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更新日:2024年4月3日
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医薬品医療機器等法(薬機法)において、薬剤師は「対面」で服薬指導(患者に対して処方薬の薬効や副作用などの説明(情報提供)を行うこと)を行わなければならないと規定されています。
オンライン服薬指導とは、スマートフォンやパソコン等を用いて薬剤師が患者に薬の使い方を説明する行為のことをいいます。国家戦略特区内の医療資源の乏しい地域に限って認められていた制度であり、千葉市(都市部)での実施が認められていませんでしたが、2019年9月30日に制度が改正され、患者側の事情又は薬局側の事情により対面での服薬指導が困難な場合において、かかりつけ薬剤師・薬局であること等の一定の要件を満たす場合に限り、実施が可能となりました。
オンライン服薬指導を受けたい旨の申出を行い、薬剤師と実施方法(使用するテレビ電話や緊急時の対応、対面との組み合わせ方、実施を中止する場合等)を話し合い、薬剤師が「服薬指導計画書」にまとめる。その計画書に従って、オンライン服薬指導を実施することに同意する。
医療機関の医師(パソコンなど)と患者(スマートフォンなど)をテレビ電話でつなぎ、オンライン診療を行う。
オンライン診療に基づき発行された処方せんは、患者がオンライン服薬指導を希望する薬局に対し、医療機関から直接送付する。
医療機関より送付された処方せんに基づき、薬局において調剤が行われる。その後、薬剤師(パソコンなど)と患者(スマートフォンなど)をテレビ電話でつなぎ、オンライン服薬指導を行う。
オンライン服薬指導の実施後、薬局から患者に薬が送付される。
日本調剤椿森薬局は、医療法人学而会木村病院(千葉市中央区)でオンライン診療を受けた患者に対し、2019年12月26日、都市部で全国初となるオンライン服薬指導を実施しました。
(参考)日本調剤株式会社プレスリリース(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)
ファミリーマート+ファーマライズ薬局美浜店は、医療法人社団明康会かない内科(千葉市緑区)でオンライン診療を受けた患者に対し、2020年1月25日、オンライン服薬指導を実施しました。
(参考)ファーマライズホールディングス株式会社プレスリリース(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)
クオール薬局高根町店は、なかむら医院(千葉市若葉区)でオンライン診療を受けた患者に対し、2020年3月11日、オンライン服薬指導を実施しました。
(参考)クオールホールディングス株式会社プレスリリース(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)
アイン薬局ペリエ千葉エキナカ店は、神田耳鼻咽喉科(千葉市花見川区)でオンライン診療を受けた患者に対し、2020年3月11日、オンライン服薬指導を実施しました。
きらり薬局鎌取店は、すずらんクリニック(千葉市緑区)でオンライン診療を受けた患者に対し、2020年5月21日、オンライン服薬指導を実施しました。
(参考)Hyuga Pharmacy 株式会社プレスリリース(PDF:607KB)(別ウインドウで開く)
これまで千葉市内で国家戦略特別区域処方箋薬剤遠隔指導事業(特区事業)を実施してきましたが、令和4年3月31日に薬機法の施行規則が改正され、オンライン服薬指導の要件等が緩和されたことにより、特区事業が全国展開されました。
つきましては、今後行われるオンライン服薬指導が国家戦略特別区域法、薬機法いずれに基づくものかの疑義や問題を回避する観点から、以下の市のホームページ(保健福祉局医療衛生部医療政策課)で登録薬局の廃止手続きを進めておりますので、おしらせいたします。
https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/iryoeisei/seisaku/enkaku-mi_top.html
このページの情報発信元
総合政策局未来都市戦略部国家戦略特区推進課
千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟6階
電話:043-245-5346
ファックス:043-245-5551
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