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更新日:2024年2月8日

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動画とテキスト(令和5年11月7日)

動画

テキスト

冒頭発言

(市長)
それでは、定例会見を始めます。
本日は、発表事項が1件、お知らせ事項が1件です。
初めに、メルセデス・ベンツ日本株式会社、メルセデス・ベンツ・ファイナンス株式会社の本社誘致についてです。
千葉市では、メルセデス・ベンツ日本株式会社と、グループ会社で同ファイナンス株式会社の本社を美浜区中瀬に誘致、本日付で両者を企業立地補助制度の対象予定者と認定します。
今後、両者と連携協定の締結なども視野に入れて、幕張新都心が目指すまちづくりや脱炭素社会の実現に向けた取り組みなど、様々な分野で連携を図っていきたいと考えています。
移転の概要についてですが、立地場所については、ワールドビジネスガーデンのマリブウエストの8階です。
営業・企画・経理・人事総務部門などの主要な本社機能が立地することになります。
立地に当たり、千葉市が国家戦略特区であり、かつ脱炭素先行地域にも指定されていることを高く評価をいただき、カーボンニュートラルに向けた取り組みについて、一層の加速化を図ることなども移転の目的とされていると伺っています。
所属される人員は、2社の合計で約300人。操業の開始は、令和6年3月ということで伺っています。
千葉市としての企業立地に係る支援内容ですが、賃借型の企業立地促進事業補助金制度および同事業の拡充補助金制度による支援を予定しています。制度の枠組みについては、今日お配りしている資料に列挙させていただいています。
両者との連携については、脱炭素社会の実現のほか、幕張新都心らしいまちづくりなども目指して、今後、具体的な取り組み事項などを協議し、包括連携協定の締結を検討していきたいと考えています。
この会見終了後に、認定証の交付式を行いますので、ぜひご出席いただきまして取材をお願いしたいと思います。
次に、お知らせ事項です。
千葉湊大漁まつり、第47回千葉市民産業まつりの開催についてです。
11月23日の祝日になりますが、千葉ポートパークで千葉湊大漁まつりを開催します。
この大漁まつりですが、多くの市民の皆様に、千葉市だけではなく千葉県の豊かな食、特産品、文化などを楽しんでいただき、地域の魅力や価値の向上、地産地消の推進、また集客交流の拡大などを図るため、毎年11月に開催をしているものです。今年は、出店数の拡大や新たなステージパフォーマンスなどもあり、内容を充実して実施する予定です。
まず、恒例の大盤振る舞いについてですが、昨年も好評をいただきました、勝浦産の外房イセエビ60尾の無料配布のほか、サザエのつぼ焼きやハマグリの浜焼き、リンゴといわし煮など、多くの振る舞いをご用意しています。
ちなみに、大盤振る舞いという言葉ですが、鎌倉時代の慶事、喜び事の際に、御家人から将軍へ祝い膳が献上された後に、千葉常胤が御家人たちにご馳走を振る舞っていたことが語源とされています。千葉開府900年に向けても、ゆかりのある言葉ではないかと考えています。
また、80店舗を超えるブースが出店されますが、地元のグルメを味わえる飲食店、海産物、農産物などで、海と里の恵みを感じていただけるものとなっています。
今年の目玉としましては、千葉開府900年に向けて誕生した醤(ひしお)を調合したソースを使用した「千葉氏バーガー」も発売されます。
また、ジェフユナイテッド千葉とアルティーニ千葉、PIST6のご協力によるスポーツ体験コーナーや初心者向けスケートボードの体験も開催しますので、ぜひこちらもお楽しみいただければと考えています。
ステージでは、新たに幕張総合高校のダンス部の皆様によるパフォーマンスが披露されるほか、市立の稲毛高校・附属中学校・国際中等教育学校の吹奏楽部の皆様による演奏もあります。ご来場の皆様に元気を届けていただくことになっています。
また、第2会場をそごうの千葉店としており、11時から地下の食品売場の「山金」様で、新勝浦市漁港から新鮮な海の幸を直送販売することにしています。昨年も大変好評をいただきました。第2会場にもぜひお立ち寄りいただきたいと思います。
また、当日は、既にご案内していますが、周辺のエリア全体で千葉県誕生150周年記念パレードや「みんなとみなとの賑わい祭り」、また、お手元のチラシに記載していますが、ジュニアスケートボードコンテストや中央公園のヨルマチなどのイベントも同時に開催します。
千葉みなとと千葉中央エリアが一体となって賑わう1日になると考えています。ぜひ足をお運びいただき、千葉の魅力を堪能していただきたいと思います。
なお、千葉みなとエリアでは、千葉県生誕150周年記念パレードの実施に伴い、11時30分から14時45分までの時間帯には周辺で交通規制が行われます。お出かけの際には事前に規制の行われる場所をぜひご確認いただきたいと思います。
私からは以上です。

質疑応答

(記者)
まず、企業誘致について、誘致したことについて市としての受け止めとどのような期待をされているか、お聞きできたらと思います。
(市長)
企業立地については、私が市長に就任以来、将来の千葉市を持続可能なまちにしていくために雇用の場を生む、また、税収の税源の涵養のために重要な取り組みとして推進してきました。
また、今回のメルセデス・ベンツ・ジャパン様のご進出は、幕張新都心にとっても、非常に大きな意味があると思っています。
まちびらきから30年が経ち、第2のまちびらきの時期を迎えていて、その一端として幕張豊砂駅も開業したところです。非常に著名な企業の本社の機能が移転してまいりますが、幕張新都心の都市機能、オフィス環境が評価されたということと、先ほど申し上げましたが、千葉市が官民一体で次の時代の潮流を生み出す実証実験などを行っています。国家戦略特区もそうですし、モビリティの実験も行っています。また、脱炭素先行地域においても、幕張新都心地区は重要な地区と位置づけており、行政だけではなく、民間の事業者の方と一体となって実証実験などを進めていく、そんなプラットフォームになっているわけですが、そうした取り組みの実績が評価をされて、総合的に進出先にふさわしい場所として選んでいただので、都市機能、オフィス環境が優れているということと、これまで幕張新都心で進めてきた、官民一体となった次の時代を切り開いていくようなプラットフォームの存在と実績が評価されたと考えています。
(記者)
サッカーでジェフがプレーオフ進出を決めたことについての受け止めと今後考えていることがあればお聞かせください。
(市長)
今後考えていることは、しっかり応援することですが、まさに今回はアウェーの試合でしたが、初めて1階の新庁舎のイベントスペースでパブリックビューイングを行いました。こちらの予想を超える市民の方にご来場いただき、パブリックビューイング会場の雰囲気自体を高く評価していただいたのではないかと思っており、準備していただいた職員には大変感謝をしています。
あと、試合自体ですが、非常に苦しい展開で、私というよりも多くの方が口にしていたのは、以前のジェフでしたら多分2-0で負けていたということなのですが、今回は、今のチーム状態が非常に高いものがあると思っていますので、後半から1-0を2-1に逆転する高いチーム力が試合内容に表れたのではないかと思っており、この勢いでレギュラーシーズン最終戦も勝利していただいて、プレーオフ、あと二つプレーオフで勝てば、悲願のJ1昇格ですので、ぜひ市民の皆様には最終戦、フクアリに結集していただいて、チームの後押しをぜひしていただきたいと思います。
(記者)
ベンツの誘致の関係で、民間企業にとってインセンティブというか、行政による補助金というのは大きいと思います。今回の誘致に対しては、詳しくは資料でということだと思うのですが、法人市民税相当の補助とかというのは、ほかの自治体とかではあまりやっていないのかと思います。そういった千葉市ならではの支援制度がどのように評価されたか、市長としてどのようにお考えでしょうか。
(市長)
これから認定証の交付式も行いますので、その際に上野社長に直接お聞きいただくと、お答えが返ってくると思いますが、私の方で感じていますのは、もちろん支援制度も優位性があると思っています。他団体の誘致の支援制度を我々も研究しており、そういった支援措置に対しても他団体との比較の中でしっかりとした優位性が保てるものにしていますし、また、企業ニーズとして移転の際に係る経費というのが、やはり1年1年時間の経過とともに変わってくるところがあると思っています。
例えば、今はオフィスだけではなくてリモートワークも進んでいますので、新しく拠点を移す際にリモートワークの環境を新たに備える、強化する、そんな会社もあると伺っていますので、そうしたニーズにも応えていける支援制度を毎年見直して、ブラッシュアップしてきています。
そういった我々の企業をお迎えするに当たっての支援制度の考え方が評価されたのではないかと思っていますし、支援制度だけではなくて、職員の丁寧な対応も高く評価していると私は感じていますし、最も評価されたのは、長く千葉で操業するに当たって、幕張新都心でこれまで事業者と市、また県も幕張新都心の中で重要な役割を果たしていただいていますが、あの場所で官民一体となって新しい時代の価値を生み出していく取り組みということを評価していただいたと私は考えています。
どういった価値かというと、次世代のモビリティの実証実験ですとか、あと、イベント自体も日本初のエックスゲームズですとか、エアレースを開催していますが、常に新しいものを生み出していくというのがもともとの幕張新都心のコンセプトであり、それを一つずつ着実に具体化してきた、行政だけではなくて、民間の皆様方との連携の中で、例えば、新しい技術を検証したいということについては、幕張新都心の場をある意味で提供する、使っていただくこと、シェアすることで我々としても新技術の開発を応援していく、官民一体となって、新しい価値観を生み出していくという我々の姿勢が、一番高く評価されたのではないかと感じています。
(記者)
企業誘致の件で2点お伺いします。
1点目が、国家戦略特区かつ脱炭素先行地域である千葉市ならではのベンツと一緒にできる取り組みだとか期待しているところを教えてほしいのと、もう1点は、ベンツが千葉市にやってくることで与える経済的な影響、今想定しているものがあれば教えてください。
(市長)
前者のご質問については、この後、社長との記者会見がありますので、その中でご説明していきたいと思っていますが、メルセデス・ベンツ社から伺っていますのは、脱炭素社会の実現に向けて、やはりモビリティを提供している会社としてEV車を普及させなければいけないということについては強い使命感をお持ちだと私は感じていて、市内でEV車の普及をどう進めていくのか、やはり、東京都内と比べてまだまだのところが千葉市内はあると思いますので、自動車関連企業のご協力をいただいて、EV車を市内で普及させていく、そうした投資をいただけるのではないかと期待をしています。
具体的な連携内容については、今後、詰めさせていただいて、連携協定という形で具体化していければと考えています。
経済的影響については、要するに税収や雇用、様々な面があるかと思いますが、移転して実際にどういった形で数字に上がってくるかについては私としても確たる数字を申し上げることはなかなか現状では難しいとは思っていますので、数字としてこれぐらいというのはないのですが、経済的な影響というのは非常に大きなものがあると思います。雇用の場を提供する、また、社員の方が移っていただいて新しく千葉市民になられる方もいらっしゃると思いますし、税収面で本社が所在するということで市税収入にもメリットはあるのではないかと考えています。
(職員)
ほかにございますでしょうか。
よろしければ以上で終了させていただきます。

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総合政策局市長公室秘書課報道室

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