更新日:2023年10月31日

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大覚寺山古墳(県指定史跡)

文化財の紹介

大覚寺山古墳 全景1

大覚寺山古墳は、市内最大・最古の前方後円墳です。1969年に宅地造成のために山林を伐採した際に、初めて前方後円墳であることが明らかになりました。後円部の直径が前方部の最大幅よりも大きく、後円部が前方部よりも高いこと、低地を臨む台地上の自然地形を利用して造られていることなどの特徴から、築造年代は4世紀後半の古墳時代前期と推定されています。

これまでに本格的な発掘調査は行われていませんが、2001年に実施したレーダーによる埋蔵物の探査の結果から、後円部に埋葬施設と推定できる施設の存在が確認されました。周辺地域における古墳の分布や、大覚寺山古墳の大きさや形状などの特徴から、この地域を支配していたリーダー格の人物が葬られたと推定されています。壊されることなく、いにしえの姿をよく残し、学術的に高く評価できることなどから、県指定史跡に指定されています。

文化財データ

名称 大覚寺山古墳
ふりがな だいかくじやまこふん
指定(指定年度) 県指定(昭和46年)
区分/種別 史跡
時代 古墳
所在地 中央区生実町
所有者 千葉市
公開/非公開 公開

このページの情報発信元

教育委員会事務局生涯学習部文化財課

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ファックス:043-245-5992

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