千葉市動物公園 > アカデミア・アニマリウム(教育・研究) > アカデミア・アニマリウム講演会 > 東邦大学オープンセミナー2023「生き物の暮らしや形の不思議」(全5回)
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更新日:2023年8月17日
動物園の社会的役割として、「種の保存」「調査研究」「教育普及」「レクリエーション」があります。千葉市動物公園では、さまざまな学校、研究・学術団体、企業との連携も含め、包括的な調査研究、教育普及活動を「アカデミア・アニマリウム」と称し、活動を推進しています。
東邦大学理学部生物学科の先生による、生き物のおもしろさを深~く知ることができる講演会です。
※全講演のPDFはコチラ
<全5回>
第1回「ヘビの多様な捕食行動」(2023年9月2日)
第2回「DNAが明かす霊長類の恋愛事情」(2023年10月8日)
第3回「植物と共にくらす菌類」(2023年11月11日)
第4回「両生類から読み解くホルモンとフェロモンの話」(2023年12月2日)
第5回「マイマイカブリの進化」(2024年1月7日)
(講師:東邦大学理学部 講師 児島庸介 先生)
日時
2023年9月2日(土)13:30~14:00
※受付開始は13:20です
場所
動物科学館1F レクチャールーム
動物の行動は驚くほど多様です。本講演では、さまざまなヘビの捕食行動を紹介し、動物の行動の多様性について考えてみたいと思います。
(講師:東邦大学理学部 准教授 井上英治 先生)
群れに複数のオスがいるニホンザルやチンパンジーでは、どのオスが父親か行動観察をしているだけではわかりません。本セミナーでは、DNA解析により明らかとなった意外な真実について紹介します。
(講師:東邦大学理学部 准教授 下野綾子 先生)
陸上植物の8割以上は、菌根菌とよばれる菌類と一緒に暮らしています。菌根菌との共生の起源は、植物が陸上に侵出した4.5億年前とされていて、最も一般的な共生関係の1つです。菌根菌がいないと発芽できない植物も知られています。植物と菌類の密接な関係を紹介します。
(講師:東邦大学理学部 准教授 蓮沼至 先生)
ホルモンとフェロモン、これらは似て非なる生理活性物質と呼ばれるものです。本セミナーではイモリの生殖活動に着目して、ホルモンとフェロモンとはどんなものか、わかりやすく解説したいと思います。
(講師:東邦大学理学部 准教授 小沼順二 先生)
マイマイカブリという昆虫を紹介します。マイマイカブリの体のかたち、大きさ、色が、どのように進化してきたのかを説明します。
<ご協力>
東邦大学理学部生物学科
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