緊急情報
更新日:2024年6月10日
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1 プラスチックごみ問題の現状
(1)大量のプラスチックが、陸から川に入り、海へ流れ出ています。
(2)プラスチックごみはマイクロプラスチックに。
(3)海洋生物や観光業に多大な被害が発生
2 プラスチックごみを減らそう!
(1)Reduce(リデュース:ごみを減らす)
(2)Reuse(リユース:繰り返し使おう)
(3)Recycle(リサイクル:もう一度資源として活用しよう)
(4)適正排出(ごみを正しく捨てる)
(5)マイクロプラスチックになる前にごみを拾おう
ポイ捨てなどにより、回収されずに河川などを通じて海に流れ込む「海洋プラスチックごみ」が日々発生しています。
世界全体で大量に発生する「海洋プラスチックごみ」は、容易には自然分解されず、多くが数百年間以上もの長期にわたり海に残存し、このままでは2050年までに海洋中に存在する魚の重量を上回ることが予測されるなど、地球規模での環境汚染が懸念されています。
こうした問題の解決に向けては、個人・企業・団体・行政などのあらゆる主体が、それぞれの立場でできる取組を行い、プラスチックと賢く付き合っていくことが重要です。
プラスチックは手軽で耐久性に富み、安価に生産できる、とても便利なものです。
ただ、多くは「使い捨て」されており、利用後、きちんと処理されず、環境中に流出してしまうことが少なくありません。
海のプラスチックごみの多くは、陸から川を伝って海に運ばれたものです。
例えば、街中でポイ捨てされたごみやお庭に置いたままのプラスチック製品などが風で飛ばされたり雨に流されたりして川に入り、海に流れることがあります。
プラスチックは容易には自然分解されませんが、太陽の光や波の力で劣化して小さく砕けていきます。
5mm以下の小さなプラスチック片を「マイクロプラスチック」といいますが、小さくなったプラスチックは拾えなくなるので、どんどん海に溜まっていきます。
海に運ばれたプラスチックごみは、海洋生物が餌と間違えて食べてしまうことがあります。
死んだクジラの体内から大量のレジ袋が見つかったり、漁網(ぎょもう)に絡まって溺死してしまった鳥やカメなどが見つかったりしています。
また、観光地である海にも、多くのプラスチックごみが流れ込んでおり、経済的な被害も発生しています。
プラスチックごみ問題の対策のためにできることは、その他のごみを減らすためにも言われている「Reduce・Reuse・Recycle」の「3つのR」と、「適正排出」「ごみ拾い」が重要です。
プラスチックごみ、特に、使い捨てのプラスチックごみを減らす生活を心掛けましょう。
関連リンク:チャレンジ省資源宣言(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)
九都県市首脳会議廃棄物問題検討委員会では、ワンウェイプラスチック製品、容器包装、食品廃棄物に関する「チャレンジ省資源宣言」をした企業を応援しています。
関連リンク:Reuse(繰り返し使おう)(別ウインドウで開く)
関連リンク:Recycle(もう一度資源として活用しよう)(別ウインドウで開く)
ピクニック、バーベキュー、お祭りなど、ごみ箱のない屋外で出したごみは、きちんと持ち帰りましょう。
わざとではなくても、ごみが飛んで行ってしまうこともありますので、気を付けましょう。
また、自動販売機横等にある「リサイクルボックス」(ごみ箱ではありません!)が満杯のときは、ボックス脇に置かずに持ち帰りましょう。
屋外にプラスチック製品を置いておくと、太陽の光等で劣化が早まってしまいます。
また、いつの間にか雨風に流され、海洋プラスチックごみとなってしまう可能性があります。
劣化し折れたり欠けたりしたプラスチックもマイクロプラスチックの一種です。
使用中のプラスチック製品(人工芝、洗濯ばさみ、バケツなど)でも、劣化したものは早めに交換しましょう。
関連リンク
このページの情報発信元
環境局資源循環部廃棄物対策課
千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟7階
電話:043-245-5067
ファックス:043-245-5624
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