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ホーム > 市政全般 > 広報・広聴・市民参加 > 広聴 > 市長と語ろう会 > 【市長と語ろう会(地域団体向け)】主な意見交換の要旨(「医療の問題解決を考える」会)
更新日:2023年10月1日
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開催団体:「医療の問題解決を考える」会
開催日時:2023年7月11日(火曜日)18時00分~19時00分
テーマ: 100 年を生きる。~誰もが健康でいきいきと暮らせる千葉市~
(参加者)
市立海浜病院の夜間応急診療受診時間がコロナ禍になってから、24時までとなっている。今後の方針を教えてほしい。
(市長)
感染症の拡大に伴い診療機能を確保するため、令和2年4月から診療時間を短縮し、24時までとしている。
夜間応急診療終了後の24時以降も救急車の受け入れ体制を整備しており、緊急性の高い患者については海浜病院のスタッフによる診療を実施し、全体で体制をカバーできるようにしている。
今後も「夜急診勤務医の高齢化」や「医師の労働時間規制の導入」への対応により、院外からのスタッフの確保がさらに厳しくなることが予想され、特に24時以降の深夜帯においては、医師の確保や医療の質を十分に確保することが大きな課題となっている。
このため、深夜帯の再開については、本来必要とされる救急搬送患者への対応や応援医師などの確保を踏まえ、医療の質の担保の観点から、慎重に検討していく必要があると認識している。今後も、千葉市医師会と検討を進めていく。
(参加者)
市立海浜病院は呼吸器系の常勤医師がいない。高齢者が増えていく中で、呼吸器系の医師が重要であるが、今後どのように考えているか教えてほしい。
(市長)
超高齢社会を迎え、増加する高齢患者に対応していくためには、高齢患者特有の複合的な疾患に柔軟に対応できる体制整備が必要である。
現在、呼吸器系の常勤医師が不足していることは認識しており、今年度から脳神経外科を医師3人体制として本格的な診療を開始したところであり、整形外科でも来年度から医師を段階的に増員し入院や手術を増やしていく予定である。
また、呼吸器系の診療科についても、呼吸器内科や呼吸器外科の常勤医師を確保するため、引き続き大学病院に医師の派遣要請を行っていくほか、県内外からの人材確保にも努めている。また、新病院へスムーズに移行するために、移転前から対応できるように進めていく。
(参加者)
障害がある子どもが普通学級に通う際、どのような支援を考えているのか。
(市長)
まず、家庭によって障害がある子どもを普通学級に通わせるかどうかは考えが分かれるため、その家庭の考え方を最大限尊重し、子どもの安全を考えながら個々に支援し対応している。市は個別に看護師を配置し、医療的支援も含めて支援を進めているが、個々の状況に応じて安全の確保ができない場合は、家庭の考え方に添えない場合があることは理解してもらいたい。
(参加者)
話にあった「安全の確保」というのが、障害がある子どもを普通学級に通わせた場合、その子の安全なのか、他の子の安全なのか、さまざまな子どもが一緒に育っていく環境で、完全に「安全の確保」が難しい場合はあるかと思うが、どのように考えているか。
(市長)
説明した「安全の確保」は、障害がある子どもへの医療的支援を示している。例えば、常時医師の対応が必要なケースなどである。インクルーシブ教育は、障害の有無に関わらず、さまざまな子どもが共に成長できる効果があると考えており、学級の中での安全確保には、引き続き対応していきたい。
(参加者)
認知症カフェを運営する中で、がんカフェも実施しようとしており、その中で、経済毒性(がんが経済的にも悪影響を及ぼすこと)支援をどのようにしていくかが課題である。がんは患者だけでなく、家族への支援も必要である。医師はどのようなことを地域でできる支えとして求めているのかなど、新病院がその中核的機能を担い、地域と連携して支えていく仕組みづくりを検討してほしいと思っており、地域の医療との関わり方を一緒に考えたい。
(市長)
がんは、本人だけではなく家族への影響も大きいため、医療機関は、患者だけでなく、家族への支援も必要なことは認識している。そのため、がんの治療ができる医療機関や市の機関などが連携していくことは重要だと考えている。新病院でどのような連携方法や支援を行うかの体制構築はこれから確認していくが、個々のケースの応じた対応ができるようにしていきたい。また、ご家族に寄り添った対応ができるように柔軟に対応していきたい。
がんは、本人だけではなく家族への影響も大きいため、医療機関は、患者だけでなく、家族への支援も必要なことは認識している。そのため、がんの治療ができる医療機関や市の機関などが連携していくことは重要だと考えている。新病院でどのような連携方法や支援を行うかの体制構築はこれから確認していくが、個々のケースの応じた対応ができるようにしていきたい。また、ご家族に寄り添った対応ができるように柔軟に対応していきたい。
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