更新日:2023年5月31日

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【市長と語ろう会】主な意見交換の要旨(美浜区役所)

日時:2022年11月5日(土曜日)17時00分~18時00分

場所:美浜区役所

テーマ:「みんなが輝く 都市と自然が織りなす・千葉市 ~長く暮らし続けられるまちへ~」

テーマ資料(PDF:7,795KB)

参加者:12人

美浜区写真2美浜区写真1

※主な意見交換の内容については、開催時点のものであり、発言の内容と現況が変更している場合があります。

稲毛海浜公園等の整備について

(参加者)
稲毛海浜公園の整備に関して、市は地域への説明が不足している。防風林を切ったことや、ウッドデッキの設置、グランピング施設の設置など、説明が足りないので地元住民は内容を知らない方も多いと思う。グランピング施設は料金も高いので、市民向けになっていない。また、トイレ整備が不十分なので対応してほしい。
(市長)
稲毛海浜公園は、来園者サービスの向上と行政改革の観点から、民間事業者に運営してもらっている。市民への説明不足には、しっかりと対応する。トイレの整備は大切なので、しっかり取り組んでいくが、予算には限りがあるので、順番に整備を進める。また、身近な公園のトイレの整備も併せて進める予定であり、これは防災面からも重要である。
グランピング施設の料金が高いという意見は、民間事業者へ市民からの意見として伝える。

公共施設の管理について

(参加者)
現在、公共施設の管理に関して、ファシリティマネジメントの手法を取り入れる自治体が増えている。千葉市も新庁舎整備に関して、太陽光発電などを活用しゼロエネルギービルを目指すなど、維持管理の手法を考えるべきだ。
(市長)
この考え方は、今後、施設管理を進めるうえで必ず検討が必要であり、中期的な課題として受け止める。市内の民間ビルにも、ファシリティマネジメントが進むように補助制度などを検討したい。これまでは、施設が壊れてから直していたが、今後は、壊れる前に施設を修繕していくよう取り組む。

地方卸売市場への導線について

(参加者)
稲毛海浜公園のリニューアルを進めるのであれば、地方卸売市場へも人が流れる導線を考えてほしい。
(市長)地方卸売市場は、施設が老朽化していることから、市場の整備に関しては、今後も同規模の施設を整備するのかも含めて検討が必要である。また、市場へも人が流れていく取組みについては、市場内の関連棟で食事をしてもらえるようなプロモーションなどをしていきたい。

小学校廃校後の活用について

(参加者)
近所の小学校でも統廃合が進んでいる。廃校後の活用として、「道の駅・保田小学校」のようなものを整備してほしい。
(市長)
統廃合後の跡地利用には難しい課題があり、公共施設を増やしていくことはできない状況もある。地元のニーズに応えるために、民間企業に条件を付けて売却する手法もある。できる限り地域の特性に応じた、跡施設整備を進めていきたい。

稲毛海浜公園の環境について

(参加者)
稲毛海浜公園のウッドデッキ近くにトレーラーが置かれているが、ごみが散乱しているほか、排水状況が良くない。また、ウッドデッキに向かう階段は、通路部分にはみ出しすぎだと思う。
(市長)
来園者からは、食事をするところが少ないとの意見が多かったことから、移動可能なトレーラーを置かせていただいている。ごみや排水の状況は、確認して対応する。ウッドデッキの階段は、安全対策をしっかりと行っていくのでご理解いただきたい。今後も不具合等があれば意見を寄せてほしい。

洪水浸水想定区域の対象河川の周知について

(参加者)
令和4年3月に県が、花見川を洪水浸水想定区域の対象河川に指定したが、美浜区民は知らない方が多いと思うので、しっかり周知してほしい。
(市長)
市における周知状況等を確認し、必要な対応を図る。

新しい海浜病院について

(参加者)
新しく建設する海浜病院には、リハビリ科は設置されないのか。
(市長)
新病院では整形外科の診療体制を充実させる予定である。
なお、市立病院は二次医療機関であり、一定のリハビリ機能は有するが、あくまでも一次医療機関に引き継ぐための役割であることをご理解いただきたい。今後も市医師会等と連携し、市内の医療体制をしっかり構築していく。

身近な公園の整備について

(参加者)
身近な公園に大人の健康遊具を設置するなど、健康増進施設として整備してほしい。
(市長)
大規模公園だけではなく、身近な公園の整備も進めていきたいと考えている。整備方法については、今後検討していく。

ジェネリック医薬品の使用促進について

(参加者)
2年ほど前に、ジェネリック医薬品の使用促進に関して、市の委託業者と思われる方から自宅に電話がきた。このことは、市民に伝えるのではなく処方箋を出す医者側に伝えるべきである。
(市長)
過去には、市民向けに使用促進の連絡をしていた。ジェネリック医薬品を使用していただくことは、窓口での自己負担軽減に加え、医療費全体の抑制にもつながるので、その考え方を周知したものである。もちろん、医者側にも伝えるべき話と認識している。

外国人への生活保護について

(参加者)
外国人に対して支給している生活保護費をやめてほしい。
(市長)
現在、在留資格のある外国人が支給対象になっているが、これは国で定めている基準によって実施している。

市の財政状況について

(参加者)
市のホームページを見ても、市の財政状況がよく分からないので、経営の見える化を進めて欲しい。
(市長)
現在、経営分析に関する資料は作成している段階である。行政資産は、それほど流動性がないため、民間企業ほどの財務諸表の意味合いはない。市の年間の資金の動きについては、資金課が管理しており、資金課や財政課ホームページでも公開しているが、より分かりやすく改善する。

水族館の誘致について

(参加者)
幕張新都心に水族館を誘致する話があるが、近年の動物福祉の観点から望ましくない、また、世界の流れに逆行した時代錯誤の取組みである。
(市長)
この誘致は市ではなく、民間事業者の集まりが行っており、市への具体的な提案もなく実施内容も不明であるため、現時点では市からコメントできないことをご理解いただきたい。

水族館誘致のアンケートについて

(参加者)
水族館誘致の資料を取り寄せたのだが、その中にあったアンケートの取り方に疑問がある(アンケート内容・対象者など)。
(市長)
当該アンケートは、市が行ったものではなく、民間事業者が実施したものなので、市ではコメントできない。

保護猫活動について

(参加者)
地域で保護猫活動を行っているが、現状、野良猫が多くて対応に苦慮している。活動費は自腹で捻出しており、市からの助成はないので、ぜひ検討してほしい。
(市長)
市ではボランティアの方に協力をいただきながら、動物保護指導センターで飼い主のいない猫の手術を無料で行うなどの対応をしている。現在、市とボランティアが、どういった役割分担で動物愛護に取組んでいくべきかを議論している段階である。今年度、手術のための予算も拡充しているので、今後、さらに議論を深めていきたい。

ひとり暮らし老人のペットについて

(参加者)
ひとり暮らし老人が飼っているペットは、飼い主が倒れた場合には、置き去りにされてしまうので、市として連携して対応してほしい。
(市長)
動物の多頭飼いに関しては、動物保護指導センターが対処しているが、縦割り行政の弊害で、「人と動物」の両方への対応はできていない現状がある。このことから、横軸での支援(複数組織の対応)ができるように検討を進めており、今後の課題として受け止めさせていただきたい。

学校教育について

(参加者)
学校ではギガタブを1人1台配布されているが、これを使うための机が小さいので、対応してほしい。館山市はクラウドファンディングで、大きな机を導入したらしい。また、先生がギガタブを使いこなせていないことも課題だと思う。
(市長)
机を大きくするための検討を教育委員会にしてもらったが、対応できる学校と対応できない学校がある。子どもの人数が多い学校は、大きな机を入れることによって教室不足が起きるので、すぐに改善できないが、空き教室がある学校は、机を入れ替えるタイミングで対応可能だと思われる。人数が多い学校には、どのような取組みができるのか引き続き検討を進める。先生のギガタブ使用に関して、指導内容に差がでていることは承知している。このため、現在、教育センターにおいて、授業マニュアルを作り、学校で活用している。また、ICT支援員を学校に配置して先生を補助している。これらの取組みにより、極力、授業内容に差が出ないようにしていくとともに、ギガタブ授業の効果検証をしていく。

このページの情報発信元

総合政策局市長公室広報広聴課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟6階

kohokocho.POM@city.chiba.lg.jp

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