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更新日:2024年3月31日
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海外からの輸入による麻しん感染例が増えています。 かかる前に麻しん・風しん混合ワクチンを! かかった時には、受診前にまず電話を! |
日本は麻しんの排除状態にあることが世界保健機関西太平洋地域事務局(WHO)により平成27年3月27日付けで認定されておりますが、その後も海外で感染した患者をきっかけとした国内での感染の拡大事例が確認されています。
海外への渡航を検討されている方は、以下のホームページ等を参考に、渡航先の感染症情報を確認しましょう。
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。
肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1000人に1人と言われています。
特異的な根治療法はないため、症状を抑える対症療法を行います。
発熱等の麻しんが疑われる症状が現れた場合は、医療機関に直ぐに受診をするのではなく、必ず事前にかかりつけ医等に電話連絡でその旨を伝え、指示に従い医療機関を受診しましょう。
また、受診の際には公共交通機関の利用を避けましょう。
麻しんは麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。
麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、その感染力は非常に強いと言われており、症状が出る直前から発疹が出現するまでの期間(カタル期といわれています)が特に感染力が高いと言われています。
病状の時期によっては自宅待機等、人との接触を避けた方が良い期間がありますので、主治医等の指示に従って対応して下さい。
免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
麻しんウイルスは空気感染すると言われているため、手洗いやマスクの使用のみでは十分に予防できません。
予防接種による感染予防が重要です。
麻しんの予防接種を受けたことがない方や、麻しんに感染したことがない方は、予防接種を受けることをお勧めします。
このページの情報発信元
保健福祉局医療衛生部健康危機管理課
千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟9階
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