緊急情報
更新日:2022年8月3日
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吸血性の昆虫で、現在までに約1300種、日本では50種類以上が知られています。
人の血を吸って被害を与えるものとしては、ヒトノミ、イヌノミ、ネコノミがよく知られています。ネコノミは、本来ネコに寄生する種類ですが、人や犬など他の動物の血も吸います。
<右図:ネコノミ>
卵は白色で0.5mmくらいの大きさです。粘着性が無くサラサラしています。
幼虫は乳白色で、1.5~3.5mmくらいの大きさです。血は吸いません。
さなぎの期間は外界の温度によって差があり、7日から1年近くになるとこもあります。
成虫は縦に扁平な形をしています。体長はオスが1.5~2.5mm、メスは2~3.5mmです。
ノミは体のどの部分でも吸血しますが、特にネコやイヌを抱いたりする腕(手からひじ)、床にいるノミが飛びつくことのできるひざから足首付近が集中して刺されます。
吸血されると大変かゆく、かなり大きく赤くなります。特に小さな子供さんでは刺された部分が水泡になることもあります。
かゆさがしつこく残り、数日間続き、かゆさがぶり返してくるのもノミによる被害の特徴です。
ノミに関する相談は、6~9月に集中しています。梅雨時から夏にかけてはノミの活動時期であり、吸血された人はネコやイヌのペットと何らかの関わり合いがあるようです。
ネコやイヌを飼っている。(あるいは一時的にネコやイヌを預かった)
家に出入りするノラネコ、ノライヌがいる。
ノラネコ、ノライヌが住みついている空き家、倉庫などがある。
ペットの体をよく洗い、ノミ取りクシなどを使って成虫を取り除きます。
ペットがいる部屋の床下、畳のふち、カーペット、押入れのすみ等、「ノミがいると思われる場所」を掃除機でていねいに掃除し、卵や幼虫を吸い取ります。
ペットの体には、ノミ取り首輪やノミ取りシャンプーを使い、殺虫剤を直接まくことはやめましょう。
ノラネコやノライヌを家に寄せつけないようにしましょう。
ペットショップや薬局で売られている「忌避剤」を家の周囲にまくなどの方法があります。
このページの情報発信元
保健福祉局医療衛生部保健所環境衛生課
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