更新日:2022年8月3日

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チャタテムシ

チャタテムシ

チャタテムシ

家の中で目にすることが多い虫です。人体に直接の害はないようですが、大量に発生することもあります。ダニと間違われることが多く、不快に感じる人もいるようです。

成虫の体長は1~1.3mm。灰褐色から暗褐色で、羽はありません。

メスは生涯に140~150個の卵を産みます。

発生

全世界に広く分布し、野外・家の中のどちらにも生息しています。

世界では約900種類、日本には約100種類が報告されています。

チャタテムシの餌になるもの

カビ(高温多湿な時期に、湿気のこもる部屋で大発生したとの報告があります)

床にたまった食べこぼし、食品のカス、人からでるフケやホコリ、本の糊、貯蔵食品など。

被害

人体に直接的な影響は与えないと思われます。(毒は持っておらず、吸血や刺咬もしません)

ダニと間違われることが多く、見る人に不快感を与えることもあります。

チャタテムシを餌にしているツメダニは、人を刺すことがあります。

貯蔵食品等に発生し、食害します。

対策

チャタテムシはどの家にも普通に生息しており、完全に絶滅させることは困難と思われます。

(1)チャタテムシの餌になるものを、家の中から減らしましょう。

食品類の保管:開封した食品類は、密封できる容器に入れましょう。

カビ対策:こまめに室内の換気をして、カビや結露の発生を予防しましょう。

こまめな掃除:床にたまったホコリや食べこぼしは、すぐに取り除きましょう。

(2)家の中の湿度を下げてチャタテムシが住みにくい環境をつくりましょう。

こまめな換気や除湿器の使用などで家の中の湿度を低くしましょう。

相対湿度60%以下では、チャタテムシの発育や繁殖が停止するとの報告があります。

(3)畳に大発生したときには、畳を高熱処理(高周波、マイクロ波)するという方法もあります。

ナイロン糸を使った畳など、畳の材質によっては高熱処理ができないものもあります。

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このページの情報発信元

保健福祉局医療衛生部保健所環境衛生課

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ファックス:043-238-9945

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