していない市がすごく分かれている、というよりほとんどが出しているのに今回に限って千葉市は出さなかったという点についてはどのようにお考えですか。
(市長)
ほかの事案がどのような背景があるか分かりませんので、単純に比較はできませんが、今回DV事案だということですので、ご本人の意向を最大限尊重して対応させていただき、報道の迅速な発表等の中でバランスを取った対応を心がけたところです。(支援措置理由全般を示す意図で「DV事案」と発言しており、本案件をDVと断定するものではありません)
(職員)
カジュアルビジネススタイルの関係で2点ほど補足させていただきます。
まず1点目が、先ほどご質問いただいた市長の服の色ですが、上に羽織っているカーディガンがネイビー、その下に着ている開襟シャツもネイビーで、下のパンツがブルーです。もし色を載せていただく場合にはそのように表現していただければと思います。
あともう1点が、先ほど職員1,100人の意向を反映したというお話をいただいたと思いますが、補足させていただくと、昨年12月に職員向けの仕事服に関するアンケートを実施していて、そこでお答えいただいた職員が1,120人いました。質問としては仕事服に悩みや不満はありますかという質問をしたところ、50.9%約半数以上が「悩みがある」と答えていて、その中で回答が多かったものとしては、「服装選びが面倒」が42.1%、「職場にふさわしい服装が分からない」が36.8%、こういった悩み解決につながっていくとご理解いただければと思います。
(記者)
先ほどDV事案と回答がありましたが、そちらについても区からはどのような概要、事案に該当するものなのかというのは当時ご回答いただけませんでしたし、報道室さんともやり取りした後の回答についてもどのような事案なのかというのは答えられなかったところです。ただ、今回どのような事案だったかというのがこの場で出ているというのは、やはり出せる情報はもう少しあったのではないかと思います。報道対応に関しては事案の概要は出なかったが、今回の記者会見ではDVというところが出たというのはなぜなのか、見解を伺いたいです。
(市長)
DV事案というのは公開情報と思っていましたので、間違っていたら訂正させてください。
タイミングとして、事案発生当時に言えるのか、時間が経ってから言えることは変わってくると思いますので、一律にこれは発表できるということではなくて、同じ情報だとしても時間の経過とともに発表できないものとできるものは変わってくるということがあるということはご理解いただければと思います。
(記者)
私も報道室に抗議したのですが、もう少しここは柔軟に対応をしてほしいなと思っていて、個人情報という、もちろんプライバシーとかは分かるのですが、報じることで再発防止につなげたいという思いもありますので、バランスがそちら側に寄り過ぎていると感じました。例えば誤送付した書類が何なのかということに対しても花見川区役所のほうは対応してくれませんでした。住民票の写しなのかということもお聞きしましたが、それも特定につながるということだったのですが、それがなぜ特定につながるのかということを何度も聞ききましたが、そういう返答しかなくて、ほかの市は、今、市長もDVとおっしゃったように、その辺は大体お答えいただいています。その辺をもう少し、報道室がコントロールしているのですかね、柔軟に対応いただきたいなという要望があります。
(市長)
ご意見として受け止めさせていただきたいと思いますが、その時々のタイミングで公表する事項が、公表できるもの、時間経過共に変わってくるということはあると思いますので、ご指摘はご意見として受け止めさせていただきたいと思います。
(職員)
ほかにご質問はありますか。
ご質問がないようですので、以上で定例記者会見を終了します。

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