緊急情報
更新日:2020年9月2日
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環境局長の米満です。
9月1日は防災の日です。
近年は地震や台風だけでなく、「線状降水帯」などを原因とする大雨による災害が多く起こっています。
千葉市では、昨年の台風15号、台風19号及び10月25日大雨により、建物の損壊や土砂災害、浸水被害、長期停電などが発生し、大きな被害を受けました。
今年は7月に九州・中部・東北地方で豪雨被害が発生しています。
被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
1 環境局では、災害時に発生する「災害ごみ」の対応を行っています
環境局では、災害時に発生する「災害ごみ」の対応を行っています。
9月の市政だよりの防災特集にも掲載いたしましたが、少し詳しくご説明させていただきます。
「災害ごみ」とは、「家庭で使用していたものが、災害をきっかけに壊れるなどして使用できなくなり、ごみとなってしまったもの」のことを言います。
「もともと壊れるなどして捨てようと思っていたもの」は、排出者責任により、使用していた方に費用を負担して処分していただく必要があるため、災害ごみとして市で受け入れることはできません。
捨てようと思っていたものが、災害時には壊れたり倒れたりして危険を伴う可能性があります。
3Rを意識して、いらないものは処分しておいていただきますようお願いいたします。
さらに、災害ごみの量を減らすために、「家具の固定」にご協力をお願いいたします。
使用している家具や家電を、L型金具やベルト式器具で柱等にしっかりと固定することで、身や家具を守ると同時に、災害ごみになってしまうことを防ぐことができます。
災害時には、通常の「生活ごみ」だけでなく、大量の「災害ごみ」が発生します。
また、ごみの収集や処分を行う事業者やごみ処理施設が被害を受けた場合、生活ごみを含め、ごみ排出ルールが大きく変わる可能性があります。
ごみを適正かつ円滑・迅速に処理するためには、市民の皆様のご協力が不可欠です。
災害時のごみ排出ルールについては、ホームページ、SNS、広報紙、防災無線等でお知らせいたしますので、ご確認をお願いいたします。
災害ごみについて、詳しくはこちらのページをご覧ください。
中央・美浜環境事業所に集められた災害ごみ(2019年9月) |
2 株式会社タケエイと災害時協力の協定を締結しました
このように、自治体では災害をきっかけに発生する多量の災害ごみの処理が大きな課題となっています。
そこで、千葉市では、災害ごみの処理が迅速に行えるよう、このたび、産業廃棄物処理業者である株式会社タケエイと「災害時における応急対策の協力に関する協定」を締結いたしました。
本協定により、災害で発生した廃棄物の一時保管等にご協力いただき、災害発生から市民の皆様がいち早く日常の生活を取り戻せるようにするものです。
協定締結式の様子(2020年8月20日 株式会社タケエイ社長 阿部光男様(右)) |
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