緊急情報
更新日:2022年8月3日
ここから本文です。
私たちの身の回りには、多くのダニが生息しています。その中でも、ぜん息の原因となるダニ、人を刺すダニ、初夏に目にすることが多い赤いダニについて説明します。
![]() |
![]() |
─ |
ヒョウヒダニ (体長:約0.3mm) |
イエササラダニ (体長:約0.3mm) |
コナダニ (体長:約0.3mm) |
床、カーペット、畳、ふとんなど、どこからも検出されるダニです。
床に落ちた食べこぼし、人のフケや垢、室内にたまったホコリやカビなどを餌にしています。
ヒョウヒダニの生体、死骸、糞などを吸引することにより、アレルギー疾患(小児ぜん息など)の原因になることがあります。
食品に大発生したコナダニは、見る人に不快感を与えることがあります。
ヒョウヒダニ、イエササラダニ、コナダニは、皮膚を刺したり、血を吸うことはないと考えられています。
室内の相対湿度は50~60%が理想です。
相対湿度が70%以上になると、ダニが繁殖しやすくなります。また、湿度が高い家では、ダニの餌となるカビが生えやすくなります。
掛けぶとんは薄いものを複数使うようにして、自宅の洗濯機でこまめに洗濯すると効果的です。
敷きぶとんは日光に十分干した後、掃除機で表面を吸引すると、ダニの死骸や糞を取り除くことができます。
使っていないふとんでも、こまめに干しましょう。
畳やカーペット、床は掃除機で吸引します。吸引時間は、畳1畳あたり1分、カーペットは1平方メートルあたり20秒以上が理想です。
人のフケや垢、食べこぼしをこまめに掃除することが有効です。
掃除機による吸引で、ある程度取り除くことができます。
体長は0.5~0.8mmで、黄褐色~茶褐色をしています。
他のダニやチャタテムシなどの体液を吸っているダニです。
家の中にヒョウヒダニ、コナダニ、イエササラダニ、チャタテムシなどの数が増えると、
それを餌にするツメダニも増えることがあります。
偶発的に皮膚を刺し、かゆみの原因となることがあります。
ツメダニの餌となる他のダニやチャタテムシを減らすことが必要です。
室内の相対湿度は50~60%が理想です。
相対湿度が70%以上になると、ダニが繁殖しやすくなります。また、湿度が高い家の中には、ダニの餌となるカビが生えやすくなります。
ふとんは薄いものを複数使うようにして、自宅の洗濯機でこまめに洗濯すると効果的です。
洗ったふとんは日光に十分干して掃除機で表面を吸引するか、乾燥機を使うと効果的です。
畳やカーペット、床は掃除機で吸引します。吸引時間は、畳1畳あたり1分、カーペットは1平方メートルあたり20秒以上が理想です。
人のフケや垢、食べこぼしをこまめに掃除することが有効です。
掃除機による吸引で、ある程度取り除くことができます。
畳やカーペットは定期的に取り外して日光で乾燥させたり、裏面に風を通すことが理想です。
畳の中でダニが大発生した場合には、業者に依頼して熱処理する方法もあります。
(有料です。一部熱処理できない畳もあります)
体長は約1mmで、全身が鮮やかな赤色をしています。
初夏の一時期に、コンクリート製住宅の周辺で目にすることが多いダニです。
人を刺したり血を吸ったりすることはないようですが、灰色の壁の上などに赤い虫がたくさん動き回っているということで、不快に感じる人もいるようです。
〔野外〕海岸の岩場などで見られることがあります。
〔住居〕コンクリート製建築物の屋上、ベランダ、壁面などに発生することがあります。
5月から6月に大発生することがあり、保健所に寄せられる相談もこの2カ月に集中しています。
生活様式など、詳しいことはよくわかっておらず、人体への被害も特に報告されていません。
本来野外に生息していると思われますが、開けた窓から室内に侵入することがあります。
数週間後には自然にいなくなってしまうので、特に対策は必要ないと思われます。
水で流してしまうという方法があります。
掃除機で吸ってしまうのが一番安全で確実な駆除方法です。
このページの情報発信元
保健福祉局医療衛生部保健所環境衛生課
千葉市中央区問屋町1-35 千葉ポートサイドタワー12階
電話:043-238-9940
ファックス:043-238-9945
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください