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更新日:2023年5月31日

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【市長と語ろう会】主な意見交換の要旨(蘇我コミュニティセンター)

日時:2022年11月26日(土曜日)16時00分~17時00分

場所:蘇我コミュニティセンター

テーマ:「みんなが輝く 都市と自然が織りなす・千葉市 ~長く暮らし続けられるまちへ~」

テーマ資料(PDF:7,723KB)

参加者:13人

中央区写真1中央区写真2

※主な意見交換の内容については、開催時点のものであり、発言の内容と現況が変更している場合があります。

農業の現状について

(参加者)
千葉市における農業の現状を教えてほしい。
(市長)
現状、40歳代以下で農業を営んでいる方が減っている。このままいくと、20年後には担い手がいなくなり、耕作放棄地が増えると懸念している。このため、若者の就農支援に力を入れている。現在、農政センターでは農業関係企業と協力しながら伴走型の支援を行っている。また、後継者支援にも取り組んでいる。

企業立地の支援について

(参加者)
産業利用のための土地利用規制について、市街化調整区域を市街化区域に編入できるように検討してほしい。また、産業用地の整備に合わせて、周辺道路の整備をどのように進めていくのかを教えてほしい。
(市長)
民間事業者が整備・開発するものに対して、市は負担金を支払う形で支援を進めている。市街化区域・市街化調整区域の区分は、制度上簡単に変更することはできないので、地区計画を作ったうえで産業用地に限って例外的に開発可能となるよう進めている。現在、企業誘致を進めるうえでは、道路ネットワークが重視されているので、インターチェンジに近い場所を選んでいく。

手話を広げる取組みについて

(参加者)
現在、様々な場所で福祉講話として手話指導をしているが、手話ができる方が少ない現状なので、将来的に手話ができる方が多くなるように取り組んでほしい。例えば、小学校では科目とするほか、中学校・高校・大学でも取り組んでほしい。
(市長)
手話はコミュニケーションのひとつの手段として重要である。現在、一部の小学校では啓発等の取組みを行っている。今後、ひとつの言葉として手話を学んでみたいと思ってもらえるよう取り組んでいきたい。そのためには、早い段階から意識づけを行い、理解を深めていくことが大切である。小学校で行っている福祉講話の実態は確認する。手話は、実際にやってみないと大変さや重要性が分からないので、小・中学校でどのように取組みを進めていけるかを検討したい。

農業の担い手の確保について

(参加者)
農業の新たな担い手確保が大切だと思うが、私の法人で何かお手伝いをしたいと思っているので、相談窓口を紹介してほしい。
(市長)
支援の申出、感謝する。相談窓口は、農政センターになる。

地球温暖化対策について

(参加者)
地球温暖化対策に関して、再生可能エネルギーの導入と目標などを教えてほしい。
(市長)
これから具体的な取組みを進めていく段階である。今後、実行計画を作り、パブリックコメントを行う予定である。この取組みで一番大切なことは、いかに行動変容していくかだと思う。コストがかかる施策もあるし、生活様式を変えて行わなければならないものもあるが、それでも誰もが取り組むべき課題であり、そのように考えてもらえる社会にしていかなければならない。なお、千葉市は環境省から脱炭素先行地域に選定されたので、様々なモデル事業に取り組んでいく。

こどもの一時的な預け先について

(参加者)
一時預かりを頼みたいときに断られて困った。こどもの一時預かりの受け入れ先を拡充してほしい。
(市長)
今後、待機児童対策と並行して、一時預かりの拡充を含めた保育の質の向上に取り組む。

降下ばいじんについて

(参加者)
降下ばいじんの問題が改善されていないので、しっかり取り組んでほしい。
(市長)
今年、降下ばいじんの目標値の改定を予定しており、他市の状況をみながら、今までよりも引き上げた数値とするよう進めている。また、臨海部の企業への指導や必要に応じて技術開発の支援なども行っていく。

兼業農家への支援について

(参加者)
現状、農業を営んでいる方が減っているが、兼業農家を増やしていく考えはあるのか。
(市長)
一定の規模等で農業を営んでいる方は、専業・兼業を問わず支援の対象としている。

環境問題について

(参加者)
環境問題に関して、千葉市も東京都のように、ディーゼル車の規制などを行い、大気汚染の環境改善に取り組んでほしい。
(市長)
現在、計画を策定している段階であり、今後は計画の全体像を示すことができると思う。プラスチックごみの回収は、早急に取り組むべき問題だと考えているが、様々な解決・調整すべき課題があるので、今年1年間で環境に関する計画を具体化していくよう取り組んでいる。

高齢の聴覚障害者施設について

(参加者)
現状、高齢である聴覚障害者が安心して利用できる施設がなくて困っている。一般の老人ホームでは対応に苦慮しているので、専門の施設を作ってほしい。
(市長)
市では現在、聴覚障害がある人に限定した老人ホーム整備の補助制度はない。今後、高齢者福祉施設を経営している団体と意見交換する場ではそのような意見を出して、どのような対応を図ることが望ましいのかを検討したい。

人の活用について

(参加者)
千葉市は幸福度が高いと思うが、人の活用が不足していると感じる。
例えば、小・中学生はもっと地域で活躍できる場があると思うし、町内自治会もうまく機能していないと思う。そのために、教育長や区長が顔の見える行政を推進してほしい。
(市長)
子どもたちには学校教育を充実させるだけではなく、学校以外でも学ぶべきものが多くあると思っているので、地域社会で活躍できる場を考えていきたい。地域社会との連携に関しては、一部の学校では課外授業として、町内自治会と話し合い、地域を良くしていくためにどうしたら良いのかを一緒に考えたりしている。また市では、子ども議会を開催しており、子どもからの質問に答え、それを実現していく取組みなどを行っている。また、区でも区民対話会などを実施しているので、こういった場を活用して話し合う機会を作っていきたい。

このページの情報発信元

総合政策局市長公室広報広聴課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟6階

kohokocho.POM@city.chiba.lg.jp

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