緊急情報
更新日:2025年3月14日
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遺跡の保護や公園利用者の安全を確保することを目的として、北貝塚の樹木伐採を令和3年度から実施しています。
今後、園内での植樹もあわせて実施し、遺跡保護と自然保護の両立を目指しています。ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
この公園は園内の全域が文化財(特別史跡)に指定されており、専門家の意見を踏まえて策定された『史跡加曽利貝塚保存活用計画』(平成29年1月)及び『特別史跡加曽利貝塚グランドデザイン』(平成31年2月)で、遺跡の保護や公園利用者の安全確保を目的として、樹木伐採を計画的に実施する方針を公表しています。
園内の樹木は縄文時代の景観をイメージさせてくれる一方、老木化等により貝層の保護に悪影響を及ぼします。実際、令和元年に発生した台風15号では、倒木により貝層の一部が壊される被害が発生しました。また、樹齢30年以上の樹木が多く、ナラ枯れ等の被害も発生しています。樹木は樹齢20~30年のサイクルで伐採することで、切株から新たな芽が出て再生することが可能です。
写真 倒木による貝層の損壊状況(白い点が貝殻)
令和7年3月12日(水曜日)から3月31日(月曜日)まで
自然環境の現状把握を定期的に行いながら、適切な植栽管理を実施します。保存活用計画やグランドデザインで示した方針に基づき計画区域を設定し、各区域の目標植生への遷移を目指します。来訪者がより縄文時代の生活風景を感じられるような環境整備を進めます。
伐採や植栽管理については加曽利貝塚周辺で自然保護活動を行っている団体と意見交換を行うとともに、千葉市史跡保存整備委員会の委員から意見聴取を行いながら事業を進めています。
図 史跡内の植生区分
写真 クリの苗木
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教育委員会事務局生涯学習部文化財課
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