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更新日:2023年8月1日
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千葉県で令和5年8月から子ども医療の補助が高校生までと見直される。千葉市は、子ども医療に関してどのように考えているか知りたい。
本市ではこれまで、子育てと仕事の両立の支援や、産前産後の育児に関する不安や負担の軽減を図るため、保育所整備や子どもルーム拡充などの待機児童対策のほか、病児・病後児保育、ファミリー・サポート・センター、産後ケア、エンゼルヘルパー派遣など、施設整備や人的サービスの取組みに重点を置き、経済的な支援と併せて、子育て施策を実施してまいりました。
こうした子育て施策の中において、子ども医療費助成につきましては、子どもの保健の向上と子育て支援の充実を図ることを目的としており、本市では、保護者の所得状況に関わらず、全ての子どもを助成対象とすることが重要であるとの考えから、所得制限を設けずに、これまで順次、対象年齢の引き上げを行い、現在、中学3年生までを助成対象としています。
このような中、新型コロナウイルス感染症による影響や昨今の物価高騰など、社会経済情勢が大きく変化している現状等に鑑み、令和5年8月から、保険調剤の保護者負担を無料とするほか、第3子以降の保護者負担を無料とするとともに、通院回数などが多いご家庭の負担軽減を図ることとしております。
また、千葉県の制度としての子ども医療費の助成対象は、依然として入院は中学3年生まで、通院は小学3年生までと変更はありませんが、8月から高校生相当年齢までの現物給付(医療機関での支払い額を一定以下とする助成)を可能とする制度改正を行ったことをうけて、助成対象年齢を引き上げる県内自治体も多くあることを考慮し、千葉市においても18歳までの助成対象の拡大については重要な課題であると認識しております。
しかしながら実施するには多額の財源を要するため、子育て家庭への支援にあたってどのようなサービスが必要なのか、それが財政的に持続可能となっているかなどの観点から、子育て施策全体の中で、予算の制約を踏まえながら総合的に判断する必要があるものと考えております。
今後も多様なニーズや社会情勢の変化に的確な対応を図り、引き続き、より一層の子育て支援策の推進に取り組んでまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
(お問い合わせ)
こども未来局こども未来部こども企画課 TEL 043-245-5178
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