緊急情報
更新日:2022年6月2日
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平成29年7月9日に訓練を実施した「さつきが丘二丁目町会防災会」の訓練の様子から、消火活動の流れを紹介します。
①排水栓は、道路の下に埋設された水道管を、地上からメンテナンスするためのマンホールです。
このマンホール蓋を開けて、直接水道管から放水することができます。
②まずは、そーっと、少しずつ水を出します。
吐水口から、茶色い水が出てきました。
水道管の中に沈殿していた錆などが混じっているからです。
このまま、勢いよく水を出すと、広範囲の水道管内がかき混ぜられて、周辺家屋の水道蛇口から錆のまじった茶色い水が出ることもあります。
そうならないように、そーっと水を出し、水道管内が落ち着くのを待ちます。
少し時間がたつと、水が透明になります。
③水が透明になったのを確認してから、一度水を止めて、吐水口にスタンドパイプを装着し、ホースの取付け口とします。スタンドパイプにホースを取り付けたところです。
④ホースを伸ばします。
ここでは、ホース2本(20m×2本=40m)をつなげて延伸しました。
⑤ホースの先に、管そう(筒先)を装着します。
放水開始、停止を先端で操作することができます。
⑥放水をするホースの先端で準備が整ったことを、水を出す排水栓側の人に合図します。
⑦合図を受けて、排水栓の側でスピンドルドライバーを回して水道を開栓します。
訓練では、水道を全開にしないでください。
広範囲の水道管の水がかき混ぜられ、付近の水道蛇口から茶色い水が出ることを防ぐためです。
ご協力をお願いします。
⑧ホースの先端の放水の様子です。
⑩ホースを順に持ち上げながら、中の水を抜き、ホースの中の水を出し切ります。
⑪ホースを2つ折りにしてから、輪になっている側から巻いていきます。
⑫巻き終わったところです。使用後は、ホースを乾燥します。
20mのホースですので、10mの高さの場所(建物の4階あたり)だと、2つ折りにしてほすことができます。購入をご検討の自主防災組織は、ホースを乾燥させる場所や方法について考えておくと良いでしょう。
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