消防検査の「リモート検査」を開始します
リモート検査について
リモート検査とは、消防職員が現地で立ち会うことなく、インターネットに接続された携帯型電子機器(スマートフォン、タブレット等)を使用して行う検査です。
リモート検査のメリット
- 感染症対策として人との接触を抑えることができます。
- 検査場所への消防職員の移動がなくなるため、以前より検査日時の調整が容易となります。
- 開庁時間から検査が可能となります。
- 検査終了後、検査済証の発行が素早く行われます。(検査において指摘がない場合)
リモート検査の対象
次の全てに該当するものがリモート検査の対象となります。
- 新築を除く、既存の建築物に関わる消防検査
- 消防検査のうち、軽微な工事以外の検査で下記の表に該当するもの
- 消防機関側がリモートでの消防検査が可能と判断できるもの
対象 |
検査内容 |
消火器 |
増設、移設及び取替え |
スプリンクラー設備 |
ヘッドの増設、移設及び取替え |
自動火災報知設備 |
感知器の増設、移設及び取替え |
消防機関へ通報する火災報知設備 |
本体・ROMの交換 |
非常警報設備 |
≪非常ベル・自動式サイレン≫
構成機器の増設、移設及び取替え
≪放送設備≫
スピーカーの増設、移設及び取替え
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避難器具 |
増設、移設及び取替え |
誘導灯 |
増設、移設及び取替え |
リモート検査の実施方法
- 消防局指導課の受付窓口で検査日時を確定します。
- 消防機関側で上記で調整した検査日時のZoomミーティングスケジュールを作成します。
- 消防機関側から、作成したミーティングのURLを掲載したメールを送付します。
- 検査日時となりましたら、メールに記載のURL(参加Zoomミーティング)をクリックしてください。※Zoomアプリをダウンロードする必要があります。
- リモート検査を実施します。検査員の指示に従い、対応してください。
- 法適合を確認後、「検査済証」を交付します。(別途、事務期間を要します。)
リモート検査の留意事項
- リモート検査を行う場合は、事前に電波状況の確認を行ってください。
- 通信状況や映像の画質が悪い場合は、検査を中止する場合があります。
- リモート検査に伴う通信機器のデータ通信量はご負担いただくことになります。
- 通信機器により撮影・録画を行うことを、事前に建物の所有者等から許可を得るようお願いします。
- リモート検査の効率化を図るため、届出図面に増設、移設、取替え等を行った機器がわかるように番号等を記入してください。
リモート検査に係るリーフレット(PDF:599KB)
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