更新日:2025年3月21日

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麻しん(はしか)の発生に関する情報

ご注意ください

海外での感染が疑われる感染例が増えています。

かかる前に麻しん・風しん混合ワクチンを!

かかった時には、受診前にまず電話を!

麻しん発生報告数の増加に伴う注意喚起について

日本は麻しんの排除状態にあることが世界保健機関西太平洋地域事務局(WHO)により平成27年3月27日付けで認定されておりますが、その後も海外で感染した患者をきっかけとした国内での感染の拡大事例が確認されています。

令和7年3月19日現在、海外における流行が報告されています。特に、ベトナムなどの外国での感染が疑われるケースが増加しており、今後、海外での感染事例の増加や国内での感染が広がることが懸念されております。

海外への渡航を検討されている方は、渡航前と渡航後に、次の内容にご注意ください。

海外渡航前の注意事項

  1. 次のウェブサイト等を参考に、渡航先の麻しんの流行状況を確認しましょう。
    厚生労働省ホームページ「麻しんについて」(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)
    厚生労働省検疫所ホームページ「FORTH」(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)
    外務省海外安全ホームページ(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)
  2. 母子保健手帳などを確認し、過去の麻しんに対する予防接種歴、り患歴を確認しましょう。
  3. 過去定期接種を実施した記録がない場合は、渡航前に予防接種を受けることを検討しましょう。
  4. 麻しんのり患歴やワクチン接種歴が不明な場合は、抗体検査を受けることを検討しましょう。

麻しん(はしか)の流行がみられる地域に渡航後の注意事項

  1. 渡航後、帰国後2週間程度は麻しん発症の可能性も考慮して健康状態に注意しましょう。
  2. 発熱やせき、鼻水、眼の充血、全身の発しん等の症状が見られた場合は、医療機関を受診しましょう。また、受診時には、医療機関に対して事前に、麻しんの流行がみられる地域に渡航していたことや、麻しんの可能性について伝達してください。
  3. 医療機関を受診する際には、医療機関の指示に従うとともに、可能な限り公共交通機関を用いることなく受診しましょう。

リーフレット

麻しん渡航前の注意事項(外部サイトへリンク)麻しん渡航後の注意事項(外部サイトへリンク)

「麻しん(はしか)」は世界で流行している感染症です。【出国前】(令和7年3月18日)(外部サイトへリンク)
「麻しん(はしか)」は世界で流行している感染症です。【帰国後】(令和7年3月18日)(外部サイトへリンク)

麻しん(はしか)の症状

感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。

肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1000人に1人と言われています。

麻しんの治療

特異的な根治療法はないため、症状を抑える対症療法を行います。

発熱等の麻しんが疑われる症状が現れた場合は、医療機関に直ぐに受診をするのではなく、必ず事前にかかりつけ医等に電話連絡でその旨を伝え、指示に従い医療機関を受診しましょう。

また、受診の際には公共交通機関の利用を避けましょう。

麻しんの感染経路

麻しんは麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。

麻しんウイルスの感染経路は、空気感染飛沫感染接触感染で、その感染力は非常に強いと言われており、症状が出る直前から発疹が出現するまでの期間(カタル期といわれています)が特に感染力が高いと言われています。

病状の時期によっては自宅待機等、人との接触を避けた方が良い期間がありますので、主治医等の指示に従って対応して下さい。

免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

麻しんの感染予防(予防接種)

麻しんウイルスは空気感染すると言われているため、手洗いやマスクの使用のみでは十分に予防できません。

予防接種による感染予防が重要です。

麻しんの予防接種を受けたことがない方や、麻しんに感染したことがない方は、予防接種を受けることをお勧めします。

  • 定期接種の対象である1歳以上2歳未満または、小学校就学前年度(幼稚園、保育園年長クラス相当年齢)の方で、まだ接種を受けていない方は早めに接種しましょう。千葉市における麻しんの定期予防接種については、以下のリンクをご覧下さい。
    麻しん・風しんの予防接種について(医療政策課ホームページ)
  • 過去に麻しんワクチン(混合ワクチンを含む)を接種していない方や、麻しん抗体検査の結果、抗体価が陰性の方などに予防接種の費用を助成しています。くわしくは以下のリンクをご覧ください。
    麻しん風しん混合ワクチン任意予防接種の助成(医療政策課ホームページ)

このページの情報発信元

保健福祉局医療衛生部健康危機管理課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟9階

ファックス:043-245-5643

kenkokikikanri.HWM@city.chiba.lg.jp

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