更新日:2026年9月29日

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大切な命を守るために

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 教育長の鶴岡です。

 この度の豪雨や台風は、学校をはじめ、地域の皆様の生活に様々な被害をもたらしました。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、児童生徒の安全確保にご尽力いただきました、保護者の皆様や地域の方々に深く感謝申し上げます。教育委員会としましても、児童生徒が安全な環境のもと安心して学校生活を送ることができるように努めて参ります。

 朝夕に秋らしい涼しさを感じられる季節となりました。

 夏休みが明け、1か月が過ぎました。この夏に行われた本市の中学校総合体育大会や各種コンクール、発表会等では、多くの中学生の皆さんが日頃の成果を発揮され、さらに県・関東・全国大会に出場し、優秀な成績を収めることができました。改めまして、これまでの保護者の皆様のご理解・ご協力に感謝いたします。今後は、小学校陸上大会、中学校合唱コンクールなどの教育活動を実施して参りますので、引き続き、子どもたちが成長する姿を見守っていただければと思います。

 さて、秋の全国交通安全運動が行われているところですが、前期の市立学校における小中学生の交通事故発生件数は、昨年度同時期との比較では減少しています。しかしながら、依然として子どもたちが関係する交通事故が発生しております。事故のうち、約半数は小学生の登下校中の事故となっており、その原因のほとんどが「飛び出し」です。また、自転車との接触事故も増加傾向にあります。
 本年9月1日から、改正道路交通法施行令の施行に伴い、生活道路における自動車の法定速度が、時速60キロメートルから時速30キロメートルに引き下げられたものの、登下校時は通勤の時間帯でもあり、生活道路を「抜け道」として利用する車も多く、事故にあう可能性が高くなります。
 子どもたちの事故を防ぐためには、運転手はもとより、子どもたち自身も道路横断時に「止まる・見る・待つ」を守ること、「大丈夫だろう」ではなく「危ないかもしれない」と考えて、自ら安全を守るための行動をとることが大切です。急いでいても、慌てていても、危険を予測して行動できるよう、学校と家庭で連携しながら繰り返し声をかけて参りましょう。
 また、本市で発生した自転車事故時におけるヘルメット着用率は低い状況です。警察庁によると、令和3年から7年に発生した自転車乗車中の死亡事故では、死者の約5割が頭部に致命傷を負っていました。さらに、頭部を負傷した死者・重傷者のうち、ヘルメットを着用していなかった者の負傷割合は、着用していた者の約1.7倍高くなっているとの報告もあります。
 本市では、令和8年4月1日から9年2月28日まで、市内在住の高校生年代を対象に、交通安全啓発動画の視聴などを条件に、ヘルメットの購入補助を行い、着用の推進を行っております。万が一の際、頭部を守り、交通事故の被害を軽減できるようにヘルメットの着用の有効性について、引き続き指導して参ります。
 交通事故を防ぐためには、一人一人の心がけがとても重要です。大切な命を守るため、落ち着いて正しい行動選択をすることで、子どもたちが毎日安全に登下校し、学校生活においてかけがえのない思い出を数多く作っていくことができるよう、全教職員で支えていきたいと考えております。

 秋休みをはさみ、一年間の折り返しとなります。私たち一人一人が、自他の命の尊さを感じ、思いやりをもって生活することで、悲しい交通事故を防ぎ、子どもたちの日々の素敵な笑顔につながることを願っております。

 時節柄、健康に留意しつつ、児童生徒の皆さんが、多くの場面でますますご活躍されることを心よりお祈りいたします。

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