更新日:2023年10月2日

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千葉市建築物環境配慮制度(案)

対象施策の案

千葉市建築物環境配慮制度(案)

所管課

都市局建築部建築指導課

意見の提出期間

平成21年12月1日(火曜日)から平成22年1月4日(月曜日)※意見の募集は終了しました

対象施策の案の趣旨、目的及び背景

「京都議定書」の発効により、温室効果ガスの排出抑制に向けた対策が急務となっています。加えて、現政権においては、温室効果ガスの中期削減目標を2020年度までに1990年度比25%削減を目指すと発言するなど、温室効果ガスの排出抑制に向けた機運は、ますます高まっています。
しかし、我が国では、京都議定書の規定による基準年(二酸化炭素については1990年度)と比較して、二酸化炭素の排出量が増加しています。本市では、家庭部門や業務部門における二酸化炭素排出量の増加率が高くなっています。特に業務部門においては、建物の断熱性能向上など、抜本的な対策が必要とされています。
このような中、環境負荷への低減及び環境に配慮した建築物の建築の誘導を図るため、「千葉市建築物環境配慮制度」を制定するものです。

対象施策の案の概要

5,000平方メートル以上の建築物を新築等する場合、建築主はキャスビー(CASBEE)により、当該建築物の環境性能を評価し、当該評価結果を着工前に市長へ届け出ることとします。
市長は、届出された評価結果の概要をインターネットや窓口で公表することとします。
5,000平方メートル未満の建築物を新築等する場合も、建築主は同様に市長へ届け出ることができます。
建築物の環境性能の評価に際しては、「CASBEE-新築(簡易版)」により行うこととします。

【参考】キャスビー(CASBEE)

建築物総合環境性能評価システム「キャスビー(CASBEE)」は、平成15年に国土交通省、学識経験者など産官学の共同により開発されたシステムです。
建築物の環境配慮の考え方としては、機能性や快適性、安全性などの品質や性能を高めることが必要となります。建築物が良質なストックとして建築されれば、長期間使用されることにつながり、ライフサイクルを通した環境への負荷低減に貢献するものです。
また、敷地の外部に対する環境負荷を低減することが必要となり、ヒートアイランド現象と呼ばれる都市の温熱環境の悪化防止や建築や解体の工事に伴う産業廃棄物の減少などにつながります。
キャスビーでは、こうした建築物の環境に関わる品質・性能にかかる要素(Q:クオリティ)、環境負荷にかかる要素(L:ロード)のそれぞれの環境配慮項目について取組を評価します。これらを統合し、建築物の環境性能効率(B:ビー)という数値を用いて、建築物の環境性能を総合的に評価するようになっています。
建築物の環境性能効率(B)は、B=Q/Lで算出され、環境に関わる品質・性能(Q)を向上させ、また外部負荷(L)を低減するほど高くなります。

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このページの情報発信元

都市局建築部建築情報相談課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所低層棟4階

ファックス:043-245-5887

johosoudan.URC@city.chiba.lg.jp

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