平均寿命と健康寿命

平均寿命とは

　0歳の子どもが何年生きられるかを示すもの（0歳における平均余命）

健康寿命とは

　健康上の問題で日常生活が制限されることなく自立して生活できる期間

千葉市の平均寿命と健康寿命の推移

• 千葉市の平均寿命と健康寿命は男女ともに着実に延伸しています。
• 一方で、平均寿命と健康寿命の差（不健康な期間）も平成17年と令和2年を比較すると延びています。
• 健康寿命をより延ばし、不健康な期間を縮めることが重要です。

平均寿命の算定方法

　平均寿命は、厚生労働省が生命表を作成し、全国・都道府県・市町村の数値を公表していますが、千葉市では、厚生労働省の研究班が公表している「健康寿命算定プログラム」を使用して健康寿命の算定に合わせて独自に算定しています。

※生命表について（厚生労働省ホームページ）（外部サイトへリンク）（別ウインドウで開く）
※健康寿命算定プログラムについて（厚生労働省研究班のホームページ）（外部サイトへリンク）（別ウインドウで開く）

健康寿命の算定方法

　健康寿命は、厚生労働省の研究班において、以下の3つの算定方法を示しています。
　千葉市では「3」の方法で「健康寿命算定プログラム」を用いて健康寿命を算定しており、国では「1」の方法で算定しています。それぞれ算定方法が異なるため、数値の比較はできません。
　なお、研究班は、「健康寿命を算定する際に、どの基礎数値を用いるかなど、詳細な方法について、どの方法が正しいということが決まっているわけではありません。どの基礎数値を用いて、どのように算定したかということを明示すれば、仮に研究班が算定した数値と異なっていても、それぞれが正しい数値ということができます。」と述べています。

千葉市が「3.日常生活動作が自立している期間の平均」を採用した理由

　「1」、「2」の算定方法で使用している国民生活基礎調査のデータは、市単位では対象者数が十分ではなく、また、高齢者施設等の入所者が含まれていません。
　「3.日常生活動作が自立している期間の平均」については、客観的かつ対象者数も十分であり、より実情に近い結果が得られる要介護認定の数値を基としていることから、千葉市ではこの数値を採用しました。
　国の健康寿命の算定方法とは異なることから、数値の比較はできませんが、千葉市では平成17年から同じ方法で算定しているため、千葉市のトレンドを追うことができます。

国と千葉市の健康寿命の比較

　前述しているとおり、千葉市と国の健康寿命の算定方法は異なることから、そのまま単純に比較はできませんが、研究班では、「1」の方法で算定した千葉市を含む大都市の健康寿命や「3」の方法で算定した国の健康寿命を公表しています。一部時点が異なりますが、それらを比較すると下表のとおりとなります。

1.日常生活に制限のない期間の平均

3.日常生活動作が自立している期間の平均

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