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更新日:2023年3月23日

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【市長と語ろう会】主な意見交換の要旨(花見川保健福祉センター)

日時:2021年11月20日(土曜日)13時30分~14時30分

場所:花見川保健福祉センター

テーマ:「誰もが安心と豊かさを感じられる千葉市へ」(PDF:5,359KB)

参加者:18人

花見1花見2

様々な相談窓口の状況について

(参加者)
私は障害者福祉と家族の支援に関わる、「家族会」という団体に属している。家族会は、千葉市障害者基幹相談支援センターとあんしんケアセンター、こころの健康センターと連携をして対応にあたっている。設立から一年が経ち、各々の相談内容の状況と障害者基幹相談支援センターの活動状況、成功事例を開示してほしい。
(市長)
障害がある方や高齢の方の相談の場所、若い年齢層だが外出が難しくなっている方の相談窓口が市内にはあるが、色々なセンターがあるので、市民の方から見てよくわからなくなっている。行政としては、相談いただいた内容を、適切な支援が受けられる窓口に繋いでいくことが大事である。
各センターの状況については、市役所でまとめ、こちらが想定したような相談が頂けているのかどうか、今年一年間の状況を整理する。
また、総合的な相談窓口を置いて、そこから繋いでいくことがいいのではないかという声があるので、来年度以降、相談窓口のあり方については検討し改善する。
開示の仕方だが、個別ケースで様々な事情を抱え、相談したことが外に出ることを嫌がる市民の方もいるので、事例を検証して、市民の方から見てもわかりやすい相談窓口の体制や各窓口と相互に連携する体制を作り良い支援にする。

コロナワクチン接種について

(参加者)
精神疾患を持っている息子のコロナワクチン接種予約をしたが、精神疾患があるので、非常に不安になってしまい予約を取り消した。その後、やっとワクチン接種ができるころには、近所の医者も区役所もワクチン接種が終わってしまっていた。若葉区に一か所接種場所があるが、遠いので行けない。
ワクチン接種の希望があるが、まだ一回目も接種出来ていない人がいるので、どうか花見川で接種場所の提供や対応をしてほしい。
(市長)
ワクチン接種会場については、ある程度広い場所を作らなければいけないので、なかなか作れない状況であった。また、かかりつけの医療機関でワクチンを希望される方に、個別にワクチンの配送をしている。
一回目のワクチン接種希望については、花見川区の接種場所について検討する。また、一、二回目の接種が終わっていない人の接種を、三回目の接種の人と一緒に接種することを検討している。

財政調整基金について

(参加者)
千葉市財政健全化プランの見直しの中で、財政調整基金の残高が約90億だが、現在も順調に進んでいるのか。そのあとも積み立てていくという計画なのか。
(市長)
基金については100億円だが、税収はそこまで落ちていない状況なので、100億円を維持する形である。

税収増を目的とした外国企業の誘致の推進について

(参加者)
外国の大型企業を誘致することについてとこれからの外国との付き合いについてはどう考えているのか。税収増を目的とした外国企業の誘致を推進してほしい。
(市長)
企業立地だが、外国企業の国内への展開は厳しいところ。外国企業をターゲットにした取り組みではなく、千葉市に目を向けている企業というのは、北関東の流通拠点として、企業も拠点を集約して新しく置くという動きがある。それらの目的で千葉市を選ぶ企業に産業用地を提供している。大型企業のためには用地がいるのだが、大きな用地がないので、土地利用を見直しインター付近の特性を生かした開発を誘導したいと思っている。

花見川区の具体的な事業について

(参加者)
花見川区の具体的なメインの事業を教えてほしい。
(市長)
花見川区は都市機能を磨くことと自然を保全して活用していきたいと思っている。具体的にはこれから検討していく。

幕張メッセのコロナ集団治療会場としての活用について

(参加者)
幕張メッセを集団治療会場として活用できないか。
(市長)
幕張メッセは野戦病院には向かない。改修に時間がかかることや医療関係者を集めることに課題がある。臨時の医療施設は必要だが、短期間で行うには中規模の施設が適している。

自宅療養者について

(参加者)
自宅療養者は医療を受けていないので、医療崩壊ではないか。
(市長)
自宅療養を前提にやっているのではなくて、病床は県と連携をして第5波の時より増やしていく。ただ、時間帯によってはどうしても入院調整が必要なタイミングがある。また、入院はしないという判断をする市民の方もいる。入院が必要な方には入院ができる体制にする。

町内自治会の活性化や役員報酬について

(参加者)
自然災害が多くなっているので、町内自治会の活性化が必要である。また、投票立会人や国勢調査員を集めることが非常に苦労している。手当てが安いので、担い手が集まらないのではないのか。
(市長)
国勢調査員の報酬は、国で決まっているので、金額を上げることが難しい。選挙についても、全国的な報酬の基準があるので千葉市だけ上げることも難しい。町内会だけに負担をかけないように、検討していく。

今後の市長と語ろう会について

(参加者)
今後の市長と語ろう会について、良い案を2つくらいに絞って、専門的な分野を話し合いたい。
(市長)
市長と語ろう会のやり方については検討していく。

難病手当・支援について

(参加者)
私の家内は難病のALSである。今後の重度障害への支援をどのように考えているのか。何故かというと、前市長が財政を改善していくということで、難病の手当てを廃止にし弱者を切り捨てた。ALSは一万人いる。生きていくためには人工呼吸器や家族の介護の大きな二点がある。人工呼吸器をつけられれば生きられるが、支援がないので、生きたいが死を求めざる負えなくなる状況が続いている。その後、財政は改善されているが、支援の復活の話はない。行政は現場を知り、支援の検討をしてほしい。
(市長)
福祉政策は様々ある。約10年前に財政の見直しがあったが、福祉の現状が変わる中で、以前の制度を見直していかなければと思っている。本当に支援が必要な人への支援の観点を見直していくこと、今必要な施策や手当てのあり方を変えていくことは必要だと思っている。私は財政を理由に単にカットするということはせず、それに代わる施策を変えていく。個別に様々な事情があると思うので、相談してもらいそれにあった支援をしていきたい。

トイレを洗浄する企業について

(参加者)
私たちは環境を守る団体である。過去に市長への手紙などを出してきたが、型通りの回答であった。870名の署名を集めて要請書も出したが回答はない。
市街化調整区域にトイレを洗浄する企業があるが、大変迷惑をしている。悪臭がするので、布団を干すと臭いが吸着する等、困っている。企業は糞尿の臭いを消すために、クレゾールを散布している。そのクレゾールが混ざった臭いにも困っている。
(市長)
トイレを洗浄する企業の件は、市として継続的に対応している。
臭いについても継続的に感じるというお話だったが、今は落ち着いているということであった。主なご心配は臭いだと思っている。市として課題があるとは認識をしているが、企業にも権利があるため、指導をするにはデータが要る。臭いが出る時間帯など、生活に与える影響について教えてもらいたい。その確認結果に基づき、改善をどうやって求めるかを考えなければいけないと思っている。

保育園の幼児教育について

(参加者)
私は30代で子育て世代である。保育の質の向上ということで、2018年に保育所保育指針が改定され、保育所も幼児教育を行う施設と明記された。千葉市では、保育所での幼児教育の取り組みはどのようなことをしているのか。また、していないのであれば、どのように取り組んでいくのか教えてほしい。
私は少子高齢化ということで、教育の質を上げていくことを重要視している。
(市長)
保育の環境を改善していくということに関して力を注いでいる。職員一人当たりに担当する子供の人数や使用済みのオムツを園で処分することで、保護者の負担を軽減することやお子さん一人一人の環境改善等やってきている。
保育所の教育については、研究し、検討しなければいけない。
保育士の研修の機会を増やすことや待遇を改善し、保育士の労働環境を良くしていく取り組みをしている。

このページの情報発信元

総合政策局市長公室広報広聴課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟6階

kohokocho.POM@city.chiba.lg.jp

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