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更新日:2024年9月17日
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食肉には、「腸管出血性大腸菌」、「カンピロバクター」などの食中毒菌が付着している場合があり、ユッケ、鳥刺し、鳥わさなどの肉の生食や、焼肉、バーベキューなどにおける肉の加熱不足によって腸管出血性大腸菌やカンピロバクターの食中毒事例が全国的に発生しております。
平成23年4月に、焼き肉チェーン店で肉の生食による腸管出血性大腸菌食中毒事件が発生し、死亡者や重症者も多数確認されております。
また、令和4年8月に、加熱調理が不十分であった食肉を原因とする腸管出血性大腸菌食中毒が発生し、死亡者も確認されております。
「新鮮だから安全」は間違いです。
特にお子様、ご高齢の方や抵抗力の弱い方では、食中毒の症状が重症化することがありますので、注意が必要です。
牛レバーの内部からも腸管出血性大腸菌が検出されていることから、牛レバーは生で喫食することができず、生食用として販売・提供することが禁止されています。
また、豚の食肉やレバーを含む内臓にも、E型肝炎ウイルス、カンピロバクター、サルモネラ、寄生虫などの食中毒の原因となる菌やウイルスなどの病原体を保有しておりいることから、生食用として販売・提供することが禁止されています。E型肝炎は劇症化し、死亡する可能性もあります。
なお、他の動物の肉や内臓についても、病原体が付着している可能性が高く、もともと生食すべきものではありません。
例えば、鶏肉からも、カンピロバクター、サルモネラなどの食中毒の原因菌が検出されます。
さらに、猪、鹿などの野生鳥獣肉や内臓(いわゆるジビエ)も生食や十分な加熱を行わずに喫食すると、E型肝炎ウイルスに感染するリスクがあります。こうした野生鳥獣は、E型肝炎ウイルスの他に、どのような病原体を保有しているか分からず、生食することは非常に危険です。
食中毒を防ぐために、十分に加熱をしてから、食べるようにしましょう。
(厚生労働省リーフレット・ポスター)
どうして牛のレバ刺しを食べてはいけないの?(外部サイトへリンク) (リーフレット) |
(リーフレット) |
お肉の食中毒を避けるにはどうしたらよいの?(外部サイトへリンク) ※印刷設定を「A4・両面印刷(短辺とじ)にして印刷してください(三つ折りリーフレット) |
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