更新日:2024年1月23日

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児童の尿中コチニン値測定モデル事業

目的

受動喫煙の健康影響が大きい未成年者については、千葉市受動喫煙の防止に関する条例で、その保護について規定しています。
そこで、子どもの受動喫煙による健康被害を防止するための取り組みとして、児童及び保護者が、受動喫煙の状況を正しく理解し、適切に回避行動がとれるよう、令和元年度から令和3年度まで、小学4年生を対象とした児童の受動喫煙状況を可視化する取り組み(尿中コチニン値測定)をモデル的に実施しました。

測定結果

各年度とも、尿中コチニン値が5ng/ml以上となるたばこの煙の影響を受けている児童の9割以上喫煙している家族がいました。各年度の測定結果を平均した結果、喫煙有の割合は92.2%でした。

※令和元年度の測定結果(対象:若葉区)では喫煙有は93.5%でした。令和2年度の測定結果(対象:花見川区・若葉区)では喫煙有は90.2%でした。令和3年度の測定結果(対象:花見川区・若葉区)では喫煙有は93.8%でした。

受動喫煙とは

他人が吸っているタバコから立ちのぼる煙や、その人が吐き出す煙を吸い込んでしまうことをいいます。
いずれの煙にもニコチンやタールなど多くの有害物質が含まれており、それを吸い込んだ人にも影響を及ぼします。

尿中コチニンとは

タバコの煙を吸い込むことで体の中に入ったニコチンは、コチニンという物質に変わり、尿中に排泄されます。
尿中のコチニン値とは、どの程度の受動喫煙を受けているかを客観的に知る目安となりますが、遺伝的要因やその日の体調、受動喫煙を受けてからの時間等によっても左右されるため、測定値の低さが受動喫煙を受けていないことを示すものではありません。

各年度の詳しい結果はこちら

令和3年度尿中コチニン値測定対象者への事後質問票によるアンケート集計結果(PDF:226KB) 別紙1(PDF:456KB)

令和3年度尿中コチニン値測定結果(PDF:280KB) 別紙1(PDF:434KB)別紙2(PDF:454KB)
令和2年度尿中コチニン値測定結果(PDF:375KB)(令和3年8月記者発表資料)別紙1(PDF:367KB)別紙2(PDF:389KB)
令和元年度尿中コチニン値測定結果(PDF:270KB)(令和2年11月記者発表資料)別紙1(PDF:347KB)別紙2(PDF:367KB)別紙3(PDF:385KB)

今後の取り組み

今回のモデル事業で得られた結果を活かし、児童やその保護者に対する受動喫煙防止に関する啓発を行ってまいります。


このページの情報発信元

保健福祉局健康福祉部健康推進課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟5階

ファックス:043-245-5659

suishin.HWH@city.chiba.lg.jp

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