更新日:2024年4月11日

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ロタウイルスワクチン予防接種のご案内

令和2年10月1日から、ロタウイルスワクチンの予防接種が定期接種になりました。

対象者

次のどちらにも該当する方

・令和2年8月1日以降に生まれた方。

・千葉市に住民登録のある方。

接種回数等

ワクチンの種類によって異なります。

ロタリックス(経口弱毒生ヒトロタウイルスワクチン)

接種回数:2回
接種期間:出生6週0日後から24週0日後までの間
接種間隔:1回目と2回目を27日以上空ける。

ロタテック(五価経口弱毒生ロタウイルスワクチン)

接種回数:3回
接種期間:出生6週0日後から32週0日後までの間
接種間隔:1回目と2回目、2回目と3回目をそれぞれ27日以上空ける。

※ワクチンは2種類ありますが効果は同等です。
※いずれのワクチンも、初回接種は出生14週6日後までに実施してください。
※最初に受けたワクチンと同じ種類を接種してください。

接種可能な医療機関

千葉市が指定する予防接種協力医療機関で受けることができます。

協力医療機関は「定期予防接種のご案内」の「実施方法」の中に一覧表へのリンクがあります。

※事前に医療機関への電話による予約が必要です。

接種費用

無料

※令和2年10月1日より前に接種したものは対象になりません。

持ち物

  1. 母子健康手帳
  2. 住所、年齢、氏名が確認できるもの(健康保険証等)
  3. 予防接種番号シール(すでに予診票に貼っている方は不要です)

※予診票は市内協力医療機関においてあるものをお使いください。また、医療政策課、各区保健福祉センター健康課にもおいてあります。下のリンクからダウンロードしてお使いいただくこともできます。

予診票(ロタリックス)をダウンロード(PDF:272KB)
予診票(ロタテック)をダウンロード(PDF:273KB)

※予防接種は保護者の同伴が必要となります。保護者以外の方が連れていく場合は委任状(PDF:105KB)が必要となります。

※予診票の郵送を希望される方は定期予防接種のご案内をご覧ください。

ロタウイルスによる胃腸炎とは

ロタウイルスによって引き起こされる急性の胃腸炎で、乳幼児期(0~6歳ころ)にかかりやすい病気です。
主な症状は、水のような下痢、吐き気、嘔吐(おうと)、発熱、腹痛です。
ふつう、5歳までにほぼすべての子どもがロタウイルスに感染するといわれています。
脱水症状がひどくなると入院が必要になることがあります。
5歳までの急性胃腸炎の入院患者のうち、40~50%前後はロタウイルスが原因です。

接種の効果

重症胃腸炎を減らすことができます。
ワクチンを接種することにより、ロタウイルス胃腸炎による入院患者を約70~90%減らすことができたと報告されています。

副反応について

ロタウイルスワクチン接種後(特に初回接種後)1~2週間くらいの間、腸重積症のリスクが増加する可能性があるとされています。
腸重積症は、腸の一部が隣接する腸管にはまり込む病気で、速やかな治療が必要になります。ワクチン接種の有無にかかわらず、3か月から2歳くらいまでの赤ちゃんがかかりやすい病気です。
ロタウイルスワクチン接種後、以下のような症状がみられた場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
・泣いたり不機嫌になったりを繰り返す
・嘔吐を繰り返す
・血便が出る
・ぐったりして顔色が悪くなる

この他、ぐずりや下痢、咳・鼻水、発熱等の副反応が報告されていますが、通常は数日程度で治まります。

接種にあたっての注意事項

予防接種は、体調の良い日に行うことが原則です。お子様の健康状態が良好でない場合には、かかりつけ医等に相談の上、接種するか否かを決めてください。

ワクチンの吐きだしを避けるため、接種直前(30以内)は授乳を控えることをお勧めします。

なお、お子様が以下の状態の場合には予防接種を受けることができません。

  1. 明らかに発熱(37.5℃以上)している方
  2. 重い急性疾患にかかっている方
  3. 腸重積症の既往歴がある方
  4. 先天性消化管障害を有する方(治療が完了している場合を除く)
  5. 重症複合免疫不全症の所見が認められる方
  6. その他、医師が不適当な状態と判断した方

接種の際に、医師とよく相談をしなくてはいけない方

  1. 心臓血管系疾患、じん臓疾患、肝臓疾患、血液疾患及び発育障害などの基礎疾患のある方
  2. 過去に、接種後2日以内に発熱、全身性発疹等のアレルギーを疑う症状がみられた方
  3. 受ける予防接種液の成分に対して、アレルギーを起こす恐れがある方
  4. 過去にけいれん(ひきつけ)を起こした方
  5. 過去に免疫不全の診断をされたことがある方及び近親者に先天性免疫不全の方がいる方
  6. 胃腸障害(活動性胃腸疾患、慢性下痢)のある方

接種後の一般的な注意事項

  1. 接種後30分間は、医療機関でお子様の様子を観察するか、医師とすぐに連絡を取れるようにしておきましょう。急な副反応がこの間に起こることがあります。
  2. 接種後、4週間は副反応の出現に注意しましょう。
  3. 接種当日はいつも以上に興奮させないようにしましょう。母乳の摂取等を含め、その他の日常生活はいつもどおりに行ってください。

健康被害救済制度について

定期接種による重篤な副反応で、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障となる障害が残るなどの健康被害が生じた場合、予防接種法に基づき補償されます。

健康被害の程度等に応じ、法令に定められた医療費、医療手当、障害児養育年金、障害年金、死亡一時金、葬祭料が支給され、特に死亡一時金、葬祭料以外については、治療が終了する又は障害が治癒する期間まで支給されます。

ただし、これらの補償は、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものか否かの因果関係を、医学、法学などの専門家からなる国の審査会にて審議し、予防接種によるものと認定された場合のみ支給されます。

 

このページの情報発信元

保健福祉局医療衛生部医療政策課予防接種事業

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟8階

ファックス:043-245-5554

seisaku.HWM@city.chiba.lg.jp

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