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更新日:2023年7月27日

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2021年度市長と語ろう会(オンライン)開催結果

市長と語ろう会(オンライン)の開催結果を掲載しています。

下期開催結果

上期開催結果

下期開催結果

日時:2021年12月12日(日曜日)10時00分~11時00分

テーマ:「誰もが安心と豊かさを感じられる千葉市へ」(PDF:4,665KB)

参加者:11人

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※主な意見交換の内容については、開催時点のものであり、発言の内容と現況が変更している場合があります。

主な意見交換

私立幼稚園の保育士の手当てについて

(参加者)
子育て、教育政策だが、幼稚園で預かり保育があり、待機児童が減りだしたということであったが、私立幼稚園で働いている保育士に対して、千葉市手当てが出ていない。保育園、こども園で働いている保育士には千葉市手当てが27,000円ある。私立幼稚園の保育士にも千葉市手当てを出してほしい。
(市長)
幼稚園の保育士への手当てだが、現行制度でどこまでできるのかという課題があるが、同じ保育士として勤務しているのに、扱いに違いがあるというご意見はわかるので、どういった形で勤務環境を改善していけるのか検討する。
保育の現場で働く人の確保は問題になっているので、勤務条件、勤務環境を変えていくことは総合的に取り組んでいきたい。

在宅での育児支援について

(参加者)
在宅で保育をしている方にも、保育所に預けるのと同じような補助金を出せば、千葉市で子育てがしたいと思う方が増えるのではないだろうか。
(市長)
在宅での育児をどう支援していくのかだが、就園費と同じ形での補助は難しいが、どういった支援ができるか検討する。

※3才未満児で、父母に就労等の保育要件があるものの、保育所等を利用せず、祖父母等の親族が在宅で当該児を保育する場合には、「祖父母等による3才未満児在宅保育支援給付金事業」があります。(市単独。10,000円/月)

情報通信格差について

(参加者)
情報通信に関して、千葉市に限らず、格差があるのではないか。子供の場合は学校で教育の機会が与えられているが、シニア世代には浸透していない。スマホ、パソコンを使えないという方がいる。
こういった方たちに、国、県、市、地域、何らかの支援があって、はじめて行政サービスがいきわたる環境が整うのではないだろうか。
具体的には、
1.無料のWi-Fiを公共の場所だけではなく、公園など広く、使えるようにする。
2.スマホ、タブレット、パソコンを図書館等で貸与する。
3.自然災害等で、局所的にがけ崩れが今起きている、もしくは、あぶない兆候があるということを、千葉市ホームページなどで、動画や写真をアップして市民へ伝える。
4.若年層のネット依存。歩きスマホをしている人がいるが、依存を防ぐような施策や取り組みを作ってほしい。
情報格差によって情報サービスの活用、利用に差がついてしまっているのであれば、改善する余地があるのではないか。
紙媒体はやめられないというのは当然だと思うが、、現状を減らすということは、コストの削減であったり、マンパワーの削減であったり、環境にも優しく、ごみも出ないので良いことである。反面、SDGsは、なかなか進まない。国なのか、県なのか、市なのか、区なのか、予算やマンパワーの振り方など、安全やセキュリティなど、たくさんの課題があるが、千葉市が取り組みを進めていくことによって、日本中から、やはり千葉市はすごいなと言われるような町づくりが行われることを期待する。
(市長)
情報デバイスなどを使っていない方に、まずは、触れていただく環境を作る取り組みを行っている。携帯電話会社で、地域のご高齢の方を対象にスマホ、タブレットの使い方を、市と連携をして教えている。その反響を参考に、どういった形で、市内の高齢の方や若年層も含めて、スマホなどの使い方を理解し、行政関係でいえば、市からの情報をスムーズに受け取れるのか、といった取り組みを始めている。情報をリアルタイムで届けることができるので、ハードルなく使える方を増やしていきたいと思っている。
公共施設内でのWi-Fi環境は、可能な範囲で今も行っているが、社会インフラとして当然のものとなっているので、多少時間はかかるが、広げていきたい。
すべての市民が対象なので、どうしても対応できない方のために紙媒体は無くせないが、利便性が向上して、コストの削減にもなるので、この分野については取り組んでいきたいと思っている。

SDGsの広報について

(参加者)
私はSDGsをわかりやすく広めようと活動している。SDGsの知識を持っている方は1割程度なので、千葉市としてのSDGsについての取り組みや広報の仕方を聞きたい。
(市長)
世間ではSDGsという言葉を聞かない日はないが、どのようなものを目指しているかの理解が不足している。
10年間のまちづくりの基本方針を決める作業をしているが、どの分野でもベースになる考え方が、SDGsではないかと思っている。どのような形で広報すれば良いのかを含めて検討している。

「すぐーる」導入格差について

(参加者)
私は学校のPTAの会長をしているが、「すぐーる」を導入してくれたので、助かっている。ただ、学校によっては、「すぐーる」の使い方への差がある。校長先生や教頭先生の裁量によって変わってしまっている部分があるので、その辺はどうなのか聞きたい。
(市長)
先生の個人差というものはどうしてもあるのだが、基本的な家庭と学校の連絡の仕方は、大きな差が出てはいけないと思っている。こういった使い方を最低でも行ってくださいということは、教育委員会でも話をしている。教育委員会で、事例を集めて各学校に横展開をしていければと思っている。

オンライン授業について

(参加者)
オンライン授業については、リアルとオンラインはやはり別物だと分かった。
オンライン授業を見させもらうと、学校の授業をそのままやっている。それでは、見ている方は、物足りなさを感じてしまう。オンライン授業に特化した授業をしてほしい。
(市長)
学校での授業を単に流すということをやっている学校があるが、本来は一人一人の理解度に合わせた教育ができるということが望ましく、立体の授業など、黒板だけでは理解しにくいところは、オンラインコンテンツを使った方が理解し易いということがある。理科の実験についても、自分で行うことが良いことではあるが、限られた時間の中では、動画を使って疑似体験ができる。デバイスを使うことで、理解が深まる分野もあるので、そういった分野については市内で集約をしながら、共通の教材として作ってはどうかと、様々な学校の実践、経験を踏まえて、事例を集めて横展開をしているところである。準備はしているので、これからを期待してほしい。

子ども家庭支援総合拠点について

(参加者)
子ども家庭支援総合拠点についてだが、主任児童員がいるが、どのように位置づけているのか。教師で知らない方も多いので、今後は周知をしていってほしい。
(市長)
子ども家庭支援総合拠点の体制と人の配置については、現在、どういう形で構築していくのか、検討している。予算編成の中で、こども家庭支援課や児童相談所、区こども家庭課など関係部局間で協議しながら体制等を検討している。

ヤングケアラーについて

(参加者)
主任児童員はヤングケアラーに関わることが多いので、行政としてどのように連携をとっていけるのか。
(市長)
ヤングケアラーの課題は、自身がヤングケアラーだと気付いていないことである。学校での認知度を上げることや、学校で早くヤングケアラーを把握して、必要な支援につなげていくことが大切である。スクールソーシャルワーカーも含めて、ヤングケアラーの支援をどうしていくのかを検討していかなければいけないと思っている。

学校の統廃合とスクールバスの規定について

(参加者)
学校の統廃合が増えているので、特に若葉区はそうなのだが、スクールバスの4キロ規定を柔軟にしてほしい。バスを適用していただける地域を増やしてほしい。
(市長)
複式学級や、一学年一クラスになってしまうことは極力避けたいと思っており、今を生きる子供たちの教育が大事なので、学校の統廃合はしないといけないと思っている。
通学時間やスクールバスの運用については、一人一人の通学経路を見ながら、柔軟に考えていかなければいけないと思っている。

フリースクールの活用と学校との連携について

(参加者)
不登校の子供への対応だが、ライトポートに通えない子も多いので、フリースクールなどの機関の活用をどのように進めていくのか。学校との連携もだが、教育が置き去りにされてしまい、社会に出ていけなくなるという子供を目の当たりにしている。学校との連携を進めてほしい。
(市長)
不登校の生徒については、公の教育の範囲でカバーできればいいが、本市は先行的にライトポートや養護教育センターに力を入れて、学校に戻れるように対応してきたが、実際には、公の教育に対しては距離を置きたいという方もいる。そういう方への学習機会の確保として、多くの支援者がフリースクールの活動をしてくれている。そことの連携強化として、支援制度を置かせていただいた。学校と連携をして、学校に戻る助けになりたいという方に、支援制度の条件として、学校との連絡を必ず取っていただく、学習機会を何らかの方法で確保していただく、ということを補助の条件にしている。
また、フリースクールといっても千差万別である。活動内容がわかるようにフォーマットを作り、教育委員会で保護者に観覧できる取り組みを行っているので、どんな活動に重点を置いているのか、活動しているのかという情報提供をさせていただいている。保護者に選んでもらえるといった環境づくりを進めていきたいと思っている。

公園の地域コミュニティへの活用について

(参加者)
心の豊かさには地域のコミュニティがある。地域の交流を深めていく中で、公園を活かした活動をしていってほしい。千葉市には1000以上の公園があるので、使われていない公園を有効活用して、そこに人が集うような、賑わいを寄せるような環境を作ってほしい。
千葉市には公園を管理するだけではなく、公園を活用し賑わいを作っていくような活動をしてほしい。
(市長)
市内の公園の利活用だが、これまでの行政は、公園は管理をして変な使い方をされないようにしようとしていた。しかし、時代は大きく変わり、地域の集える拠点として、使ってもらう、そんな場所になっていかなければならないと思っている。本市では民間の活力を大きな公園に入れていこうということは、千葉公園などの大規模公園において、大きく進めているところである。
身近な公園では、自治会や地域の方と、どういう形でタイアップを進めていこうかということは、手探りである。行政側も市民とどう対話をしていけば、結果として賑わいを生むことができるのか、答えが出てこない状況である。公園は、比較的自由度がある使い方ができるということが、伝わっていないので、そこを変える作業や時間をかけて民間の方や事業者の方と考えていかなければいけない。モデル的に何かできるといいなと思っている。
パークマネジメントにおいて、公園運営で得た利益を公園の維持管理に充てるのは、良い流れになる。市の公園でも引き続き取り入れていかなければと思う。

ストリートスポーツについて

(参加者)
私はストリートスポーツをやっている。蘇我のスケートパークに関わってきたが、若者が活気あるスポーツに携われる環境を作ってほしい。
(市長)
ストリートスポーツの国民の見方が変わってきており、世界を目指して戦えるスポーツだという認識が、急速に広がった。世界最高峰のXゲームズが千葉で開催されることになった。これからも、市民に理解を得ながら、身近に楽しんでもらえるスポーツになっていくように、行政の役割を果たしていきたいと思っている。
すそ野を広げる取り組みとトップレベルのスポーツを身近に感じてもらえる場所となる千葉市にしていきたい。

蘇我の指定廃棄物処理場について

(参加者)
蘇我の指定廃棄物処理場だが、どうなっているのか。
(市長)
数年前に本市は受け入れを断っている。本市には指定危機物はないので受け入れる理由がない。
他県にはあるので、今あるところで分散して安全に管理していくのかということを考えていくことのほうが合理的である。基本的には、国が対処していくことであり、県が広域調整していくことである。

上期開催結果

日時:2021年8月21日(土曜日)14時00分~15時00分

テーマ:「これからの千葉市のまちづくり2021年度の主な取組み」(PDF:11,745KB)

参加者:8人

オンライン画像1オンライン画像2

※主な意見交換の内容については、開催時点のものであり、発言の内容と現況が変更している場合があります。

主な意見交換

地域の環境の整備、移動手段、ゴミ問題について

(参加者)
私の住む花見川区は中央から離れているので、自然は豊かだが孤立しているのではないかという不安がある。買い物弱者が増えており、病院等の移動手段にも困っているので、行政でここに住む人たちが享受できる地域、環境の整備に着手してほしい。
また、道路に不法投棄がされていて、自転車やシルバーカーでの通行にとても危険な箇所が多い。

(市長)
高齢者が増えてきており、本市だけではなく全国の課題ではあるが、特に団地に住む方が多いというのが本市の特徴である。その中で移動手段をどう確保していくかだが、公共交通不便地域等においては、買い物、病院の通院等には、公共交通機関だけでは十分な移動が困難なため、交通事業者、市役所、地域の方が一緒になって、どういった形で生活に必要な移動手段を確保していくのかということを、地域で具体化していく取り組みを進めていきたいと思う。
別の区ではあるが、地域の方が運転手を担うなど、一部を地域で運営する新しい形の交通手段の導入を検討している。
不法投棄が市内の様々な場所で起きているが、悪質なものについては、現行制度でも撤去命令をして、従わない場合は刑事告発を検討していくなど、強い態度で生活を守るように取り組んでいる。

スマホの利用の普及推進について

(参加者)
スマホを高齢化社会でのコミュニケーションツールとしての活用、町内自治会や地域団体の会合やコロナ禍でのLINE等を使った連絡手段として利用できるように、講習等で普及活動を行ってほしい。新しいインターネット時代に対応できる高齢化社会をつくってほしい。

(市長)
市民の皆様と市役所、区役所が、様々な情報のやり取りをしていくことを考えた時に、スマホは非常に重要なツールだと思っている。市の情報については、紙ベースでの情報提供と併存してインターネットでの提供を行っており、特に、災害対応等が増えてきた場合には、スマホの役割はますます高まるため、あらゆる年代の方にスマホを使ってもらえるための対応を本市として考えていかなければいけないと思っている。
ワクチン接種についても、携帯電話事業者と共同で、スマホの操作を教える事業を開始しており、そういう情報を誰でも活用できるように、学べる場所や環境を増やしていかなければいけないと思っている。
コロナの陽性で、入院まで至っていない方、入院を待っている方、いずれもLINEを使って健康観察をする仕組みを取り入れている。保健所も健康状態を聞くときに、LINEを使うと非常に短時間により多くの方に対応できるので、活用が避けられない状況になっている。
少しでも多くの方に、スマホやLINEを使ってもらえる環境づくりを進めていきたいと思っている。

地域活動の担い手への教育及びスマホを使ったコミュニケーションシステム構築について

(参加者)
地域活動での問題点は担い手がいないということである。実際に地域活動を動かしている団塊の世代を現代的な教育に再教育をしないと地域活動が上手くいかないと思う。新しいコミュニケーションシステムを構築し、地域に植え付けていく必要があると思う。
市がスマホを活用する教育を行えば、役所からの通知等の情報共有も早くコミュニケーションもよくなり合理的だ。行政で高齢者へのスマホ教育を考えてほしい。

(市長)
地域をまとめている方の業務の負担が課題となって、後を引き継いでいく方が見つからないという問題がある。そのため、地域での業務を効率化していくことは重要な課題の一つである。ICTを使って市との連絡を改めていくことや、システム全体を見直していく時期が来ている。区役所の仕事の仕方についても、区役所や地域の方を含めてどのように変えていかなければいけないかを共有して進めていきたいと思っている。

部活動の対外試合中止について

(参加者)
8月の中学校の部活動は、対外試合が中止になった。練習をしてきたのにできないことが悲しい。オリンピックは開催しているが、対外試合はどうしてできないのだろか。

(市長)
千葉市はコロナウイルスの感染が進む中で、必要な対策をしたうえで、できるだけ校外活動、部活動をやるべきだと考えている。そのうえで、教育委員会で基準を作って活動しており、部活動については週5日間、1日の活動時間が90分としている。
練習試合については控えていただいているが、県大会や全国大会、市の中央大会などについては、保護者の承認のもと参加を認めている。
今後、ワクチンが行き渡り感染の収まりに合わせて、段階的に活動を広げていく予定である。必要な校外活動は維持していくという考え方で本市は進めている。

中国語版の避難所マニュアルについて

(参加者)
美浜区真砂地域運営委員会のホームページに避難所広報を出している。真砂や千葉市には中国人が多いので、避難所に中国人が入った時に、カルチャーショックが起きないように、中国語での避難所マニュアル作りを進めている。マニュアルができた際に市でも確認していただいて、配布の協力をしてほしい。

(市長)
本市は外国人籍の方が増えてきており、災害時に外国人の方が十分に避難所のルールをわかっていただくということは極めて重要なことだ。また、日常生活のごみの捨て方などについても、同様の課題がある。今回、そういったものを作成していただいているということなので、中国語の中身については、どういった形で確認できるのかを確認する。

このページの情報発信元

総合政策局市長公室広報広聴課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟6階

kohokocho.POM@city.chiba.lg.jp

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