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更新日:2024年9月25日

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薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」

薬物乱用とは?

10月と11月は、「麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動」期間です。

ここがポイント!

大事なことは、『一度でも薬物に手を出さない・出させない』こと。

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薬物乱用は、医薬品を本来の医療目的ではなく、遊びや快感を求めるために用法や用量を守らずに使用すること、あるいは医療目的ではない薬物を使用することをいいます。
覚醒剤、大麻*、麻薬*などの薬物は、たとえ1回だけの使用でも乱用になります。
*医薬品として適正に使用する場合を除く

薬物乱用で特に問題になっていること

現在、薬物乱用で特に問題になっていることは、以下の通りです。

  1. 10代の市販薬のオーバードーズが急増していること。
  2. 大麻事犯での検挙が10年間で3.7倍に急増し、覚醒剤事犯者数を超えたこと。(千葉県では、令和5年に初めて年間300人を超え、覚醒剤事犯者数とほぼ同等となりました。)
    20歳未満:15.3倍
    20~30歳:5.4倍
  3. 大麻事犯のうち30歳未満の若年層が約74%を占めていること。
    20歳未満:19%
    20~30歳:55%
  4. 大麻が中高生にも浸透し始めていること。令和5年度は、千葉県においても中学生1人(14歳)、高校生7人が検挙されました。
  5. 覚醒剤事犯の66%が再犯者であること。

乱用される医薬品・薬物について

乱用される薬・薬物は、大きく2つに分類されます。

千葉県それでも使いますか

ご注意ください

違法ではない≠安全

現在、違法ではない薬物は、安全とは限りません
今は規制が追い付いていなくても、これから規制対象になる「アブナイ薬物」である可能性があります。
「合法」や「脱法」をかたる薬物についても、近寄らないようにしましょう。

薬物に頼らず、誰かに相談を!

ここがポイント!

「さびしさ」や「生きづらさ」とは、薬物に頼らず、誰かに相談しながら付き合っていこう!

まわりに相談できる方はいませんか?
相談窓口を利用する方が気楽であれば、

薬物乱用の相談(本人、周りの人)は、コチラ

薬物を使い始めると、脳や身体が影響を受けて、元の健康な身体を取り戻すことが難しくなります。また、幻覚が現れたり、再び薬物を手に入れるために衝動的な行動をとるようになり、まわりの大切な人をも傷つけてしまうようになります。

薬物は、好奇心や軽い気持ちで手を出すには、代償が大きすぎるので、やめましょう。必要なのは、薬物を始める勇気ではなく、誰かに相談する勇気です。

体験談(大麻乱用者による告白:厚生労働省)(外部サイトへリンク)

友達から誘われると「仲間はずれにされるかも」と不安になるかもしれません。ですが、体に悪影響を及ぼす薬物をすすめる人は本当の友達ではありません。「やせられるよ」、「一回だけ試してみたら」といった友達の誘いなどにも決してのらないようにしましょう!

誘われたときは、相手を非難することなく
「自分を主語にした言葉(私は使いたくない、私は興味がないなど)」できっぱりと断り、
すぐにその場を立ち去るようにします。
(☞断るコツ(PNG:277KB)薬物を断るヒント

断りにくい場合は、その場から逃げましょう。逃げることも勇気です。

自分を、大事な人を、守るために。

麻薬*、覚醒剤、大麻*、危険ドラッグなどの薬物の乱用は、乱用者個人の健康上の問題にとどまりません。さまざま事件・事故の原因となってしまう等、地域の安全をも脅かしてしまいます。市民一人ひとりが、薬物の危険性を正しく理解し、地域が一体となって薬物乱用をさせない社会環境をつくることが必要です。また、若者が健全に成人できるように、地域でもあたたかく見守っていきましょう。
*医薬品として適正に使用する場合を除く

一人で悩んでいる方、身近な人の変化に気づいた方は、ご相談ください。

薬物の相談窓口

薬物依存症の相談窓口

このページの情報発信元

保健福祉局医療衛生部医療政策課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟9階

ファックス:043-245-5554

seisaku.HWM@city.chiba.lg.jp

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