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更新日:2023年9月22日
動物園の社会的役割として、「種の保存」「調査研究」「教育普及」「レクリエーション」があります。千葉市動物公園では、さまざまな学校、研究・学術団体、企業との連携も含め、包括的な調査研究、教育普及活動を「アカデミア・アニマリウム」と称し、活動を推進しています。
9月24日は「世界ゴリラの日」です。平成29年にダイアン・フォッシー・国際ゴリラ財団により、絶滅の危機に瀕しているゴリラとその生息環境を守ることを目的として制定されました。
世界ゴリラの日について詳細はコチラ
イベント内容
① ゴリラとのエピソード
千葉市動物公園のゴリラたちについて、担当飼育員がお話しします。
② 『サイバネティクス - Gorilla in The Mist Project -』
講師:木更津工業高等専門学校 栗本 育三郎先生
ダイアンフォッシー著「霧の中のゴリラ」に学び、ニシゴリラ生息地域ガボン共和国ロペ国立公園の環境情報に基づいたミスト噴霧コントロール装置の開発と千葉市動物公園ゴリラ舎での実験について紹介します。
③ ゴリラとレアメタル
携帯電話やスマートフォンに含まれるレアメタルが及ぼす野生ゴリラの危機について、生息地の状況を交えて動物園とは違った角度からお話しします。
レアメタルを含む電化製品のリサイクルもゴリラなどの野生動物の保護につながることから、携帯電話・スマートフォンの回収ボックスを園内に設置します。ご家庭で眠っている不要な携帯電話やスマートフォンをぜひお持ち寄りください。
回収した携帯電話・スマートフォンは、専門業者に引き取られ、回収量に応じた対価が認定NPO法人テラ・ルネッサンスに寄付されます。テラ・ルネッサンスへ寄付された資金は、コンゴ民主共和国における支援事業の活動の一部として活用されます。
詳細はこちら(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く) をご覧ください。
※コンゴ民主共和国東部ではレアメタルの採掘がおこなわれ、得られた資金が武装勢力の資金源となることで紛争が長期化しています。これにより国内情勢が不安定となり貧困が生まれ、生活費を稼ぐために森に入りレアメタル採掘に従事する人々がいます。これが森の中へのアクセスを作り、ゴリラの密猟などを容易にする原因となっています。コンゴ民主共和国に多く生息するゴリラの保全をおこなうには、現地の「平和」を達成することも重要な課題です。
期間 2023年9月23日(土)~終了日未定(100台集まるまで)
場所 動物科学館1階
対象の電化製品 携帯電話、スマートフォン ※対象以外の家電は回収できません。
≪注意事項≫
・携帯電話やスマートフォンの個人情報は必ず消去してから回収ボックスに投函してください。
・一度回収ボックスに投函した携帯電話・スマートフォンは返却できませんのでご注意ください。
絵本のおはなし会
日時:2023年9月17日(日)①11:00~ ②12:00~
場所:動物科学館1階レクチャールーム
ボランティアによる絵本の読み聞かせイベントです。「世界ゴリラの日」にちなんで以下の2冊を読みます。
『ゴリラ』(福音館書店)
『ゴリラが胸をたたくわけ』(福音館書店)
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