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更新日:2019年11月22日
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昭和13年頃に大多喜町下大多喜の古墳から出土した鏡です。
直径15.2cm、鏡面の反りは約2mmです。材質は白銅ですが漆黒色を呈しています。文様は、内区に八個の環状乳を置き、交互に半肉彫の神像と獣形を配置しています。銘帯は、半円、方格を交互に配しており、半円内に螺旋文を、方格内には四字ずつの銘文が見られますが、磨滅して一部を除き判読し難くなっています。外区には飛禽走獣文と飛雲文をめぐらせています。この鏡は三世紀代に中国において製作され、日本へは四世紀代に舶戴されたものと考えられますが、この種の神獣鏡では最も完成された姿を示しています。
この鏡と同じ型で製作された銅鏡が、埼玉県稲荷山古墳や群馬県八幡神社古墳から発掘されており、当時の畿内と東国との関係を知る上でも重要な資料です。
名称 | 半円方格帯神獣鏡 |
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ふりがな | はんえんほうかくたいしんじゅうきょう |
指定(指定年度) | 県指定(昭和30年) |
区分/種別 | 有形文化財 工芸品 |
時代 | 古墳 |
所在地 | 花見川区 |
所有者 | 個人所有 |
公開/非公開 | 非公開 |
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