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更新日:2024年2月15日

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【市長と語ろう会(地域団体向け)】主な意見交換の要旨(民生委員・児童委員 第308地区)

開催団体:民生委員・児童委員 第308地区
開催日時:2023年11月8日(水曜日)18時00分~19時00分
開催場所:稲毛台自治会館
テーマ:100年を生きる。~誰もが健康でいきいきと暮らせる千葉市~

100年を生きる。~誰もが健康でいきいきと暮らせる千葉市~

民生委員・児童委員第308地区

子育て事業について

(参加者)
子育てや健康について多くの事業を計画していることは理解できた。しかし、その情報が必要な方へ周知できているかが重要である。
また、親が仕事で帰りが遅い時、祖母が孫の面倒見ている人がいる。子育て世代の親が近所に住んでいたら、税金を安くなる、補助金があるなどの制度があれば三世代が近所に住むのではないか。高齢者の孤立化減少、コミュニティの増加にもつながる。

(市長)
周知しただけにならず、事業によってはこちらから出向いて情報発信していけるようにしたい。また、適切な窓口で相談ができるように、「福祉まるごとサポートセンター」を開設した。行政の中で横のつながりをもてる対応をしていきたい。
また、ちば市政だよりによる周知にも力をいれており、特集記事を組んだり内容量を増やしたりしている。今後も、興味を持ってもらえるような伝わる工夫などをし、各事業が広く適正に周知できるようにしていきたい。
次に、祖父母が子育てをサポートできる体制をとれれば良いが、現実的に難しい方も多いので、地域のコミュニケーション課題にも取り組みながら、保育所の充実など子育てと仕事の両立ができる支援を強化していきたい。
地域の課題については、より密に行うために、各区に地域づくり支援課を設置した。地域コミュニティについての相談、支援をしていきたい。

通学路の雑草について

(参加者)
小仲台から稲丘小への通学路である歩道の雑草について、毎年伸びる度に土木事務所に依頼するが、対応がなかったり遅かったりする。今年は、最近になってようやく刈ってくれたが、毎年のことなのだから、見回りなどをして適正なタイミングで対応してほしい。子どもが車道を通らなければならず、危険である。
(市長)
土木事務所にご意見を伝え、対応を指示する。土木事務所では、修繕などに使用できる予算を増やし対応を強化している。

地域づくりと町内自治会などの高齢化について

(参加者)
町内自治会や民生委員として、行政の指針を汲み取りながら、地域づくりを行っている。以前は60歳の定年と共に、地域づくりに貢献する方が多かったが、今は定年延長もあり、各会の高齢化が進んでいる。後継者も少ない。行政で地域づくりの支援体制を強化しているという話があったが、それを支える地域の現状を知ってほしい。
(市長)
ご指摘の内容は、各地で問題になっている。定年延長や地域への関わり方などにより前提が変わってきているので、町内自治会の業務棚卸しが必要である。継続的に進めていただいている業務や、行政からの業務などが多くあると思うが、どの役割に重点をおくか、どの仕事を見直すかなどを考え、業務を絞っていくということも必要だと考える。
例えば、他の町内自治会で夏祭りを積極的にやらないことにしたり、1つの町内自治会で1回ずつやっていたことを、3つの町内自治会まとめて、3年に1回の輪番とするような工夫をしたりしているところがある。また、連絡手段にLINEなどを取り入れ、情報発信方法を工夫しているところもある。
持続可能なコミュニティとして続けていくために、工夫例などを集めて市から紹介することも必要と感じている。

デジタル化について

(参加者)
紹介いただいた政策には、デジタル政策が少ないと感じた。今の現役世代は、行政管理や町内自治会活動を意識している人は少なく、インターネットを通じて共通の思考をもつ人とのコミュニティを大切にしている。それが、今の町内自治会活動とのミスマッチを感じるので、町内自治会の活動がデジタルで運用できる工夫が必要だと思う。例えば、ボランティア情報や募集をデジタルコミュニティの中でできると町内自治体単位を超えた対応ができる。さらに、病室の空き状況や受入れ体制など医療問題にも活用できる。
また、行政のIT化が進むとそれに対応できない高齢者も増えてくるので、ITサポートの考え方を知りたい。
(市長)
市で取り組んでいることの一例として「ちばレポ」がある。道路の損傷など、写真を撮って送付してもらえれば、土木事務所などで対応している。修繕結果なども確認できる。これは、地域と行政との新しいつながりとなる取組み事例である。町内自治会からの改修依頼など従来の方法も維持しながら、デジタルと両方で対応している。
また、東京2020大会を契機にチーム千葉ボランティアネットワークを設立した。登録すると、千葉市内を中心としたボランティア募集を確認することができる。集約された情報はあるので、それをどのように活用していくかが重要である。
医療問題については、SMART119を活用して救急時の病院の空き病床状況がわかるようになっている。今は、その受入れ数が人口比に対して少ないことが課題なので、数を増やす対策を行っている。
また、10月にキャッシュレス決済を利用した場合、お支払額の最大10%をポイント還元する「千葉市生活応援キャンペーン」を実施した。今までは金券等の紙で実施していたが、利用店舗を登録するのに多くの時間とお金がかかっていた。また、多くの方にご利用いただくため、キャンペーンの1か月前から、キャッシュレス決済を使用していない方向けに、郵便局、携帯ショップ、ショッピングセンターなど多くの場所でスマホ教室やキャッシュレス決済体験会を実施した。これについては、参加することで使用できるようになった方には「思ったより簡単」と好評だった。
ただ、行政として「全ての人」への情報発信を行うためには、完全なデジタル化は難しいので、デジタル化の比重を増やしながら、従来のアナログな方法も残した支援策と相談体制を作っていきたい。

このページの情報発信元

総合政策局市長公室広報広聴課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟6階

kohokocho.POM@city.chiba.lg.jp

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