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更新日:2022年2月24日

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教育委員メッセージ(令和3年度)

教育委員;竹田 賢【2022年2月4日】

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「5歳から11歳」のコロナワクチン接種

 

新型コロナウイルス感染症第6波が急速に拡大しています。
急速拡大の原因は新型コロナウイルスがデルタ株からオミクロン株に置き換わりつつあるためで、この株の感染性の強さから千葉市内でも子ども達の感染例が増え、幼稚園、保育園、小学校、中学校での休園や学級閉鎖、学年閉鎖も急増しています。
国内では1月25日の時点で10歳未満の子ども達の感染は、全感染者の26.1%を占め、第5波の約10%に比べ倍以上となっています。
そのような中、政府はこれまで12歳以上を対象にしていたコロナワクチン接種を「5歳から11歳」にも承認しました(令和4年1月22日付発表)。
また、1月26日には厚生労働省厚生科学審議会の予防接種・ワクチン分科会で、公費負担での臨時接種の方向で進める事も了承されました。早ければ3月から接種開始とされています。

保護者の方々にとっては、この年代の子ども達にコロナワクチン接種を受けさせるかどうかが悩ましい問題だと思います。
ひとつには、もともと「5歳から11歳」の子ども達は感染しても重症化例の最も少ない年齢である事(軽症例が多い)、そして今のオミクロン株の感染例では、ワクチンを2回接種しても発症している例が出ている事(発症予防効果がデルタ株より落ちる可能性)、また、海外データではこの年齢の接種後の副反応は他の年齢より少ないとされていますが、日本の子ども達にとっては未知の部分である事(副反応の懸念)などが気になる点です。
日本小児科学会と日本小児科医会がそれぞれ1月19日にコメントを出していますが、共通しているのは基礎疾患のある子ども達には重症化予防のために積極的な接種が推奨されている点です。
一方、基礎疾患のない子ども達への接種は、感染時の生活制限などを考えれば意義があることは間違いないので、「メリットとデメリットを考えて保護者が決めてください」というのが現時点でのスタンスです。
(日本小児科学会のコメント https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=404(外部サイトへリンク)
(日本小児科医会のコメント https://www.jpa-web.org/blog/uncategorized/a275(外部サイトへリンク))

千葉市での実際の接種については、今後千葉市と医師会で個別接種や集団接種など協議していくことになりますが、筋肉の薄い子ども達への筋肉注射であり、年齢の低い子どもの中には泣いたり暴れたりする子どももいるので、副反応も含めてこれまでの12歳以上の接種よりもきめ細かな対応が必要になります。
また、接種した子どもとしない子どもとで、差別や偏見を持たない事への配慮も重要です。
もう一つ、保護者の方々にお願いしたいことは、特に小学生のお子さんの場合には保護者が接種の可否を一方的に決めずに、本人の意見を聞いていただきたい事です。
「子どもにはワクチン接種は理解できない」と一蹴するのではなく、接種する意義、あるいは接種しない理由を話して「あなたはどう思う?」と聞いていただきたいのです。子どもでも当事者の意見を聞く事が、これからの子ども達の人格と権利を守る第一歩になると思うからです。
今後、さらに新しい情報が出てくると思いますので、それらも参考にして接種を決めていただきたいと思います。
疑問点がありましたら、是非、かかりつけの医師へ御相談ください。
今は何よりも第6波の感染状況を早く収束させる事が優先です。引き続き3密を避けて、換気、マスク、手指消毒、体温測定の徹底と体調管理をお願い致します。

 

 


教育委員;大山 尋美【2021年12月22日】

大山教育委員

 教育委員就任にあたって

 

令和3年10月に新たに教育委員に任命されました大山尋美(おおやま ひろみ)と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
保護者として学校や地域と関わるようになり、その後市内の関係する団体で活動してきました。現在は保護司、地区青少年育成委員会会長等を拝命しております。
そのほか、千葉県にある奉仕団体の職員として勤務していますが、この団体は、国外・国内問わず「世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指す」団体です。
その会員の多くがつけている「SDGs」バッチ。
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は最近メディアでも取り上げられているワードの一つです。
「誰一人取り残さない(leave no one behind)」持続可能な社会の実現を目指す世界共通の目標です。2015年の国連サミットにおいて全ての加盟国が合意した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げられました。
2030年を達成年限とし、17の目標と169のターゲットから構成されており、学校教育の現場でもかなり取り入れられています。

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例えば、11月に参加させていただきました中学校生徒会情報交換会では、「SDGs」について生徒会として取り組んでいる学校がありました。
今、自分たちに出来ることを追求しているようです。
また、都内では学校給食でこの啓発を取り入れている学校があると聞いております。

見方を変えれば、「SDGs」の日常生活への取入れ方については、いくつものパターンが生まれます。この17の目標は子どもたちにも関係する内容がいくつもあり、多感な時期に触れて気にしていくことはとても大切なことではないでしょうか。「SDGs」の基本的な考え方を学習することだけでなく、生活や学びの中で繋げていけるよう、ご家庭でも取り入れていただけると、もっと身近に感じるのではないかと思います。

また、中学校生徒会情報交換会での生徒同士の受け答えが、私たち大人より礼儀正しいこと、綺麗な日本語、特に単語の使い方には敬服いたしました。これは前に参加したサイエンスクラブアセンブリー(市内中学校科学部発表会)の時にも感じたことです。質疑応答のなかで、こんな言葉遣いができる中学生に感銘を受けました。
素晴らしい子どもたちです!!
私たち大人が、この感性豊かで未来を担う子どもたちを育てていくことの重要性を、改めて痛感させられました。

浅学非才なわたくしですが、千葉市の子どもたちのために、教職員そして生涯学習に励む先輩方のために、わたくしなりに一歩一歩お手伝い出来れば幸甚でございます。

 

 


教育委員;高津 乙郎【2021年10月26日】

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2回の東京「オリンピック・パラリンピック」に想う


10月、季節は秋。秋と言えば読書、芸術、食欲・・等々。私にとっての秋は「スポーツの秋」です。
開催されたのは秋ではありませんが、今年の最大のスポーツ祭典と言えば、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会ではないでしょうか?多くの人がテレビや新聞で、日本選手の活躍に感動したことでしょう。

私は、毎日5時前後に起き、14階から階段で1階の郵便ポストに新聞取りに。まず、人生相談と読者投稿の欄を読むのが私の日課です。人生相談の回答者の言葉に納得し、読者投稿に心洗われたりして、1日がスタート。9月上旬、〝2回の東京五輪を経験した〝という一文が目に留まりました。私と同世代の方でした。「2回の五輪?」とは・・・。

1回目の東京五輪といえば1964年10月10日、前日の大雨から奇跡の晴天の中の開会式で始まり、ブルー・インパルスの描いた五輪のマークが心に焼き付いています。東海道新幹線や首都高速道路等の整備がされ、高度経済成長の日本を世界にアピールするオリンピックでもありました。私は市川にある高校の1年生。高校ではオリンピックの見学を1日だけ許され、日本のお家芸「レスリング」の見学に駒沢公園体育館に行きました。日本選手が何種目か優勝し、表彰式の君が代演奏と揚がる日の丸に感激しました。参加する日本選手は、大会を楽しむというよりは日本を背負い戦うという悲壮感さえ漂うところが感じられました。「東洋の魔女」の女子バレーボールチーム、陸上競技の円谷幸吉選手が私の記憶に強く残っています。また、オリンピックは、その後に市民・地域のスポーツの普及に繋がっていきました。パラリンピックは、「国際ストーク・マンデビル競技大会」という名で行われたようです。

2回目の東京五輪は前述の「TOKYO 2020」。開催が東京に決定する瞬間が感動的だったことを覚えています。2013年のIOC総会で、前IOC会長のジャック・ロゲ氏の開催都市発表で、「TOKYO 2020」のカードを出しながら「トーキョ」と発した時、その会場にいた日本の招致委員の「やったー」の歓声が今でも思い出されます。それから、7年後のオリパラを楽しみにしていました。
選手にとっても、楽しみにしていた私たちにとっても運命の出来事が起こりました。新型コロナウイルスが全世界に感染し、大会の1年延期が決まりました。選手の運命を変える大きな1年になりました。ところが、コロナ感染は1年で収まらず、全国的にコロナ感染が拡大し、無観客での大会開催になりました。選手は、家族、応援してくれた仲間等にその雄姿を会場で見せられず残念だったと思います。その中でも、選手は、このコロナ禍の中で開催していただいた大会関係者、ボランティア、医療関係者の皆様に感謝しながら戦いました。夢を叶えようと頑張った選手に拍手を送りたいと思います。特に、私が記憶に残るのは水泳の池江璃花子選手です。池江選手の「私もこの大会に出るのが夢でした。もう一度プールに戻りたい。その一心でつらい治療を乗り越えることができました」との思いに頭が下がります。それに、今大会の新種目のスケードボードでは、史上最年少の金メダリストの13歳の西矢選手、史上最年少のメダリストの12歳の開選手と中学生の若い選手の活躍が印象的でした。これからの活躍が楽しみです。
パラリンピックは、様々な障害を抱えた選手が、自らの工夫や心の強さで障害を乗り越え戦う姿に感動しました。私は、「車いすラグビー」のぶつかり合いの激しさに虜になりました。また、パラリンピックでも、中学生が活躍しました。水泳の山田選手は、生まれつき両腕がなく、脚にも障害がありましたが、「ない」ことを嘆くよりも「ある」ものを徹底すると練習してきたそうです。インタビューを受ける笑顔が印象的でした。

オリパラでは中学生の活躍があり、また、千葉市出身の選手も多く出場しました。今、学校の部活動で、また外部のスポーツクラブ等で種々のスポーツに励んでいる人が多いと思います。皆さんはこのオリパラで夢を叶え、笑顔を見せた選手の姿を見てどのように感じたでしょうか。オリパラに参加した選手は、自分の目標に向かってきつい練習にも耐え、この日を迎えました。もちろん「感動した」、「すばらしかった」と感じたことも率直な気持ちとして大切ではありますが、それだけではなく、輝く舞台の裏で選手たちは自分の目標に向かって様々な工夫し、絶えず努力を続けてきたことにぜひ目を向けてほしいと思います。そして、皆さんの中から、将来のオリンピック、パラリンピックで活躍する選手が出ることを楽しみにしています。
また、この「TOKYO 2020」に向けて、市立学校では「オリパラ教育」に全校で取り組んできました。特に、障害者スポーツを体験したり、パラアスリートと交流したりしてきましたが、教育委員会は千葉市と連携し、これからも授業でのパラスポーツや障害者スポーツの体験会等を通して、オリパラのレガシー継承に取り組んで参ります。共生社会の実現に向け、皆さんがその担い手になることを期待します。

 

 


教育委員;藤川 大祐【2021年8月25日】 

藤川教育委員

「ギガタブ」を使ってみよう

 

昨年度、国の「GIGAスクール構想」の予算措置がとられ、全国の小中学校等で、児童生徒一人一台のコンピュータ端末環境が整えられることとなりました。千葉市でも、今年度に入って、小中学校等で一人一台のコンピュータ端末が使用できるようになり、授業等での活用が進められています。

千葉市では、「クロムブック(chromebook)」と呼ばれる種類の端末が、配付されることとなりました。クロムブックは、基本的にインターネットに接続し活用しますが、千葉市が導入しているクロムブックでは、学習に必要のないサイトやゲームアプリ、SNSアプリなどを勝手に使うことができないよう制御していることもあり、子どもたちの学習専用の端末として期待されています。また、キーボード付きのノート型の端末であり、キーボードを360度回転させると画面だけのタブレット端末としても使うことができます。

千葉市で配付されたクロムブックには、「ギガタブ」という愛称がつけられています。千葉市の教職員、子どもたちや保護者の方々とお話をすると、「ギガタブ」という言葉がよく出てきます。ただ、この愛称は千葉市だけのものなので、他の市町村の方が聞くと、驚かれるかもしれません。

このギガタブが有効に活用されるようになるかどうかは、これからしばらくの間が勝負です。ICT(情報通信技術)には、習うより慣れろという言葉が当てはまります。子どもたちが学習をする際にいつもギガタブを近くに置き、必要なときにインターネットで調べたり、写真や動画を撮ったり、キーボードで文章入力をして文章を作ったり、表計算アプリを使ってデータを整理したり、プレゼンアプリを使ってプレゼンをしたりといったことを、日常的に行えると学習活動の幅が広がります。また、感想を共有したり、アンケートフォームを使ってアンケートをとったりすることで、互いが書いたことが瞬時に共有できるようになり、協働的な学習を進めることも期待されます。子どもたちも教職員も、ギガタブに愛着をもてるくらい、日頃からギガタブを使い、ギガタブに慣れていただければと思います。

千葉市教育センターでは、市内11の小中学校をギカタブ活用のための研究協力校に指定し、担当者間で情報交換をしながらギガタブ活用の実践研究を進めています。私はこの研究協力校会議の指導講師として、小中学校の教員とギガタブの効果的な活用のための検討に携わっています。千葉市教育センターでは、これまでも一人一台端末活用の研究を小中学校の教員と重ねており、そうした成果を活かして、ギガタブの活用を進められればと考えています。

ギガタブを活用する中で、子どもが授業と関係のない目的で使用してしまったり、他の人が傷つくような発信をしてしまったり、端末を乱雑に扱って破損させてしまったりと、さまざまな問題が発生することが考えられます。そうした問題をどう乗り越えて自分たちのために端末を有効に活用できるかを、教員の指導を受けつつも子どもたちに主体的に考えてもらえることを、期待しています。

 


 

教育委員;小西 朱見【2021年6月18日】 

小西教育委員

子ども達の安全・安心を守るために

 

今年の5月28日、「教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律」が参院本会議で可決され、成立しました。
これまでは、わいせつ事案等で懲戒免職となり教員免許状を失った教員も、3年を経過すれば免許状の再取得ができましたが、今後は、都道府県教育委員会が、免許状再授与審査会の意見を聴いた上で、免許状の再授与について判断することになります。
また、これまでは、直近3年間分のみの教職員に関する官報掲載情報しか閲覧できませんでしたが、今年2月からは直近40年間分の官報掲載情報が閲覧可能になるとともに、教育職員免許法施行規則の一部が改正され、4月からは官報に教職員の免許状の失効や取上げの事由を掲載することが義務づけられたことで、教職員の処分歴の把握が容易になりました。
わいせつ事案等で処分される教職員数が平成30年には282人、令和元年には273人と高止まりが続く中(※1)、これら法改正は、子ども達を性暴力から守るための確実な一歩になると思います。
しかし、全国の都道府県における判断基準の内容や、わいせつ事案等を起こしながらも自己都合退職した教職員の把握方法、日本版DBS(学校や保育園、ベビーシッターなど子どもと接する仕事への就職を希望する人に、性犯罪歴がないことを証明する制度)の導入など、まだまだ検討しなければならない課題は多々あります。
国には、省庁の壁を超えて、仕組み作りや法改正について、引き続きスピード感を持って推し進めて欲しいと強く思います。

千葉市でも、小学校教員による教え子への性暴力事件の発生等を受け、昨年1月に、学識経験者、精神科医、弁護士等の有識者による検討会が立ち上がり、約1年半にわたる会議が重ねられ、今月、「子どもへの性暴力防止対策についての提言」が取りまとめられました。
提言書では、「物理的死角をゼロにすること」、「密室での一対一の禁止」、「児童生徒への性の人権教育の重要性」など様々な視点から重要な指摘がなされていますが、26頁にわたる提言書を読みながら、子ども達を本気で守ろうとする検討会の熱意を感じとりました。
提言書の最後は、「革命を起こす覚悟を」という言葉で締めくくられています。忖度なき意見に支えられた提言書を教育現場で実現していくためには、これまでの学校文化や価値観を変えていく必要があるように思いますし、自分と同じ教員仲間を疑う気持ちを持つことは想像以上に難しいことかもしれません。
しかし、提言にもあるように、私たちは、数多くの児童生徒に対する性暴力により、子どもたちの安全・安心が守れない事態が生じている事実を重く受け止め、本気で向き合わなければならない、と感じています。

私も、教育委員として、一保護者として、二度と性暴力の被害者も加害者も出さないために、今回の提言書の内容が継続して現場に浸透していくよう、しっかりと見守っていきたいと思っています。

※1 文科省の公立学校教職員の人事行政状況調査に基づく。

 

 

 

教育委員;和田 麻理【2021年4月22日】

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一人で抱えこまないで

 

元来、涙もろさはあまり持ち合わせていません。映画やドラマを観てうるうる来る感受性豊かな女子ではないのです。ところが、ここのところ、自分の意思とは無関係にしばしば涙腺が緩んでしまいます。例えば、猛暑の中、祇園祭を楽しむ人たちで賑わう京都四条通り、例えば、アメリカ独立記念日を祝う人々のハジケる様子…。なんの制限もなかった頃のそんな映像を観るたび、2日に1度は目頭を熱くしています。いや、それどころではありません! 涙ボロボロなんです。そんなときは、わざとあくびをしてみたり、トイレに駆け込んだりして、家族に見られないように策を弄しています。

世界が一変してしまってから、1年余りが経ちました。景色は変わらず、同じように季節も進んでいます。でも、道行く人々の姿や飲食店を始め商店の対応、イベント開催の様子などなど、これまで生きてきた世界とは違う、いわばパラレルワールドで生活しているようです。マスクなしで集うことがすっかりなくなってしまった状況に慣れていたつもりですが、そろそろ私の心も悲鳴を上げ始めているのかもしれません。

笑う門には福来る、悲しいときにも笑顔を心がけていればストレスを感じにくい、とはよく言われます。でも、人間の感情はそんなに単純なものではありませんよね。喜怒哀楽の中で、「喜」と「楽」は表に出しやすいですし、周囲をハッピーにさせます。それに反して「怒」「哀」はというとマイナスのイメージで、我慢するのが良しとされてしまいがちですが、すべての感情を抑制せずに、泣いたり笑ったり喜んだり、時には怒ったりすることは、実は精神衛生上とてもよいそうです。悲しいときには悲しい気持ちに浸りきって思い切り泣く、頭にくることがあったら紙に書いてみる、というのはストレス発散に効果絶大です。

そしてもちろん、誰かに話すことは何よりの処方だと思います。家族、友だち、職場の同僚、あなたが学校に通っているのなら先生、スクールカウンセラー、そして地域の大人たち。直接話さなくても電話や手紙、SNSで相談したりアドバイスをもらったりすることもできます。千葉市教育委員会でも、「子どもにこにこサポート」「千葉市教育相談ダイヤル24」「SNS相談@ちば」を始めさまざまな窓口を用意していますので、ぜひぜひ活用してくださいね! 誰かに話すことは、最初は勇気がいるかもしれません。でも、自分だけで抱え込まないで! 決してあなたは一人ではありません。

意地っ張りな私は、これからもやはり涙を隠そうとするかもしれません。でも、どうしようもないときには、家族や周りの仲間に思い切り頼ろうと思います。

 


 

 

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