緊急情報
ホーム > 市政全般 > 広報・広聴・市民参加 > 広聴 > 市民の声 > 市民の声:夜間・時間外の医療体制について
更新日:2024年1月1日
ここから本文です。
私は習志野市の勤務医で夜間当直を担当している者だが、千葉市の夜間・時間外の医療体制に問題があるので改善してもらいたい。
習志野市と隣接する地域だけでなく、千葉市のかなり遠方からの救急受け入れ要請が多く、救急隊の対応についても千葉市内の病院に要請することなく受け入れを依頼して来ることがあり、初診の千葉市の救急要請のために習志野市内のかかりつけ患者を断らなければならない場合があり対応に疲弊してしまう。問題を認識し改善を要求する。
二次救急医療体制につきましては、千葉県において、救急告示病院及び診療所を認定しているほか、千葉保健医療圏限定で、4以上の医療機関に照会しても搬送先が決まらない救急患者などを対象として一時的であっても受入先を確保する、搬送困難事例受入医療機関支援事業を実施しております。
本市では、休日救急診療所や夜間応急診療などの初期の応急診療を提供するとともに、これらを輪番制でバックアップする二次救急医療体制などを整備しております。
また、令和元年11月には夜間内科の二次救急医療体制を見直し、夜間応急診療からの受入用の病床2床に加えて、新たに救急車からの受入用に2床を確保するなど、搬送困難事案の抑制に取り組んでおります。
しかしながら、本市の救急隊の出動件数の増加が著しく、令和5年中は速報値ですが、過去最多の69,155件となり、令和4年比で2,263件増加している状況となっております。
圏域外の医療機関の皆様にご迷惑をお掛けしておりますが、圏域外への搬送が発生した際には、引き続き、ご協力をお願いいたします。
次に、本市の救急活動では、基本的にかかりつけ医療機関や救急要請場所から近距離の医療機関を選定し、収容を依頼しております。
市外の医療機関が傷病者のかかりつけ医療機関である場合など、相応の理由がある場合、救急隊は市外の医療機関を最初に搬送先医療機関として選定することがありますが、ご指摘のとおり、適正な医療機関選定について改めて救急隊に周知徹底を図りたいと存じます。
また、救急隊は、市内医療機関で収容が決定しなければ、習志野市を含む市外の医療機関に収容を依頼することもありますが、市内の救急患者の受入れがより充実するよう引き続き市内医療機関や関係機関と連携協力してまいりたいと考えております。
(お問い合わせ)
・医療体制に関すること
保健福祉局医療衛生部医療政策課 TEL 043-245-5210
・救急隊の対応に関すること
消防局警防部救急課 TEL 043-202-1657
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください