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更新日:2024年5月15日

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子どもを性暴力から守るための体制を強化しました~千葉県弁護士会と「危機対応チーム」設置に係る協定を締結~

 千葉市教育委員会では、令和2年1月に、大学教授、弁護士、精神科医、臨床心理士、学校長を構成員とする「子どもへの性暴力防止対策検討会」を立ち上げ、令和3年6月に同検討会から教育長へ提言書が提出されました。これを受け、学校や児童相談所等と連携した「子どもを性暴力から守る仕組みを構築」しておりましたが、一層の体制強化を図るため、このたび、千葉県弁護士会と「危機対応チーム」の設置に関する協定を締結しましたので、お知らせします。

1 協定締結の目的

 弁護士等を構成員とする「危機対応チーム」を設置し、関係職員からの聞き取り等を行う独立した体制を構築することで、関係機関の役割分担を明確にして、学校が子どもへの支援を集中的に行い、これにより子どもを性暴力から守る仕組みを構築します。

2 協定締結日 

 令和4年4月28日(木)

3 危機対応チーム構成員

  弁護士、教育委員会職員、警察OBの3名で構成

4 子どもを性暴力から守る仕組みを構築(連携体制について)

 性暴力事案発生時は、子どもを守ることを第一に、学校、教育委員会、児童相談所等が役割分担しながら、必要な対応を図ります。

  • 学校の役割
    学校は、関係職員を直ちに分離するとともに、子どもへの支援を集中的に行います。また、学校及び教育委員会は、子どもへのカウンセリング等の継続的な支援を実施します。
  • 子どもへの聞き取り等
    子どもへの聞き取り等は、心身に十分に配慮する必要があるため、被害確認の専門的な知見等を有する児童相談所が行います。
  • 関係職員への聞き取り等
    関係職員への聞き取り等は、弁護士等を構成員とする「危機対応チーム」が行います。


「子どもを性暴力から守る仕組み概念図」(PDF:389KB) 

  性暴力事案発生時は、子どもを守ることを第一に、学校、教育委員会、児童相談所等が役割分担しながら、必要な対応を行う体制を構築しました。

「児童生徒への性暴力発生時の対応フロー」(PDF:222KB)

  性暴力事案発生時に、教職員が迅速に適切に対応できるようにするための対応フローを作成しました。

 5 その他

 本市では、性暴力事案が発生しない場合においても、子どもが学校外に相談や助けを求めるための制度として「子どもにこにこサポート」の制度を設けています。また、子どもが性暴力の加害者や被害者、傍観者にならないよう、教育・啓発活動の充実等を進めており、今年度からは新たに「子どもの権利条約」に関するリーフレットを市立学校に在籍する全ての子ども達に配布したほか、毎年4月を「生命(いのち)の安全教育月間」とし、取組みを進めています。

 <毎年4月「生命(いのち)の安全教育月間」主な取組み>
・全児童生徒対象の取組み:子どもの権利、プライベートゾーンの学習
・発達段階に応じた取組み:CAP絵本の読み聞かせ、SNSの危険性の学習等
・その他の取組み:学校だよりによる保護者周知、死角点検等

 生命(いのち)の安全教育月間について

 

子どもにこにこサポート(別ウインドウで開く)

 

※参考:文部科学省HP「生命(いのち)の安全教育について~保護者の皆さんへ~」(外部サイトへリンク)

  

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