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更新日:2024年12月4日
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カンピロバクター食中毒は、わが国で発生している細菌性食中毒の中で、近年、発生件数が最も多く、年間300件、患者数2,000人程度で推移しています。
最近では、屋外で飲食店が食肉を調理し提供するイベントで加熱不十分な鶏肉を提供し、500名を超える患者が発生した事案がありました。
カンピロバクター食中毒による死亡例や重篤例はまれですが、乳幼児・高齢者、その他抵抗力の弱い方では重症化する危険性もあります。
カンピロバクターに関する正しい知識を持ち、食中毒の予防に努めましょう。
カンピロバクターは、家畜の流産、胃腸炎、肝炎等の原因菌として獣医学分野で注目されていた菌で、ニワトリ、ウシ等の家きんや家畜をはじめ、ペット、野鳥、野生動物など多くの動物が保菌しています。
食中毒の原因になりやすいとされているのは特に鶏肉で、平成14~16年度厚生労働科学研究報告によると、食鳥処理後の鶏肉の67.4%(91/135検体)でカンピロバクターが見つかるとされています。
カンピロバクターはヒトや動物の腸管内でしか増殖しない、乾燥に弱い、通常の加熱調理で死滅するなどの特性を持っています。
また、数百個程度と比較的少ない菌量を摂取することによりヒトへの感染が成立することが知られています。
感染経路は、経口感染で、次のような感染様式が考えられます。
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