更新日:2024年4月11日

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【市長と語ろう会】主な意見交換の要旨(千葉県立美術館)

日時:2022年5月21日(土曜日)13時30分~14時30分

場所:千葉県立美術館

テーマ:「みんなが輝く 都市と自然が織りなす・千葉市」

テーマ資料(PDF:8,948KB)

参加者:10人

中央1中央2

※主な意見交換の内容については、開催時点のものであり、発言の内容と現況が変更している場合があります。

イベントツーリズムについて

(参加者)
千葉市で開催されるスポーツや大規模音楽イベントの観客に、市内周辺の飲食店で利用できるクーポンを販売するとのことだが、多額の市税が幕張等に来た市外の方に使われてしまうことは適当なのか。
(市長)
イベントツーリズムとは、市内でのイベント等に来場した方が市内で使える3,000円分のクーポンを500円で販売するというもので、プレミアム商品券のイベント来場者版のようなものである。
市外から来た方に税金を使っていいのかということだが、千葉市で開催されるイベントの大きな課題の一つとして、来場した方が市内でお金を使わずにすぐに帰ってしまうということがある。音楽フェスや国際会議は幕張メッセなどで行われても、打ち上げや懇談会は東京で行うという方が多いと聞いているため、千葉市に来た方にいかに市内で消費をしてもらうかが大きな課題となっている。市内での消費を促していくような新しい人の動きをつくっていくことがイベントツーリズム促進の目的であり、そのように理解していただけるとありがたい。

千葉市の魅力のPRについて

(参加者)
千葉市の魅力を国内だけでなく世界へPRしてもらいたい。
(市長)
国内で千葉市の知名度を上げていくこととあわせて、国際的なまちづくりや取組みを受け入れマネジメントできる都市であることを知ってもらうことが大事である。
また、千葉の施設やイベントは「東京○○」と呼ばれがちだが、今年、X Gamesを開催する際に国際的に配信力の高いネットワークでまちの魅力を発信できたので、今後、大会等を誘致した際は、国際的に「東京」ではなく「千葉」であることをPRしていきたいと思っている。

中学校のトイレへの生理用品の配備について

(参加者)
私は生理用品を配っている団体なのだが、試験的にでも中学校や市立高校の女子トイレに生理用品を置くことが出来れば協力出来るので、紹介してもらいたい。
(市長)
生理用品を必要な方に届ける支援プログラムを進めていることについて敬意を表する。
生理用品については市立の学校に配っているが、置き方や渡し方に議論があった。学校としては必要としている生徒に渡すだけではなく、保健室に来てもらって色々と相談に乗っていきたいと考えているのだが、保健室に行くのも億劫だという方もいる。そこで、一斉にやるのは難しいが、テスト的に一カ所で行いどのような反応があるかを見て、意見を聞いて、これまでの取組みを評価し、教育委員会と検討していきたい。

18歳以上の方の自立支援について

(参加者)
児童養護施設は18歳までのため、18歳以上の方が自立支援ということで野放しになってしまう。その後の子どもたちの生き方がスキルもなく親からのサポートもなく大変困っているので、対策を考えてほしい。
(市長)
18歳以上の方を含めた措置解除後の支援団体が市内にあるので、市と児童養護施設が連携をして、制度の切れ目で支援が滞ってしまわないような全体的なケアが必要だと考えてる。

市民会館の再整備について

(参加者)
千葉駅の近くに文化ホールができるようで興味深くみているのだが、他市の同様のホールではかなりの集客をしているので、千葉市もそれに見習って集客を頑張ってほしい。
(市長)
現在の市民会館は建物が老朽化しているため、JR千葉支社跡地にJRが建設する商業施設の一画を市民会館として再整備する予定である。
市民の皆様が発表する場として使え、様々なプログラムが興行としても行えるような施設を考えている。そのためにどのような音響・舞台設備が必要かを、担当部署で他自治体に話を聞いて基本仕様を整理中である。

防犯カメラ設置助成について

(参加者)
防犯カメラの設置を町内自治会に提案したいのだが、どのくらい助成金が出るのか教えてもらいたい。
(市長)
市内の設置については町内自治会にお願いしており、設置負担を市が補助する方法としてきた。
しかし近年町内自治会への加入者が減ってきており、町内自治会加入者の負担が大きくなっている。今年度から補助率を2分の1から4分の3に拡大し、また、カメラ自体の高性能化に伴いカメラの金額が上がっているので、補助金の上限額を20万円から30万円へ引き上げ対応している。

屋外でのマスクの着用について

(参加者)
先日政府から、屋外ではマスクを付けなくてよいという話があったが、それに対する見解を聞きたい。
(市長)
市内の現状としては、国が義務に近いかたちで保育所でのマスク着用を推奨している。しかし現場を見ると子供達はマスクを外してしまうことが多く、本市の保育所でのマスクの付け方については、保護者の判断に合わせて対応するようにしている。しかし、保護者の感染症に関する考え方は割れるので統一するのは難しいと考えている。
また、保育所以外の年代の方のマスクの着用については、感染症に対するリスクの考え方は人それぞれであると感じているので、何故マスクをしないといけないのか、しっかりとした科学的根拠を専門家に出してもらい、もっと具体的に、屋外ではマスクを取ってもいいがこういう場合はしなければいけない、というようなシンプルにわかりやすい見解が国から出たら、本市なりに整理して公表していきたい。

東京からの人口流入について

(参加者)
現在は転入者が増えているが、これから千葉市の人口が減っていく中で、東京都からの人口流入を増やすためにどのようなことを行っていくのか聞きたい。
(市長)
現在のトレンドとして人口流入が増えているのは、千葉市への評価が変わって来ていることから生じていると思っている。千葉市のどんなところが良かったのか聞くと、仕事があって職住近接であることや、都市機能がある一方で自然環境も身近に感じられる環境であることが挙げられる。
千葉市を選んでもらうためには、まず最初に働く場所をしっかりと確保していくことが重要である。人が住む環境として職場が近くにあることが前提にあって、そのうえでこども医療費やその他の福祉が充実しているということで、長く住んでもらうことができると考えている。
住環境がいいことも千葉市が評価されてきた理由の一つだと思うが、同じ値段で東京に比べると明らかにいいところに住めるということがある。しかし、千葉は東京から遠いと思われていることがあったので、移住を受け入れるPRを今までやってこなかった。これからは住むのにいいところであることを打ち出していかなければいけないと思っている。
自然環境については、首都圏政令市の中で千葉市は人口一人当たりの都市公園の面積が最大であるので、そのことをもっと不動産関係へPRした上で、さらに環境を磨いていくことが大事であると考えている。
他にも、千葉市は道路整備環境がこれからなので、しっかりと道路整備の予算を確保して都市計画道路の整備や、市内の渋滞の原因となっている箇所の解消を急ぎたいと思っている。

このページの情報発信元

総合政策局市長公室広報広聴課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟6階

kohokocho.POM@city.chiba.lg.jp

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