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更新日:2024年7月9日
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千葉市内医療機関からの風しん発生届の報告状況について、「千葉市感染症情報センター」が週報を公開しています。下記リンク先をご覧下さい。
平成30年第30週から第31週まで(7月23日から8月5日まで)に日本国内で38例の風しんの届け出があり、多くは30代から50代の男性が占めていました。
30代から50代の男性においては、風しんの抗体価が低い方が2割程度存在していることが分かっています。
風しんの届出数の増加に伴う注意喚起について(厚生労働省通知文へのリンク)(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)
感染すると約2~3週間後に発熱や発しん、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。
感染しても症状が出現しない「不顕性感染」も約15~30%程度存在すると言われています。
特異的な根治療法はないため、症状を抑える対症療法を行います。
発熱等の風しんが疑われる症状が現れた場合は、医療機関に直ぐに受診をするのではなく、必ず事前にかかりつけ医等に電話連絡でその旨を伝え、指示に従い医療機関を受診しましょう。
また、受診の際には公共交通機関の利用を避けましょう。
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症です。
風しんウイルスの主な感染経路は飛沫感染です。
病状の時期によっては自宅待機等、人との接触を避けた方が良い期間がありますので、主治医等の指示に従って対応して下さい。
風しんに感受性のある(風しんの抗体がない)妊娠20週ごろまでの妊婦が感染すると、風しんウイルス感染が胎児におよび、先天異常を含む様々な症状を呈する先天性風しん症候群が出現することがあります。
妊娠中の女性は予防接種が基本的に受けられないため、妊娠を希望する女性は風しん抗体検査を受け、抗体価が低い場合には主治医に相談の上、必要に応じて風しんの予防接種を受けましょう。
風しんは予防接種による感染予防が重要です。
定期接種の対象である1歳以上2歳未満または、小学校就学前年度(幼稚園、保育園年長クラス相当年齢)の方で、まだ接種を受けていない方は早めに接種しましょう。
千葉市における風しんの定期予防接種については、以下のリンクをご覧下さい。
千葉市では風しんの感染拡大の防止とともに、先天性風しん症候群の発生を予防するため、平成30年11月24日から、風しん抗体検査の結果、抗体価が低い方に対し、風しん予防接種の費用助成を行っています。詳細は下記ホームページをご覧下さい。
麻しん風しん混合ワクチン任意予防接種の助成(医療政策課ホームページ)
風しんを疑う患者が受診した場合には、予防接種歴の確認や院内感染対策の実施等を行うとともに、臨床症状等から風しんと診断した場合には、速やかに最寄りの保健所(千葉市の場合、保健所感染症対策課TEL043-307-5086、FAX043-238-9932)に届出をお願いします。
併せて、遺伝子検査(PCR検査)用の検体確保についてもご協力をお願いします。
このページの情報発信元
保健福祉局医療衛生部健康危機管理課
千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟9階
電話:043-245-5229
ファックス:043-245-5643
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