ホーム > 市政全般 > 広報・広聴・市民参加 > 広聴 > 市長と語ろう会 > 市長と語ろう会開催結果 > 2022年度市長と語ろう会(一般向け)開催結果 > 【市長と語ろう会】主な意見交換の要旨(千城台コミュニティセンター)

更新日:2023年5月31日

ここから本文です。

【市長と語ろう会】主な意見交換の要旨(千城台コミュニティセンター)

日時:2022年12月11日(日曜日)13時30分~14時30分

場所:千城台コミュニティセンター

テーマ:「みんなが輝く 都市と自然が織りなす・千葉市 ~長く暮らし続けられるまちへ~」

テーマ資料(PDF:7,744KB)

参加者:17人

若葉区写真2若葉区写真1

※主な意見交換の内容については、開催時点のものであり、発言の内容と現況が変更している場合があります。

若葉区の自然の豊かさについて

(参加者)
市では、谷津田などの保全活動を行っていると思うが、他の政令市に比べて若葉区の自然が、どれだけ豊かで生物多様性があり、どれだけのことが達成できたのかということがわからないので、成果などを確認できるような場が必要ではないか。
(市長)
生物多様性を測る指標を千葉市の現状にあったものにしていくことが一つの課題だと考えている。事業を始めた後に、その事業がどう地域を変えたのかモニタリング・評価して、それを説明することは必要だと思うので、ご意見を踏まえてしっかり取り組んでいく。

商店街の駐車取り締まりについて

(参加者)
商店街の買い物のために路上駐車をしていると駐車違反で取り締まられてしまう。買い物客が減って商店街が衰退してしまうのではないか。
(市長)
地元の商店街やスーパーは生活を支える基盤なので、活性化するよう取り組んでおり、なるべく地元で買い物をしてもらえるように声をかけている。
駐車違反の取締りは千葉県警察が行っているので、本当に路上駐車が必要であれば地域の意見としてまとめたうえで県警に伝えさせていただく。

身近な公園などの環境整備について

(参加者)
緑を増やすという環境整備の取組みというと、千葉公園や海浜公園などの大きな公園にばかりになってしまうが、もっと身近な生活圏にあるところの緑を豊かにするということが大事なのではないか。
(市長)
大きい公園だけでなく、身近な公園の遊具更新やトイレの改修など整備を進めている。公園の木を増やして緑を増やすことについては様々な意見があり、あまり木を植えてしまうと周りから中が見えなくなり危険が増えることもあるので、地域の意見を踏まえて木の管理を行っている。

公園整備について

(参加者)
子どもは不便から成長するため、公園を整備して安全・きれいにしすぎてまうと、子どもの成長を阻害してしまうのではないか。
(市長)
安全性の確保と子どもたちの経験を豊かにすることは意見が分かれるところだと思っている。身近な公園については遊具をリフレッシュしたことで、遊び方も含めて創造的に利用してもらいたい。大規模公園についても、単に芝生を敷くだけでなく色々な仕掛けやアクティビティも考えているのでご意見を踏まえて取り組んでいく。

学校給食について

(参加者)
給食において牛乳が献立に必須となっているが、牛乳をやめることで有機食材を入れるなど様々なメニューを取り入れることができるのではないか。
(市長)
牛乳が体に合わない場合などは、個別対応は出来ると思うが、給食の牛乳を選択制にすることについては、限られた給食費の中で栄養をどう確保していくかなどについて多くの議論を重ねなくてはいけないと考えている。有機食材については、これからの時代の農業において重要なものだが、市内全域で始めるとなると市内の供給力だけでは足らないため、モデル的に一部有機食材を使っていくなど、可能な範囲で進めていく。

健康促進活動について

(参加者)
私は中国から来て気功をやっている。道徳心がなければ健康にはならないと思っている。千葉市が健康を促進する活動をするのであれば貢献したい。
(市長)
健康づくりは重要で、コロナ禍で家に籠りがちになり健康を害している方が大勢いる。市も様々な健康づくりの取組みを行っており、その中の一つとして、市民の方が体操のリーダーとなり、参加者に健康づくりのための体操を教えていただくなどの取組みを行っている。

市営住宅について

(参加者)
市営住宅で高齢化が進んでおり、町内自治会も成り立たなくなってくる。これでは災害時に対応できないのではないか。
(市長)
災害時に支援が必要な方にどう対応していくのかということは、地域ごとに具体的な個別計画を作ることで明らかにしていく。その中でどう対応していくのかを、市が間に入りながら個別に検討する。地域ごとに様々な課題があるが、その解決手法を市内全域で広げていく取組みを今年から始めている。

太陽光パネルの設置について

(参加者)
若葉区のある地域では太陽光発電のためのパネルばかりが増えている。太陽光パネルを設置してしまうと、
水田の貯留機能がなくなってしまうので、大雨によって洪水が発生する恐れがあることも考えてほしい。
(市長)
以前に比べ、現在では太陽光パネルの設置許可が厳しくなっている。国が法律に基づくガイドラインを作っているので、条例で規制するよりも強い抑制力が働いている。今後はかなり抑制的になっていくと考えている。

こころの豊かさについて

(参加者)
中国から日本に来た時、日本は治安が良くて皆心が豊かだと感じたが、今では治安も悪くなってきている。環境を良くするには心が豊かでないと人は本当の幸せになれないと思う。
(市長)
こころの豊かさをどのように作っていくかというのは難しい。地域のつながりにおいて顔の見える関係の希薄化は、核家族化や一人暮らしの増加が原因の一つだと思うが、長引くコロナ禍がそれに拍車をかけたと思っている。民生委員・児童委員など様々な活動をしている方がいるので、その活動の相互間を繋いでいくような役割を区役所がしていくことが大事である。

学校の先生について

(参加者)
心が豊かな人間を作る教育をしていくためには、愛のある人間を育てなければならないので、学校の先生は正義感と愛のある人間でなければいけないと思う。
(市長)
今学校の先生は、保護者・PTA等からの様々な要望等により、非常に忙しくなっているため、本来の教育活動に充てる時間が減っている。先生の数を増やすのも限界があるため、教員業務支援員(スクール・サポート・スタッフ)や専科教員等を入れることで、少しでも担任の負担を減らすようにしている。また、保護者からの苦情対応等についても、今までは担任一人で行っていたが、先生二人以上で対応し、教頭も校長も報告を受けて、チーム学校で取り組んでいくことを進めている。
国全体の教育に回す予算がかなり限られていることは大きな問題だと思っており、国へ意見を上げて大本の制度を変えていかなければならないと考えている。

コンビニエンスストアについて

(参加者)
何でも増やしたり整えたりすることも大事かもしれないが、もっとシンプルに減らすことも大事だと思う。私たちが欲しいものは何も置いていないのにコンビニが深夜まで営業しているが、無駄なものを無くしてもっとシンプルにしてほしい。
(市長)
コンビニは地域の生活拠点のひとつでもあり、役所が閉まっている時間でも住民票が取得できるなどの、行政サービスが受けられるので、一概には否定できないと考えている。自治体として、住民の方々の意見を聞きながら取り組んでいきたい。

ギガタブについて

(参加者)
学校の先生が忙しくて子ども一人ひとりを見られない環境であるならば、学校なんていらないし、ギガタブもノートもいらないと思う。人と人との繋がりが心を豊かにし、人間としてシンプルに愛情を与える関係性を作れるそんな千葉市にしてほしい。
(市長)
本市の教育は、全てギガタブだけにシフトする訳ではなく、通常の授業の中でギガタブを使った方が理解が深まるものに活用していく、というように使い分けている。また、登校できない児童生徒が自宅で授業に参加することも出来るので、ギガタブの意味はあると思う。個々の理解度に応じた教育も大事だと思うので、そこにギガタブが果たすべき役割があると考えている。

 

 

このページの情報発信元

総合政策局市長公室広報広聴課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟6階

kohokocho.POM@city.chiba.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

このページを編集して、改善提案する改善提案とは?