千葉大学オープンセミナー
2022年度から千葉大学と連携してオープンセミナーを開催しています。各分野の専門家より、生物に関する発信をするとともに、地域の市民・来園者の皆様と一緒に、生物多様性や人と動物との関係を考える機会としています。
千葉大学大学院人文科学研究院・文学部(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)(西千葉キャンパス:千葉市稲毛区)は千葉市動物公園の近隣に所在しています。地域連携を強化することで、地域の活性化および地域の人材育成を図ります。動物や環境にまつわるお話を専門の先生から教えてもらいましょう!
大学オープンセミナー2024スタンプラリーを実施します!
「千葉大学オープンセミナー」と「東邦大学オープンセミナー(別ウインドウで開く)」に参加してスタンプを集めるデジタルスタンプラリーを開催します。スマートフォンへ公式アプリZooFull(別ウインドウで開く)をダウンロードして参加してください。スタンプの数(大学オープンセミナーへの参加回数)に合わせてアカデミア・アニマリウムオリジナルグッズなどのプレゼントを用意しています。全日程コンプリートで「大学オープンセミナー受講修了書」を授与いたします!

2024年の講演予定

- 第1回 10月 5日(土) 牛谷智一先生
- 第2回 10月26日(土) 山田賢先生
- 第3回 11月24日(日) 児玉香菜子先生
時間
14:00~14:30
※受付は13:50から仮設総合案内所付近です。
場所
動物科学館1階レクチャールーム(150席)
※動物科学館休館のため、特別にレクチャールームのみ開放します。
※空調工事中のため、体温調整ができる服装でお越しください。
対象
中学生以上に向けたものですが、どなたでもご参加になれます。
※予約不要
第1回 動物たちは本能のままに生きているのだろうか?
- 日程
2024年10月5日(土)
※ライブ配信予定していますが、アーカイブ公開はありません。
ライブ配信はこちら(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)(千葉市動物公園公式YouTube)
- 講師
行動科学コース 准教授 牛谷智一(うしたに ともかず)(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)先生【専門分野:認知科学】
- 講演内容
動物たちはヒトより下等な生き物とみなされ、単純な本能に従って生きていると信じる人も多い。この講演では、動物の帰巣に焦点を当て、時として人間より優れた彼らの空間認識について紹介する。また、どうやってそれを調べたか、その科学的方法も解説する。さらに、千葉市動物公園との共同研究を紹介しつつ、動物たちが豊かな心の世界に生きていることを示す研究について見ていく。

第2回 中国史における「虎」
- 日程
2024年10月26日(土)
※ライブ配信・アーカイブ公開を予定しています。
ライブ配信はこちら(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)(千葉市動物公園公式YouTube)
- 講師
歴史学コース 教授 山田賢(やまだ まさる)先生【専門分野:中国史】
- 講演内容
中国の古典には「苛政は虎よりも猛し」(苛酷な政治は虎よりも恐ろしい。だから、たとえ恐ろしい虎が出るとしても、政治の及ばない山中に暮らすのである。)という故事成語があります。古代から中世においては、中国大陸の山間部に生息する虎は、人にとって大きな脅威でした。しかし16世紀ごろには、山間部開発の進展とともに虎は次第に姿を消していきます。にもかかわらず、虎の記憶は近世から近代においても残り続け、伝承の中の虎は「正義」を執行する神に近い存在になっていきました。

第3回 動物を利用する―モンゴルの「赤い食べもの」
- 日程
2024年11月24日(日)
※ライブ配信・アーカイブ公開はありません。
- 講師
日本・ユーラシア文化コース 准教授 児玉香菜子(こだま かなこ)先生【専門分野:文化人類学】
- 講演内容
モンゴルの代表的な食は「白い食べもの」の乳製品と「赤い食べもの」の肉です。モンゴル牧畜民は自分たちが飼っている家畜をどのように食するのか。今回の講演では、主にヒツジ肉の利用からモンゴルの自然と文化を紹介します。

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