更新日:2024年4月1日

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後遺症(罹患後症状)について

新型コロナウイルス感染症の後遺症(罹患後症状)とは

新型コロナウイルス感染症に感染した後、倦怠感や味覚・嗅覚の障害、頭痛、息苦しさといった症状が長引いたり、急性期から回復した後に新たに症状が出現する、いわゆる後遺症(罹患後症状)のある人がいることが分かっています。
WHO(世界保健機関)の罹患後症状の定義によれば、「新型コロナウイルスに罹患した人で、倦怠感、息切れ、思考力や記憶への影響などの症状が少なくとも2カ月以上持続し、また、他の疾患による症状として説明がつかないもの。通常は、発症から3カ月経った時点にもみられる。」とされています。

主な後遺症の症状

新型コロナウイルス感染症の後遺症(罹患後症状)として下記の症状が代表的なものとされています。
治療は対症療法や経過観察が主なものとなります。

全身症状 呼吸器症状 精神・神経症状 その他の症状

・疲労感

・倦怠感

・関節痛

・筋肉痛

・筋力低下

・咳

・喀痰

・息切れ

・胸痛

・記憶障害

・集中力低下

・頭痛

・抑うつ

・睡眠障害

・嗅覚障害

・味覚障害

・動悸

・下痢

・腹痛

・脱毛

医療機関を受診する場合について

後遺症(罹患後症状)と思われる症状で受診を検討される方は、以下の医療機関にご相談の上、受診をお願いいたします。

  1. 新型コロナウイルス感染症の診断を受けた医療機関
  2. かかりつけ医
  3. 後遺症外来のある医療機関(外部サイトへリンク)

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