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ホーム > 市政全般 > 広報・広聴・市民参加 > 広聴 > 市長と語ろう会参加者募集中!! > 【市長と語ろう会】主な意見交換の要旨(花見川保健福祉センター)
更新日:2023年3月23日
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日時:2021年7月10日(土曜日)14時00分~15時00分
場所:花見川保健福祉センター
テーマ:「これからの千葉市のまちづくり~2021年度の主な取組み」
参加者:16人
(参加者)
避難所を支える人が少なくなっているので、在宅避難ということが非常に良いと思っている。家がつぶれたら避難所だが、最初から避難所ありきだと困る。その方向性を出して頂きたい。
(市長)
これからの避難所をどう運営していくかは、地域の非常に大きな問題だと思っている。避難所にみんなが集まってしまうと、避難所運営が大変なものになり、コロナ禍で感染症にどう対応していくかが極めて重要である。分散避難という考え方を強化していかなければいけないと思っている。自宅が安全な場合は、自宅に留まってもらい、支援物資を届けるようにしなければいけない。指定避難所だけではなく、自治会館等を、避難施設として認定をしていき、そういうところに、必要な資材を常備することで、避難先を分散していき、密になりすぎない形で避難を実現していこうとしている。
また、自力で避難先まで移動できない方もいるので、避難する際に支援が必要な方へ、誰が、どう対応していくのか、あらかじめ計画を決めておかなければならない。そこについては、今年モデル事業を行って、来年度以降、全市で展開していくことを考えている。
避難所運営については、地域でどのようにつくり上げていくのかということと表裏一体なので、指定避難所だけに人が集まらないように、安全に、確実に避難ができるように体制づくりをしていく。
(参加者)
最大の問題は人口の問題である。象徴的なのは花見川団地、こてはし台団地、横戸台である。少子化率はほとんど5%割っているようなところ、65歳以上の高齢化率が50%近い、そういうところばかりであり、このまま放っておくと、10年後には消滅する見通しである。早急に対策を立てる必要がある。
(市長)
本市は98万人の3割程度の方が大規模住宅団地に住んでおり、花見川区の、特に団地については、危機感を持っている。これをやれば解決するというものが無くなっており、生活全般、移動、様々な面で対策を行っていかなければいけないと思っている。
若い方に、地域に入って住んでもらうことも必要だと思っており、UR都市機構が持っている分もあるが、市としても、様々な事業を引き出して、長く住んでもらえる、新しい方に住んでもらえる地域にしていくために、考えていかなければいけないと思っている。
(参加者)
隣の八千代台等、他の市への交通アクセスや連携をもっと進めてもらいたい。
(市長)
地区で独自の課題があると思うので、詳しく教えてもらい検討したい。
(参加者)
ごみの現状について、何年かおきに力を入れているようだが、なぜごみを減らさなくてはいけないのか、市の予算との関係が大変気になる。
ごみ出しガイドブックを出したら、それで終わりでは、ほとんど市民に伝わらないと思うので、啓発を強力にやってもらいたい。不燃物と有害物のごみは、シールをはって置いていくのをどうするのか。
ごみステーションは、町内自治会で掃除したり、場所を見つけたりしているが、そこへの補助金や、公園の一角を割くなどしてもらいたい。
(市長)
ごみの減量については、ごみ処理を二つの工場で回す体制にするためには、ごみの量を一定の範囲で押さえる必要がある。3工場体制にすると膨大な予算がかかってしまうため、市民に減量をお願いすることで、ごみの量を抑え、2工場で処理している。
ごみを減量するためには、分別をしなければいけないので、様々なルールを作って取り組んでいる。ご指摘のように、ルール違反のごみを、シールを張って取り残しすることは、分別ルールが浸透していくためには、確かに手薄だったかもしれない。どういった形が効果的なのか、他の自治体を参考にしながら、ごみの減量やごみの分別ルールの周知を検討していく。
(参加者)
サイクリングコースがあるが、川が見えない。これだけの環境を活かしきっていないように感じる。草刈もできていない。管理が県、市と色々あり、もったいないと感じる。この辺を検討してほしい。ウォーターフロントはかなりできており、人口も増えてきたので川辺の開発にも力を入れて欲しい。
(市長)
ウォーターフロントの次はリバーサイドだと思っている。川を活かした、親水文化をどう作っていくかを具体化していきたいと思っている。
国、県、市と行政の違いで、地域の方々に迷惑をかけているということが多いかと思う。そこは、行政の中の仕分けの話で、具体的に課題を持って、分担を決めれば解決する場合もあるので、県や国に対してしっかりと物を言える市にしていきたい。
(参加者)
花見川の管理は県なので、県に対して、樹木の剪定、伐採、草刈、ごみの回収などを行うように話してもらいたい。現状は、困っている自治会が県に依頼してやってもらっている。
(市長)
花見川は、多くの部分を県が担当している部分があるので、困ることがあると思う。県に対して、どういう形で地元の要望を伝えていくか、取りまとめの仕方やどういう形が一番効果的なのか検討する。県も全体を見ると動かない場合もあると思うので、地域と市役所がしっかりと話をして、県に対して、要望ができる場所をつくっていく。県と市の関係性も変わって来ているので、そういった変化の中で、地域の課題を県の管轄しているところへ要望を伝えていくのか、検討する。
(参加者)
次世代の育成の問題で、小学校の適正配置がある。花見川区のさつきが丘地区では、東中学校と西小学校があるが、1キロしか離れていないところに2つの小学校があり、一校で、今まで900人いたところが300人しかいない。適正配置で見直していただく地域なのだが、これは、いつ適正配置になるのか。
(市長)
小学校の適正配置の問題は極めて難しい問題である。市としては、児童の数が少ないところが点在しているということは、財政的にも厳しいこともあり、教育を受けて貰ううえでも、効果が落ちてしまうのではないかと考えており、適正配置を進めている。
ただ、小、中学校というのは、地域活動の核になっていることがあるので、教育委員会や市だけの考え方だけでは、結果的にうまくいかないので、地域の方の意見を尊重しながら進めている。保護者の方、地域の方の意見も割れることがあるが、一緒にした方が生徒にとってもいいと言う一方で、やはり小、中学校というのは地域の核なので、ある程度生徒の姿があって残ってほしいという意見もある。そこは、地域の方と対話をしながら少しずつ進めている。
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