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更新日:2024年4月11日

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【市長と語ろう会】主な意見交換の要旨(都賀コミュニティセンター)

日時:2022年6月18日(土曜日)13時30分~14時30分

場所:都賀コミュニティセンター

テーマ:「みんなが輝く 都市と自然が織りなす・千葉市」

テーマ資料(PDF:8,948KB)

参加者:10人

若葉1若葉2

※主な意見交換の内容については、開催時点のものであり、発言の内容と現況が変更している場合があります。

市民自治の推進について

(参加者)
町内自治会で自治会館の庭を借りて町内会畑というのを始めた。これは市民自治・ごみの削減・防災に係る取組みとして行っているもので、今後は、一人暮らしの高齢者の方の庭を借りて畑とするなど、さらに地域のつながりが生まれるような活動を目指している。
資料に、市民自治の推進として予算100万円とある(9ページ)ので、こういう取組みに使ってもらうことは出来ないか。
(市長)
とても先進的な取組みだと思う。しかしこの100万円は初期のきっかけ作りのようなものであり、ご指摘のような取組みに対する市の施策がまだ無いため、今の段階では対応が出来ない。今後地域のつながりを支援していくなかで、どういったことが市で支援出来るかを、区役所で聞きとらせてもらいたい。

若葉図書館の移転について

(参加者)
若葉図書館の移転について、現在、千城台の中心にあってとても利用しやすいが、千城台南小の跡地に移転するとアクセスが悪くなり利用者が減ると思われる。移転の際のアプローチの仕方を十分配慮してほしい。
また、千城台南小の跡地についての具体的な計画について知らされていないので早めに住民へ知らせてもらいたい。
(市長)
市内の図書館や公民館などの公共施設の老朽化が重なってきている。現地で解体して建て直すのは閉館する期間が生ずるので、地域の別の場所に移転することになる。今後人口が減少する状況で、新しく建てる際には今までの規模の維持は難しい。ただし、サービスについては市民の方が不便にならないように運用面でカバーしていく。蔵書は図書館のネットワークを活かして対応し、読まれていない本もかなりあるので同じスペースを用意するより、他の図書館と分担しながら市全体で蔵書をカバーする。施設へのアプローチについても、バスや駐車場を確保することで利用しにくくならないように進めていく。

千葉市内の遺跡の整備について

(参加者)
市内には加曽利貝塚以外にも沢山の貝塚や古墳があるが、学生が調査に行ってもわからないくらい、樹木や雑草で荒れている。除草や看板の設置など、市内の遺跡の整備をお願いしたい。
(市長)
市内には多くの貝塚等があり、加曽利貝塚についても公園として整備されているが全容がわかっている訳ではないので、継続的な発掘調査を進めている。その他の貝塚についても比較的学術的な価値が高いものから順番に調査を進めているが、一度には出来ないので、比較的多くの方が訪れるような場所は除草するなどもう少しわかりやすくすることは必要だと思うので、どのようなペースで進めて行くかについては検討する。

高齢化が進む地域について

(参加者)
まちづくりや地域づくりにおいて、行政と住民と町内自治会のつながりが大事になってくる。我々の地域には通りを挟んだ5、6軒の隣組というものがあり、こういったものを市が支援することが一番迅速に効果が上がるのではないかと思っているのだが、市長の考えを聞きたい。
(市長)
地域に対する支援については、これをすれば解決するということは地域によって違うので、様々なことを組み合わせながら、その地域に合った方法で地域活動を支えていかなければならないと思っている。地域の町内自治会活動を活発にして住民が集まって活動が出来るような環境づくりをしてくれないかと言う声もあり、学生やNPOなどと町内自治会の間に市が入って繋げていくことなども必要だと思っている。特に地域で懸念されている事があればそれを市が支援することで地域がまとまることもあるので、今の時代に合った支援策を検討していく必要がある。

上水道の民営化について

(参加者)
今後、上水道を民営化する予定はあるのか。
(市長)
水道事業については民営化するつもりはない。他都市では、業務の一部を委託していることはあると思うが、経営自体を完全に民営化している地域はかなり限られていると思う。
水道は市民生活に一番近いものであり、今後も水道事業を民営化する予定はなく検討もしていない。
なお現在、県水道と市水道があるので、経営を一本化して効率的に行うという議論は行っている。

政令指定都市のデメリットについて

(参加者)
政令指定都市になって30年ということで、デメリットを感じるところがある。計画や方針は市役所で立てているが、現場の区役所などの実行部隊との連携がうまくとれていないのではないか。地域づくりでは行政が地域に入って行っていかなければならないが、方針や計画だけではなく色々な課題が見えてくるので、そこをフィードバックして連携していくよう意識して取り組んでほしい。
(市長)
制度としては本庁である市役所の予算編成に区役所の意見を反映させる仕組みはあるが、十分機能していない面もあると思っている。区で地域事業を把握したうえで、本庁で全体的に予算を組むという姿勢で行っているが、政令指定都市移行から30年経った今、区役所の機能の見直しをしており、市民の方にとってどのような形が一番市政を身近に感じて参画できるようになるのかを検討をしている。
方向性は二つあり、区役所の権限を増やすということと、権限と予算は今とあまり変わらないが区役所の意見や意向を予算編成に色濃く反映していくことがあるので、それぞれ検討して、改めて整理している。今年一旦結論を出し、来年度からの区役所の体制に検討したことを反映していく。

このページの情報発信元

総合政策局市長公室広報広聴課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟6階

kohokocho.POM@city.chiba.lg.jp

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