ホーム > 市政全般 > 広報・広聴・市民参加 > 広報 > 令和5年度の市長記者会見 > 動画とテキスト(令和5年8月24日)

更新日:2023年12月12日

ここから本文です。

動画とテキスト(令和5年8月24日)

動画

テキスト

冒頭発言

(市長)
それでは、定例記者会見を始めます。
本日は発表事項が3件と、お知らせ事項が3件です。
初めに、令和4年度の決算概要についてです。
資料1の決算のポイントの2ページをご覧ください。
一般会計の決算の規模については、歳入総額は5,299億円で、対前年比で207億円の増、歳出総額は5,230億円で対前年比203億円の増となりました。歳入・歳出ともに、令和2年度に次ぐ2番目の規模となっています。
次に、3ページの実質収支ですが、市税が予算に比べて増収となりました。また、国の財源措置を活用して、効率的な予算執行にも努めましたので、実質収支は約56億円を確保しています。
また、4ページの全会計の市債残高をご覧ください。新庁舎の整備や、公共施設の老朽化対策も重なり、対前年費で92億円増の9,718億円となっています。
一方で、5ページの基金からの借入残高については、対前年比で20億円の減が実現できていて、177億4,000万円となっています。早期の解消に向け、着実に削減ができていると考えています。
次に、健全化判断比率の指標になりますが、6ページの実質公債費比率については、引き続き低減し、対前年度比で0.6ポイント減の10.6%となっています。
7ページの将来負担比率については、市債残高の増もあり、対前年比で9ポイント増の125%となっています。
8ページの財政調整基金、いわゆる貯金ですが、対前年比で19億円減の170億3,700万円となっています。
令和4年度決算の概要については、以上です。
続きまして、発表事項の2点目、合同企業説明会・面接会の開催についてです。
千葉市で、ネクストコア千葉誉田に進出した企業による合同企業説明会・面接会を新たに開催しますので、お知らせします。
令和3年の5月に官民連携方式で整備されたネクストコア千葉誉田ですが、現在進出した5社が順次操業を予定しています。ハローワーク・千葉労働局と千葉市が協力し、事業が円滑に営めるよう雇用をバックアップする取り組みを推進していきたいと考えています。
開催日は9月19日火曜日で、午前午後の2部開催となり、各部とも同じ内容で開催を予定しています。会場は市役所1階の正庁を予定しています。
内容は、午前午後ともに、冒頭に各企業からの説明会を行い、その後に、各企業への面接をご希望される方については、引き続いて面接会にご参加いただくことができます。
参加企業は記載させていただいているとおり、有限会社一蘭、ユアサ・フナショク株式会社、ワイ・エフ物流株式会社、株式会社Peace Deli、イオンネクスト株式会社、イオンネクストデリバリー株式会社となります。なお、参加企業によっては、説明会のみの開催もありますので、詳細など別添のチラシをご参照いただければと思います。
参加の条件ですが、ハローワークに求職登録をしていただくことが必要で、求職登録していただければどなたでも参加することが可能です。現時点で未登録の方についても登録は可能で、ハローワークの窓口、また、パソコン、スマートフォンから、ハローワークインターネットサービスで求職登録をすることができます。ぜひご参加いただきたいと思います。
参加申し込みは、受付期間は今日から9月15日金曜日までとなります。定員は各部50名までとしていて、定員に達し次第、締め切りとさせていただきます。申し込み先はハローワーク千葉南となり、職業相談窓口または電話で受け付けをしています。参加費は無料です。ぜひ多くの皆様にご参加いただきたいと思います。
発表事項の3点目、千葉市中小企業者エネルギー価格等高騰対策支援金の受け付け開始のお知らせです。
千葉市では、市の単独の支援策として、エネルギー価格をはじめとした物価高騰の影響を受けた市内の中小企業の皆様の操業継続を支援するため、独自の支援金を創設していて、明日8月25日から申請受け付けを開始します。
給付要件はできるだけ簡潔なものにするように努めていて、今年の4月から9月までの任意の1カ月において、電気、ガスのほか、ガソリンなどの燃料費の合計が、3万円以上となる中小企業者に対し、1者当たり10万円の支援金を給付するものです。
その他の要件は記載のとおりですが、提出書類について、前年度のこの事業では、コストを比較するために2年分の支払い書類の提出を求めていましたが、なかなか用意するのも時間がかかるというご指摘もありましたので、必要な書類の見直しを行い、今年度の任意の1カ月の光熱費等の領収書を提出することで申請できることとしています。
申請の受付期間は、明日8月25日から12月15日までとしていて、申請方法はオンラインまたは郵送としています。申請方法や申請書の書き方などについてのご相談は、コールセンターを設けて、申請期間中は対面またオンラインで相談できる窓口を常設します。事務局を受託していただいているJTB千葉支店内に常設の相談窓口を設けていますので、ぜひ多くの事業者の皆様にご活用いただきたいと思っています。
今回の支援金は申請手続きを簡素化して、申請しやすくなっていますので、該当する事業者の皆様に活用いただければと思っています。
次に、お知らせ事項です。
1点目ですが、千葉市・市原市・茂原市・東金市合同企業間マッチングイベントの開催についてです。
ちば共創都市圏というのを千葉市としては施策を進めていて、広域連携事業を進めていますが、その一環として、企業間のつながりの強化や地域経済の活性化を目的とした4市合同の企業間マッチングイベントの開催になります。
3回目となる今回ですが、「食」と「SDGs」をテーマに、多様な観点からSDGsに取り組んでいる飲食関連企業10社とのマッチングの機会を設けたいと思っています。各参加企業の詳細は別添のチラシの裏面をご参照いただければと思います。
開催日は10月24日火曜日で、オークラ千葉ホテルで行います。今年度は会場規模、出展企業数ともに昨年の倍の規模を予定しています。
イベント内容ですが、出展企業による企業PRを順に行い、個別ブースにおいて商談会・試食会を並行して行います。
参加者については、4市内に立地する企業様のうち、出展企業との商談に興味のある企業や飲食店舗の方など、業種を問わず募集しています。この企業と連携して商品を開発したい、この商品をぜひ取り扱いたいなど参加理由も問いませんので、より多くの企業の方、事業者の方とのマッチング、交流が生まれることを期待しています。
近年、エシカル消費の意識を持つ消費者も増えていて、飲食業界においてもSDGsへの取り組みは重要視されていると考えています。そうした中で、実際にSDGsの考え方を踏まえた商品開発をされている事業者も、市内、関係市内に多数あり、こういった企業の開発した商品をご試食、ご覧いただける貴重な機会だと考えていますので、ぜひより多くの企業、店舗の皆様にご参加いただきたいと思っています。
参加費は無料です。途中入場、途中退出ももちろん可能ですので、お気軽にお越しいただきたいと思っています。
お知らせ事項の2点目、千葉都心地区オフィスビル合同内覧会の開催についてです。
ビジネス拠点としての千葉都心地区の利点、魅力を発信し、企業立地をさらに促進していきたいと思っていますが、オフィス仲介業の営業担当者や、千葉都心地区への進出をご検討されている企業の担当者の方を対象とした千葉都心地区オフィスビル合同内覧会を10月5日木曜日と6日金曜日に開催します。
現在、千葉駅周辺の再開発も進んできていて、街の風景も変わってきていますが、より魅力の増した千葉都心地区のオフィスビルを同じ日に効率よく見学することができ、実際に体感することができる内覧会です。内覧会の会場、オフィスビルは表に記載の12カ所となっています。
千葉市としては、千葉市の案内ブースを設け、千葉都心地区の利点や魅力、全国トップクラスの補助制度等についてご案内します。
ブース設置の場所、対応時間は記載のとおりです。ご参加いただいた方には、抽選で千葉市ならではの景品などもご用意していて、スタンプラリーも行います。ぜひ報道の皆様には周知にご協力をいただきたいと思っています。
続きまして、お知らせ事項の3点目になりますが、新型コロナワクチンの令和5年秋開始接種についてです。
本年の9月20日から新型コロナウイルス感染症にかかった場合の重症化予防を目的として、初回接種を終えた方を対象に令和5年の秋開始接種を開始することにしています。
対象となる方ですが、初回接種を終了した全ての方が対象となっていて、前回の接種から3カ月を経過されている方は接種を受けることができます。今回の接種費用は無料です。ワクチンについてはXBB.1.5対応のファイザー社製とモデルナ社製を使用します。
千葉市では9月20日から12歳以上の方の接種を開始し、5歳から11歳までの方については、10月1日から。生後6カ月から4歳までの方については、10月7日から実施することとしており、来年の3月31日までの年度内に1回接種することができます。
接種券については、前回の令和5年春開始接種を受けてから3カ月を経過した方には、9月11日から順次発送します。また、お手元にあります未使用の接種券を利用して接種を受けることができます。また、失くしてしまったという市民の方には、市のコロナワクチン接種コールセンターにお問い合わせいただきましたら、改めて郵送をさせていただきます。
接種を実施するに当たり、引き続き千葉市医師会の全面的な協力の下で、医療機関での個別接種を中心に接種を進めていきますが、夜間や休日に対応するため、市内2カ所の集団接種会場を設置します。
接種予約については、9月15日からかかりつけ医をお持ちでない方や、医療機関での一般枠、集団接種会場での接種を希望する方の予約受け付けを開始します。
これまでの経過を見ていますと、年末年始にかけて冬場に新型コロナが流行するように感じています。この機会にご高齢の方、基礎疾患のある方など重症化リスクの高い方については、接種を検討していただきたいと思います。
本日の発表事項とお知らせ事項は以上ですが、最後に私からもう1点、お伝えします。
印旛沼・印旛放水路かわまちづくり計画の登録と伝達式についてです。
8月21日に既に記者発表していますが、千葉市、佐倉市、八千代市の3市で、国土交通省で実施をしているかわまちづくり支援制度に、3市連名の計画として印旛沼・印旛放水路かわまちづくり計画の登録申請し、このたび8月10日付で登録をされています。
これを契機にして、市としては花見川沿いの豊かな自然環境をはじめ、大規模団地やサイクリングコースなどの様々な地域資源を活用した水辺の拠点整備に取り組んでいきたいと思っています。広域的にも近隣市と連携させていただきながら、東京湾から印旛沼までを結ぶ下総台地の水の回廊となるように、地域の魅力向上につなげていきたいと考えています。
本日、この後15時30分から4階の幹部会議室において、国土交通省から登録書の手交を受ける伝達式を行います。西田佐倉市長、服部八千代市長もいらしていただきますので、ぜひ伝達式をご取材いただきたいと思います。
私からは以上です。

質疑応答

(記者)
印旛沼・印旛放水路かわまちづくり計画に関しては、いつ頃開始で、いつ完了目標というのは定めていますか。
(市長)
ハードとソフトの事業が幾つかあり、まず千葉市に関しては県事業で護岸整備を行い、その後、花島公園でサイクリングやカヤックを行えるようなハードの整備を官民連携方式で実施していきたいと思っていますし、ハードだけではなくてソフト事業も幾つか組み合わせて、花見川の魅力を発信していく事業を実施していきたいと思います。それぞれ進んでいきますので、いつまでにというわけでもなくて、この計画の認定を機に花見川の自然環境、それを川沿いの市町村と連携して進めていける、そういったキックオフの計画だとご理解いただければと思います。
(記者)
この計画を登録申請して、今後、市として期待されることをお願いします。
(市長)
今回のかわまちづくり計画については、佐倉市、八千代市が先行して取り組んでいた計画の中に、千葉市が改めて加入するような形となっています。相互の市でお互いの地域資源を磨きながら3市連携で行うことで、川の沿線を訪れる方に対してさらに魅力を感じてもらえる、そんな取り組みを期待して連携の魅力を出していきたいと思います。
また、河川は県が管理していて、市は河川環境を活用しながら地域づくりを行っていると理解していますが、どうしても管理者が違うとなかなか事業が進まないということもあったかと思うのですが、今回、計画の中で千葉県と3市が連携して、国の支援を受けながら事業を推進していくことができますので、トータルで見て事業推進が効率的に行えて、PRもそれぞれ行うことができますので、連携効果はかなり出せるのではないかと思っています。
一つの計画を複数の自治体で共に推進することで、訪れる方に対してより多くの魅力を体験していただける、そんな取り組みを具体化していきたいと思っています。
(記者)
決算の関係で何点かお尋ねしたいのですが、まず今回の決算結果の市長としての受け止めと、市税が予算より増収となっているようですが、市内経済を市長は今どう受け止めていますか。
(市長)
決算結果についてですが、実質収支は確保できていますので、年間を通じて効率的な予算執行をした結果、事業が的確に推進できた、また、当初の目的を達成できるような事業運営ができたのではないかと思っています。
一方で、市債残高が、想定していたことではありますが、政令市に移行したとき時に造っている公共施設の老朽化対策や、新清掃工場、新庁舎の改築もあり、公共施設、公用施設のリニューアルが相次いできていて、今後も続いていきます。
これまで市債残高は財政改革を行う中で抑制ぎみに推移してきましたが、今後、少しずつ残高が上がっていくことも想定していますので、しっかりと市債残高全体でコントロールをしながら、着実な財政運営をしていかなければいけない、そんなことを認識させていただいた決算結果だと思っています。
それから市内経済ですが、全体として、コロナ禍で抑えられていた需要が顕在化してきていて、その需要を取り込んで業績を回復している企業も多くなっていて、全体としてはプラスになっていると思います。
ただ、市内の中小企業を見ると全ての企業の業績が好調というわけでもなくて、やはり価格転嫁が難しい企業もあり、業績がなかなか伸びない、また、悪化している企業もあります。そして業績が伸びなければ人手不足に対して人件費が上げられませんので、人を確保できるかどうかということが個々の中小企業にとって今後の事業展開に左右する、そんな状況が出てきています。人材確保、賃上げの原資を確保できる業績がある企業は、今後成長も業績の好転も期待できますが、そういったことがなかなか難しい企業につきましては厳しい局面が想定されますので、市として事業継続のための支援をしっかり強化していく、また、今後、中長期的な市内企業の支援については、例えば、DX化、事業の多角展開、人材確保に必要な企業内の改革、新たな事業展開ということも必要かと思いますので、先ほどの振興財団とも連携をしながら、個別企業に対してそれぞれご相談に乗りながら、この難局を乗り越えていくための支援をしていきたいと思っています。
(記者)
今のお話にもありました、市債の関係ですが、公共施設のリニューアルは今後も続くという理解でよろしいですか。
(市長)
そうですね。まず、新清掃工場もありますし、市民会館、海浜病院の建て替えなども予定されています。また、区役所についても順次、大型大規模修繕をしていかなければなりませんので、大規模修繕が予定されている公共施設も多々あります。そういったことを踏まえますと、計画的に事業進行していき、市債残高が増えるのは、私は致し方がないと思うのですが、コントロール可能な水準で、しっかり管理をしていくことが重要かと思います。
1点、気になっているのが、建設の単価が急上昇していて、これまで想定していた金額では事業が完了しないような状況も出てきていますので、改めて見積りなども取りながら、全体としても財政計画を見直していく、また、事業進捗をこれまでどおりいくのか、少し待機期間を置くのかを含めて、改めて見ていく必要があるのではないかと感じています。
(記者)
来年度以降の予算編成も始まる時期だと思いますが、財政運営についての今後の市長としての見通しといいますか、見解があればお願いします。
(市長)
楽にはならないというように思っていますが、税収の伸びも一部期待していますので、歳入と歳出の両目を見ながら、持続可能な施策展開ができる事業選択をしていく必要があると思います。
(記者)
そごうの問題で明日にも売却判断が正式に出るという報道があります。だいぶ長期化していますが、市長として現状の受け止めと改めてもし要望等があればお願いします。
(市長)
昨日あたりから急に報道が相次いでいて、何らかの動きがあるのでないかと思っていますが、市として、そごう・西武側から、例えば、そごう千葉店がここになる、店舗構成がこうなるといった話は伺っていません。
これまでも、そごう千葉店については、文化、市の消費生活の拠点であり、駅前のにぎわいの創設にも直結する極めて重要な店舗でありますし、我々とも行政分野での連携も幾つか行っていますので、今後の店舗の在り方については説明をお願いしてきていましたが、今のところ特に説明はいただけてない状況です。
今後ともなれば、不安に思っている市民も多数いらっしゃいますので、ぜひ今後のそごう千葉店の展開について、そごう・西武から説明を引き続き求めていきますが、セブン&アイ・ホールディングスからも千葉市に対して丁寧な説明をしていただきたいと思います。顧客あってのリテール、小売りだと思いますので、そういったことを忘れないでほしいと思います。
(記者)
先日行われたSUMMER SONICで、熱中症で複数名が倒れたと一部で報道がありました。来場者の中にはSNSで、飲料水や塩分を含むタブレットを入場口で没収されてしまったと投稿している人もいました。開催市の市長としての受け止めと主催者に何か求めることはあるかということをお聞かせください。
(市長)
SUMMER SONICについては、8月19日、20日の2日間で開催され、これは主催者発表ですが、両日ともに6万2,500人、合わせて12万5,000人の方にご来場いただいたと承知しています。
様々な報道がありますが、消防局による救急搬送は2人です。多くの方は会場内の救護所で対応、手当てをしている状況です。
先ほどご質問がありましたマリンスタジアムのグラウンド内でのスポーツドリンクの持込みについてですが、ZOZOマリンスタジアムの人工芝グラウンドにおいては、市が平成17年度までに株式会社千葉マリンスタジアムに管理を委託していた時期に決めていた利用の手引きというものがあり、その中で水やお茶以外の飲食を禁止していました。そうしたルールが現在でも一部踏襲されているという状況です。
このルールができた経緯ですが、スタジアムができた当初は人工芝の品質が今よりも良くない状況で、糖分を含む飲料がこぼれることでシミやべたつきが生じてプロ野球の使用に支障が生じるという恐れからそういう規定がありました。現在は人工芝の品質も向上している状況ですが、現在の指定管理者である千葉ロッテマリーンズも継承し運用していると。その運用を今回、主催者も踏襲して、グラウンド内でのスポーツドリンクの飲食はお控えいただきたいという対応をしたと承知しています。
今後の運用ですが、夏場のイベント自体を開催する環境が10年前、15年前の今のルールができた時と比べて明らかに変わってきているというのは、誰も否定できないと思いますので、こうした以前に決めたルールが今のイベント開催時にも妥当なのかどうかという見直しはしていかないといけないと思います。
ほかのスタジアムでは、人工芝だったとしてもイベントの内容によっては認めていたり、養生シートを敷いて認めているという状況もありますので、指定管理者の方で、今後のイベントにおいてどういった対応をするのが適切なのか検討をしています。私どもも施設を保有している自治体になりますので、指定管理者とよく協議をして、今のイベントの開催状況に適切な取り決めを今後どうしていくべきなのか、そういった検討をしていきたいと思っています。
(記者)
ネクストコア千葉誉田の合同説明会ですが、こういった工場団地、企業団地で合同説明会を市がやるというのは初めての取り組みなのでしょうか。
(市長)
進出企業に対してこういった市民と企業をマッチングするような取り組みというのは、これまでも何らかの形でやらせていただいたことはありますが、ネクストコア千葉誉田に関しては今回が初めてであり、これだけの企業の方が一堂に集まって、一旦説明をし、その後希望者に対して面接まで行う形というのは初めてです。
(記者)
「食」と「SDGs」のマッチングイベントについてですが、去年も開催されたということで何か実際にうまくいった例があれば教えてください。
(市長)
私どもの方で把握しているマッチングの実績ですが、商談が成立したケースも何件か出ているということで、その後、企業間のつながりから別の商談に発展しているケースもあると思っていますので、まずは関係づくりから始めて、実際の商談に至るまで支援を継続していければと思います。
(記者)
自治体の基幹業務システムの仕様を統一する標準化について、政府が移行難易度の高いシステムについては、例外的に移行完了期限を柔軟に設定する方針だという報道が昨日ありました。市長としての受け止めを教えてください。
(市長)
システムの標準化、自治体の情報システムを2025年度までに標準化することが法律などで定められて、今千葉市もそれを目指して作業を進めているところです。比較的規模の大きな団体、政令指定都市、政令市長会でも各市共通ですが、規模の大きいシステムを持っている団体については、2025年度の期限までに作業することがこの段階で困難だという状況が出ていました。
というのも、全国で一斉に同じ時期までにシステムを移行しなければいけないということですから、国内のSEなどの人的リソースは上限がありますので、一斉に移行するとなると逼迫するわけです。
特に規模の大きいところについては時間もかかりますので、達成をするのは無理があると思っていますし、今システムを導入していただいている企業に問い合わせても、その期日までの導入は困難だという回答をいただいています。
そういった状況を踏まえて、ようやく現実的な対応が示されたというように思っているところです。標準化の取り決め自体は、千葉市も含めて政令指定都市全てが賛同しています。確実にそして円滑に、これはバックヤードの改革で、住民サービス、窓口サービスが特定の期日に移行するということだけを優先した結果、窓口の混乱が起きては全く意味がありませんので、住民のサービスに影響がない形で、段階的に確実に移行していくために必要な措置をようやく示していただいたのだと思います。
(職員)
ほかにございますか。よろしいでしょうか。
よろしければ以上で終了させていただきます。

このページの情報発信元

総合政策局市長公室秘書課報道室

千葉市中央区千葉港1番1号

ファックス:043-245-5598

publicity@city.chiba.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

このページを編集して、改善提案する改善提案とは?