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更新日:2024年2月6日

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動画とテキスト(令和5年10月12日)

動画

テキスト

冒頭発言

(市長)
それでは、定例会見を始めます。
発表事項の前に1点、ご報告します。
今月2日に中央コミュニティセンターに、福祉まるごとサポートセンターをオープンしました。これまでの千葉市の福祉に関する相談体制ですが、例えば、65歳以上のご高齢の方の相談であれば、あんしんケアセンター、障害のある方のご相談については障害者基幹相談支援センターなど、分野・制度ごとに窓口を設け、専門的な支援、分野ごとの支援を行ってきました。
現在、一つの分野にとどまらない複合的なご相談、お困り事が増えていると感じていて、こうした相談については各分野の相談支援機関が個別に連携をして、その方に合った支援を行ってきましたが、ほかの機関との連携に苦慮しているという声も寄せられていますし、相談員の方の個人的なネットワークに頼っているという面もあったのではないかというように認識をしています。
そこで、今回の福祉まるごとサポートセンターをこうした課題に対応する機関として設置をし、介護と子育てなどの複数の困り事の相談、どこに相談したらいいか分からないといった福祉に関する様々な困り事を一旦丸ごと受け止める機関としてオープンしました。
サポートセンターの方では、社会福祉士や保健師などの資格を持つ職員、また相談支援の経験のある職員がまずお困り事を詳しくお聞きして課題を整理し、必要に応じて各分野の専門機関と連携しながら解決に向けたサポートを行っています。
この福祉まるごとサポートセンターですが、あんしんケアセンターや障害者基幹相談支援センターと同様に平日だけではなくて、土曜日も開設しています。お勤めなどで平日ご相談いただけない方にもご利用いただけるのではないかと考えています。
開設してから1週間経ちましたが、先週は、精神疾患があるご家族のことで長い間悩んでいたという方からの相談など、68件のご相談を受けています。電話、来所、様々なケースがありますが、1件当たり平均で30分以上かけて詳しくお話を伺っている状況です。
もちろん、これまでに既にある窓口、例えば、あんしんケアセンターなどの分野・制度ごとに今ある体制についても維持していきます。お住まいの区の保健福祉センターを含めて、身近でなじみのある窓口にもこれまでどおりご相談をいただきたいと思っています。
今回の福祉まるごとサポートセンターの設置ですが、単なる総合相談の開設という意味にとどまらず、これまでの制度別、分野別の相談支援の体制を生かしながら、分野をまたぐ相談に対して、関係機関が一体となって支援できる市内全体の相談窓口のネットワークをしっかりと確立していこうというものです。どこの窓口に相談しても支援につながる体制づくりを進めていきたいと思っています。詳細は先月20日に記者発表をしていますので、ぜひご確認いただければと思います。
それでは、発表事項についてお話します。
発表事項の1件目ですが、ヤマト運輸株式会社との「脱炭素社会の推進に関する協定」の締結です。脱炭素社会の推進を図っていくために、このたび、ヤマト運輸株式会社様と脱炭素社会の推進に関する協定を締結することにしました。
千葉市では、2050年のカーボンニュートラルの達成に向けて、今年の3月に「千葉市地球温暖化対策実行計画」を策定しましたが、市民・事業者・行政など立場を問わず意識を共有して、脱炭素社会の実現に向けての取り組みを進めているところです。
ヤマト運輸株式会社様は千葉市に主管支店という比較的規模の大きな支店を置いていますが、ヤマトグループさん全体の環境方針の下で、「エネルギー・気候」を重要課題の一つとして定めていて、気候変動に対する取り組みを強化されているということです。
この協定の締結により、地球温暖化対策の必要性を共有させていただいて、連携をこれまで以上に密にしながら、脱炭素社会の推進に向けて取り組んでいきたいと考えています。
連携事項としては、温室効果ガス排出量の削減に関すること、環境学習・教育の推進に関すること、再生可能エネルギーの活用に関することなどですが、脱炭素社会の実現に向けては、市内の全ての関係者が取り組んでいる必要がありますので、今回のヤマト運輸さんとの協定は大変心強いものと考えています。
脱炭素関係の協定は市として初めてであり、ヤマト運輸さんのこの分野の協定は県内で初と伺っていますので、今後手を携えて取り組んでいきたいと思います。
この協定に基づき、今年度の取り組みとしては、CO2排出量の削減を目的の一つにしています。公共市有施設への宅配便ロッカーの新設・増設を予定していて、これにより再配達を極力少なくしていきたいということ、また、千葉市の環境学習重点実施校に指定している小学校2校について、出張授業を行っていただけることにもなりました。取り組みの詳細については記者発表資料の裏面に記載していますので、ご覧いただきたいと思います。なお、協定の締結式はこの記者会見の終了後、14時30分から市長応接室にて行いますので、ぜひこちらも取材をいただければと思います。
続いて、発表事項の2点目になります。
千葉市動物公園動物科学館のリニューアルに伴う一時休館のお知らせです。
動物公園の中にある動物科学館については、来年の1月31日から館内のリニューアル工事のため、一時休館させていただきますので、お知らせするものです。リニューアル後は「熱帯雨林を知り、学び、ともに共存する」をテーマにしまして、多くの絶滅危惧種が生息する熱帯雨林の環境の過去と現状を知っていただいて、地球環境など熱帯雨林が抱える様々な問題を考えていただく、また、行動していくきっかけにしていくための学習展示施設となります。令和7年春の再オープンを予定しているところです。今回のリニューアルに併せて館内の授乳スペースについても拡充整備を行うことにしています。
休館中は夜行性動物などの動物展示、一部のトイレ、図書室、喫茶室は利用休止となりますが、案内業務や授乳室については、ご来園者の皆様にご不便とならないよう仮設の代替施設を置かせていただきます。
動物科学館のリニューアルの改修内容ですが、学習展示施設については、熱帯雨林に関する実物大のジオラマや大型モニター、プロジェクター投影を利用した解説動画、グラフィックパネルなどを用いて、熱帯雨林の仕組みや役割、人間が受けてきた恩恵などを体感しながら学べる展示内容を予定しています。また、特別展示室では、動物の標本展示や職員の研究発表の掲示などを行います。
授乳スペースについては資料に記載していますが、現在の1階から2階に移して、スペース、機能、共に拡充します。ご家族で利用可能な育児ルーム、ファミリー授乳室の設置の予定をしています。そのほか、フォトスポットなども親子で楽しめる内容としています。
リニューアルまでの期間ですが、関連のイベントとして休館の前に科学館の思い出の共有、や休館中に会えなくなってしまう動物たちをより楽しむことができるガイドなどを行うほか、リニューアルオープンに向けて、熱帯雨林について学ぶことができる講演会、新施設を紹介するイベントなどをオープンまでの間、順次開催する予定です。
直近のイベントとしては、「ちばZOOフェスタ・2023」を開催しますが、この期間中、今回のリニューアル工事を監修いただいている、京都大学名誉教授の湯本貴和氏による基調講演をはじめとした生物多様性フォーラムを11月3日から5日まで3日間開催しますので、よろしければご参加いただければと思います。動物科学館が新しく生まれ変わりますので、ぜひ期待をいただければと思います。
次に、お知らせ事項です。
未来技術に触れるイベント「ちばデジフェス2023」についてです。毎年10月の第1日曜日、月曜日はデジタルの日、また、毎年10月が「デジタル月間」が定められており、今回千葉市では、多くの民間企業の皆様のご協力をいただき、このデジタル月間の期間中、デジタル技術に触れ、理解を深めていただけるためのイベントを初開催するものです。
開催日は10月29日の日曜日で、きぼーる1階のアトリウムで行います。
内容は、モータースポーツの感覚を本格的に再現できるレースシミュレーションゲームの体験や3Dフードプリンターの実演、また、体験いただけるものとして、2Dのフードプリンターを活用して、かそりーぬなどのキャラクターをクッキーにプリントするような企画も行います。
また、千葉市美術館所蔵の浮世絵作品をデジタル化したデジタルミュージアムの展示やスマートフォンについてのお悩み相談を受け付ける相談会なども実施しますので、ぜひご利用いただければと思います。
誰一人取り残さないということがテクノロジーの恩恵を享受する上で重要かと思っていますので、このイベントでデジタル化の進展について体感していただければと思います。お子様からご高齢の方まで、全世代の方が楽しんでいただける内容としているほか、参加費も無料ですので、ぜひ、お越しいただければと思います。
私からは以上です。

質疑応答

(記者)
脱炭素の協定について、今回小学校でも出張授業をするということですが、市長として子どもたちと共有したい意識というのは、具体的にどういったところですか。
(市長)
脱炭素社会については、企業もそれぞれ進めていますが、ただ、企業だけではなくて、生活する上で脱炭素の取り組みというのを推進していかないと国全体としての達成ができない、そういう問題がありますので、まずは身近な問題として、自らの行動がそれにつながっていくんだという思いを共感していただければありがたいと思っています。
(記者)
千葉市動物公園のリニューアルですが、このリニューアル中は来た人が見られない動物が一部あるということかと思うのですが、その間、動物たちは建物の中にいるということでしょうか。リニューアル中のその動物の扱いはどうされるのでしょうか。
(職員)
夜行性動物や小型猿、その他バードホールにいるナマケモノなどはそのままですが、小さい猿などは移動して、今使っていない子ども動物園跡地のバックヤードで飼育します。
(記者)
総合ケアセンターですが、こういう窓口があるということ自体をなかなか知らなくて困るというような人もいると思うので、報道などで周知することも必要かと思うのですが、市としてどういった方法で周知を図っていくのでしょうか。
(市長)
まず、窓口の存在を知っていただいて、どこに相談していいか分からない課題があるのだと思いますが、聞いてもらえるところがあるということについては、私たちとしてしっかり広報していかなければいけないと思っていますので、市政だよりでオープンに先駆けてページを取って広報しています。そのほか、こういう場所でもご案内させていただいているのと、様々なSNSもやっていますので、事あるごとに広報に努めていきたいと思っていますので、ぜひご協力をお願いします。
(記者)
損害保険の大手が企業保険の保険料を事前調整していたという問題で、東京都が公用車に関して談合の疑いがあるということで、会社側に事実関係の報告を求めたのですが、千葉都市モノレールでの取引が疑わしいことが確認されているというような報道があった千葉市として確認している事実と今後の対応をお聞かせください。
(市長)
7月の下旬だったと思いますが、報道で大手損保数社が千葉都市モノレール向けの共同保険で価格調整の疑いという報道があったことは承知しています。
この報道を受けて、千葉都市モノレールが契約をしている火災保険、賠償責任保険、運送保険、様々な損害保険契約がありますが、いずれも共同保険ではなくて、単独一社との契約になっていましたので、共同保険の件で千葉都市モノレールのことがどうやって記事になったか分かりませんが、そもそも共同保険という契約自体が千葉都市モノレールは今のところはないという認識です。報道があった時に、千葉都市モノレールの方で保険代理店を通じて保険会社にこういう事実はあるのかという問い合わせをしたところ、現在調査中ということで、個別の案件のコメントはまだできないというお返事をいただいています。いずれにしても調査されていると思いますので、事実関係が判明次第、情報提供をいただくことをお願いしています。
(記者)
動物科学館のリニューアルに関してですが、こちらはリニューアルとなるのは何年ぶりになるのかと、もしこの熱帯雨林というテーマを選ばれた特段の思いなどがあれば教えていただけたらと思います。
(市長)
年数については後ほど(担当部署から)お答えします。
今回、動物科学館のリニューアルですが、動物化学や気候変動については、近年かなり多くの知見も出ていますし、年代を問わず、していただきたいことが我々としてもありますので、それで日常生活に密接に関係しているというのは先ほどお答えしたとおりですが、そういった学びともに共存していくということがテーマとして多くの方に学習していただける学習展示施設にしたいということで、展示内容を全面的にリニューアルして、ご家族でお越しいただけるような館の改装を考えているということです。
(職員)
1985年に開園して以来、これだけ大規模にリニューアルするのは初めてです。
(記者)
県の方でヤードの条例が可決されました。市の方で既に条例があるので大きく変わることはないとも思ったのですが、今後、例えば連携していくなど、お考えがあればお聞かせください。
(市長)
同様の目的を持つ条例が県の方でも制定をされましたので、県の条例、市の条例で合わせて不適正な屋外保管への指導が強化できると考えています。特に環境分野の規制については、一つの自治体だけでやっていても、その規制がない隣に移動するとか、そういうことが起きますので、県という面で規制をしていくということについては、私は必要なことだと思っていましたので、今回の制定を歓迎しています。
千葉市が初めて刑事罰を伴う条例を制定して、今、取り組みを進めていますが、県内でも制定する市町村もありますし、今回県が制定したわけですが、千葉市の取り組みが広がっていくといいますか、環境行政における規制モデルを提供することができたのではないかと思います。
また、内容的には全く同じではなくて、県条例には立地基準や使用前検査の規定がありません。千葉市の条例は、例えば、住宅地から100メートル以内の申請ができないとなっていますが、そこは各市、千葉市の実情に合わせた立地規制を入れているということで、十分共存はしていきますし、県は県の方で業としての規制を行うということですので、県の手続きによる規制、市の条例による規制の二本立てで不適正な管理を行っているヤードについて、厳しく指導をしていきたいと思っています。
(記者)
発表事項の件で、脱炭素の推進に関する協定について、千葉市としてこういった協定を締結するのは初めてだという話がありました。運輸・物流分野以外のほかの分野、多排出産業とかいろいろあると思うのですが、今後こういった脱炭素関連の協定をほかの企業や業界とも結んでいく考えはありますか。
(市長)
先ほど申し上げましたように、脱炭素の取り組みについては市民、事業者、行政、立場を問わず、関係者全体で取り組む必要があると思っています。今回、ヤマト運輸さんの方からお話があり、今回初めて締結するわけですが、この分野に関心を示している企業は市内にも多々ありますし、何か一緒にそういうことができないかというお話をいただいていますので、企業の方と話し合いをしながら、協定締結に至るものについては今後も広げていきたいと考えています。
(記者)
スクラップ条例の関係ですが、市としては制定後2年間でどういう効果があったと考えているかという点と、今後運用していく点で課題、問題点があるとお考えでしたらそれをお願いします。
(市長)
条例を制定し2年近く経ちますが、市職員の事業条例の立入検査について、条例の根拠のある検査ができるようになったということがまず大きな変化だったのではないかと思っています。その立入検査を継続的に行っていて、不適正保管に対する継続的な指導ができている状態ですし、市内事業所における再生資源物の保管料が減少している状況にあり、全体的に改善が進んでいると考えています。
また、条例だけではなく関係法令で規制している、例えば、違法建築についても事業所の状況は大きく改善しており、既存の法令、条例を組み合わせる形で強力に指導してきた結果、改善が市内全体で進んでいるのではないかと受け止めています。
(記者)
そごう千葉店の関係で、会社側の方から千葉市の方に説明といいますか、何らかの接触があったと聞いているのですが、実際にどんなことがあったのかという内容と、それを受けた市長の所感をお願いします。
(市長)
昨日、ヨドバシホールディングスさんからジュンヌ館の建物と土地を購入して店舗展開を検討しているという説明をいただきました。こちらについては、ジュンヌ館は8月末で一旦休館しているところで、株式譲渡後、ジュンヌ館がどういった店舗展開をするのか、市民の方からも心配するお声を市としていただいており、そごう・西武さんまたヨドバシさん側に対して、市としてもメッセージを出してきた経緯があるのですが、そうしたメッセージを受け止めていただいたものと考えています。
私も直接話を伺ったのですが、その際に申し上げたのは、そごう・西武さんとはこれまで市と連携を強化しながら、共にまちづくりをしてきた関係で、例えば、期日前の投票所や本の返却場所の設置など、行政機能の一部も担っていただいたパートナーですので、そういった関係を今後も強化していきたいということと、本館のそごう千葉店と、今回ジュンヌ館にヨドバシカメラさんが出店されるという話だったわけですが、それぞれの魅力や良さを発揮していただいて、にぎわいづくりや市民の消費生活を支えていただける、店舗展開をお願いしたいというお話をさせていただきました。
ヨドバシさんの方からは、ジュンヌ館で店舗を充実させていきたいというお話がありましたので、本館のそごうさんと連携をして千葉駅一帯を盛り上げていきたいというようなお話もお返事としていただいたという状況です。
そごう本館、ジュンヌ館それぞれにぎわいをつくっていただいていますが、そごう本館の広場、そごう前広場一帯は非常に落ち着いた空間になっています。それを前提に周辺の活性化グランドデザインもつくらせていただいていますので、そういったまちの中におけるそごうさんが果たしてきた役割、また、新しくジュンヌ館にテナントを入れて、店舗拡充をしていくようなお話でもありましたので、そういったまちづくり、千葉市が考えていることについて、しっかり連携をさせていただきたいというお話を私の方からも改めてさせていただいたという状況です。
今後、様々な面で行政手続きなどもあり、お話しいただく機会があるかと思いますので、市としての中心市街地活性化の考え方について説明し、ご理解を求めていきたいと考えています。
(記者)
千葉市動物公園科学館の今回のリニューアルで、館内の授乳スペースについても拡充整備を行うということですが、こちらの狙いであったり、これまで足りないといった声が上がっていたとかそういった背景などがあれば教えてください。
(市長)
授乳スペースはあったわけですが、あまり広くないとのお声もいただいていましたし、今後、世代を問わず年齢層幅広くお越しいただくということで、家族連れもたくさん来ていただくということを想定していますので、必要な授乳スペースの拡充を今回の設計の中に入れています。また、授乳室については、女性専用授乳室を3室のものを5室にしますが、家族で、男性も入ることができる場所をつくってもらえないかという話がありましたので、きちんと区画を分けて、ファミリー授乳室というのを1室新設することにしています。これまで来館いただいた方からのご意見を踏まえた新たな設計を心がけたところです。
(記者)
今週、市内に本拠地があるプロ野球の千葉ロッテがクライマックスシリーズ入りを決めました。週末にはファイナルステージを向けた試合も始まりますが、そのことへの受け止めを教えてください。
(市長)
今年は前半と言いますか、ぎりぎりまで千葉ロッテマリーンズは極めて調子が良くて期待していたのですが、終盤になり黒星が並び、大丈夫かなと思っていたのですが、チームの厳しい状況を何とか乗り越えていただき、2位でシーズンを終えたというのは本当にうれしく思っています。最終日、公務中だったものですから、直接見に行けなかったのですが、携帯などで確認をしており、安定的な試合運びで今シーズンのマーリンズの強さが最後になってしっかりと表れたのではないかと思います。個別の選手では、小島投手は2桁勝利ですし、ポランコ選手はホームラン王ということで、そうした個々の選手のご活躍がチームを最後に2位に押し上げていたのではないかと思います。
今週末、クライマックスシリーズファーストステージですが、ぜひ勝利をしていただきたいと思っており、勝利して日本シリーズまで駆け上がってほしいと思いますので、まず可能な方はZOZOマリンスタジアムに結集していただいて、後押ししていただきたいと思いますし、谷保さんのアナウンスが再び聞けることになりましたので、そこも楽しみ、見どころではないかと思っています。
(記者)
先日の議会終了後の市長ぶら下がりでも触れられていましたが、路線バスの廃止、大幅減便が市内に出てきていますが、そこら辺に対する市長の所感と今後どのような対策を考えるかというのをお願いします。
(市長)
今回の9月議会でも地域の足、特に定期路線の路線バスの今後の存続について、複数の会派から一般質問がありましたし、実際、利用がなかなか厳しいところについては減便という状況の路線もあります。
一部コミュニティバスはありますが、千葉市としては市バスを走らせていませんので、今後、民間のバス会社が生活に必要な路線については、できるだけ継続していただけるような支援策を打ち出していく必要があると考えています。今回の地域交通全体の状況を見ますと、利用者が少ないということもあるのですが、人手不足から路線が維持できないというような要素も出てきていると思っています。様々な支援策があり、赤字に対して補助をしていく、また、代わりのコミュニティバスを走らせるなどありますが、それをどういう路線にどう適応していくかというのと併せてバス会社の方で人手を確保していくために、インセンティブが働くような取り組みを市としてできないかという観点を含めて検討していく必要があるのではないかと思っていて、業界全体の問題でありますから千葉市だけでどこまでできるかというのもまだ検討中ですが、何らかの今の千葉市内の交通事業者の経営状況、また、人手不足の状態に応じた支援策を考えていかなければいけないと考えています。
(記者)
関連ですが、県や市の担当者と話していて、制度上大幅減便は事前に役所の方で知る手段がなく対策がなかなか取りにくいというお話を聞きましたが、そこら辺の情報はなかなかコミュニケーションが取れていないと、事業者とのコミュニケーションが難しいというのはどのようにお考えでしょうか。
(市長)
地域の交通事業者の方とは、例えば、経済対策の中で市として独自の支援策を展開していますので、私は必要なコミュニケーションは取れていると考えています。担当の方でどう申し上げたのか私もはっきりと分かりませんが、恐らく監督官庁が市ではないということで、まず路線の廃止などは国土交通省、運輸局の支局の方に提出されますので、そういったことを申し上げたのではないかなと思います。それとは別に市として交通事業者の方とは対話を行っていますので、事業者の考えが全く分からないということではなくて、どういう支援が必要になるかについては定期的にコミュニケーションを取らせていただいていると私は考えています。
(記者)
そごう千葉店の関係に戻ってしまいますが、昨日のヨドバシカメラがジュンヌ館というようなお話を聞かれたということですが、率直に市長としては、家電量販店が本館ではなさそうだということをどのように受け止められましたでしょうか。
(市長)
そもそもヨドバシカメラさんは、千葉市の中心街で1990年代から営業をしており、市民生活を支える極めて重要な店舗、パートナーだと思っています。今回、ジュンヌ館を取得されて、今の取り扱っているものよりは、たくさんのものを扱っていきたいという戦略をお持ちだというお話もありましたので、私の方からは本館のそごう千葉店とジュンヌ館に出店されているヨドバシカメラさんにそれぞれ魅力、強みがありますので、相乗効果を上げていただいて、今まで以上に市民生活を豊かにするための商業展開をしていただきたいと思っていますので、そういったことに合わせた展開を今考えていただいていると感じました。
(記者)
本館前の一帯が落ち着いているのは、引き続き堅持してもらいたいというお考えですか。
(市長)
落ち着いた雰囲気というのは、大事なものだと思っていますし、多くの方が行き交う駅前の顔ですので、そこについては今の機能というのは十分理解しているというお話をいただきました。
(記者)
動物科学館のリニューアルで1点お伺いします。こちらの事業費はどのくらいでしょうか。
(職員)
約5億8,700万です。
(職員)
ほかにはよろしいでしょうか。
よろしければ、以上で終了させていただきます。

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総合政策局市長公室秘書課報道室

千葉市中央区千葉港1番1号

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