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更新日:2024年4月22日

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【市長と語ろう会】主な意見交換の要旨(美浜区役所)

日時:2023年12月9日(土曜日)13時30分~14時30分

場所:美浜区役所

テーマ:「仕事と子育てが両立でき、長く暮らし続けられるまち・千葉市」

参加者:8人

美浜1美浜2

アフタースクール及びICT支援について

(参加者)
以前NHKで放課後アフタースクールを取り上げており興味を持った。子どもルームへのWi-Fi整備はとても良い考えだと思う。また、ギガタブはICT支援員を会計年度任用職員で対応していると思うが、教職の資格を持った専任の先生をつけた方がいいのではないか。また、子どもルーム内を清潔にしてほしい。環境整備が大事ではないか。

(市長)
NHKの番組はクローズアップ現代で、横浜市と千葉市を比較したもので、横浜市の抱えている問題を解決する素晴らしい取組みとして千葉市の放課後アフタースクールが紹介されていた。今後もアフタースクールの取組みを進めて行く。保護者の就労状況等にかかわらず、希望するすべての児童に使ってもらえるところが子どもルームとの違いであり、体験プログラムも委託事業者が工夫していただいているので保護者の方の満足度は高い取組みである。ICT支援員については、機器の操作を支援してもらうので、教職員ではなく専門的知識を持った方が派遣されている状況である。やはり教職員がギガタブを当たり前に使うことが重要だと思う。ICT支援員による教職員への研修等も行っている等、教職員がしっかりICTを使いこなして効果的な授業が出来る体制が必要だと考えている。子どもルームの環境整備への指摘については、基準を作って衛生には気を付けてはいるが、同様の意見をもらうこともあるので、今後もしっかり取り組んでいく。

PTA活動について

(参加者)
美浜区の小学校に娘を通わせている。地方から千葉市に移住して来たため親戚には頼れない環境であり、両親ともに働いている。そのような状況で小学校のPTAについては、原則一人一回は役員を務めるルールがあり、月に一度は平日に活動がある。対応をするには休みを取らなければならないため、正社員の共働きには厳しい状況である。

(市長)
PTA活動は重要だと思っているが、個々の家庭の事情があることは理解している。必ず月一回の活動が出来なければいけないというような運用をしている状況であるならば教育委員会に相談していただきたい。PTA側としてはルールを作らないとなかなか参加してもらえず活動が成り立たないという事情もあると思うが、原則ということなので、そこは家庭の事情を説明してもらえれば反映されていくのではないかと思う。もし説明しても変わらないということであれば教育委員会へ相談してほしい。

小中学校の夏休み時期について

(参加者)
何年か前から千葉市の小中学校の夏休みが7月の中旬くらいから始まっていると思うが、他の市町村より早い気がする。個人的にはもう少し遅くして9月くらいまで夏休みにしてもいいと思っているが、時期の変更の検討はあるか。

(市長)
夏休みの日程は教育委員会で決めている。天候は毎年変わるので基本的には課題とは考えていない。ご意見として承る。

病児・病後児保育について

(参加者)
病児・病後児保育について、中央区に住んでいるが徒歩圏内に実施施設がないので、今後拡充の予定はあるか。

(市長)
病児・病後児保育についてだが、コロナ禍において利用する方が減った。しかし、現在はまた利用する方が増えて来ており、人口に対して施設が少ない区があることは認識している。他市の状況も見ながら支援策を検討していく。

保育所・小学校等での感染症対策について

(参加者)
待機児童がゼロなのは非常にいいことだと思うが、保育所に入った後に衛生状況が悪いのか感染症が広まっている気がする。子どもがいつも体調が悪く、通院対応で両親の有給休暇も減っていってしまい困っている。もう少し感染症の対策はできないのか。

(市長)
感染症が広まった時に学校や保育所を先に閉鎖すべきという意見が多いが、学校・保育所に関わらず、発熱した場合は自宅で休むよう徹底することも大事だと思っている。保育所等を閉鎖してしまうと親が働けなくなってしまい社会が成り立たなくなる。学校や保育所が一般的な職場等の他の場所と比べて感染率が高い訳ではないので、症状が出た場合は、人の集まる場所へは行かないと徹底することが大事であり、学校や保育所の機能はなるべく維持したい。

園庭のない保育所について

(参加者)
保育所の安全性についてだが、園庭のない保育所があり、近所の公園に連れて行って遊ばせている。その際に一人の先生が3、4人の園児を連れて歩いているので危険ではないかと思う。やはり園庭があった方がいいので市が支援をするなどして各保育所に園庭を作るようにした方がいいのではないか。

(市長)
保育所のニーズが高いのは駅周辺であるが、駅周辺の土地で園庭を増やすことは難しい。園庭無しの保育所では近所の公園等へ行き、体を動かす機会を作っている。児童に対応出来る人員配置の人数についても、各園で屋外活動に必要な人員で対応しているほか、「キッズガード」の配置を助成すること等で安全確保をしている。

稲毛海浜公園の管理について

(参加者)
稲毛海浜公園が民営に移ったが、公園の経営が破綻した場合、市で負担するというのは本当だろうか。

(市長)
稲毛海浜公園の運営は民間事業者への許可や委託で対応しているが、民間活力によるリニューアル事業において、万が一当該事業者が破綻した場合でも、撤去費等は保証金で対応できるので、破綻による損害は市にはなく、市税の投入は発生しない。ただし、稲毛海浜公園は市の公園なので基本的な大規模修繕やトイレの改修等は市が行っている。

職員の人員配置ついて

(参加者)
学校給食費無償化について、給食に関係する事業を経営していたこともあって、市長の考えをありがたく思う。食材費だけ見ても一食288円だけでは非常に厳しく、食材費だけでなく人件費や経費を支える財源を確保するのが大変ということは、民間企業の立場でも同様だったので、そこをどう考えるかということを国の無償化の話と併せて検討しているという話を聞いて嬉しく思った。従業員を抱えるという立場だと、学校給食や病院、高齢者障害者施設の給食を運営していくためには年中無休で提供し続けなければならないが、人材をギリギリでしか確保できないため一人休むと厳しいような状況である。労働環境を企業や市で改善していかなければいけないと考えている。

(市長)
市役所も民間企業も同じだと思うが、事業を運営していくために従業員が休んだ場合どうするのかということは常に課題である。まず、子どもをしっかり預かれる体制を続けていくことで対応している。また、何人か休んでも運営できる様な人員配置をしなくてはならない。保健師などの専門職を増やすなど、柔軟性を持った体制にしていこうと考えている。

県立高校の避難所ついて

(参加者)
県立高校の避難所についてだが、発電施設が市立の小中学校には出来ているが、県立高校(検見川高校)には設置されないのでお願いしたい。

(市長)
県立高校は学校だけで判断がつかないためタイムラグがある。県へは課題を伝えているので少しずつ変わって来ている。

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総合政策局市長公室広報広聴課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟6階

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