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更新日:2019年11月22日
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下総の七年祭りは9つの神社が寄り集まって行う大祭で、この9社の範囲は千葉市、船橋市、八千代市、習志野市の4つの市にまたがっています。祭りは丑年と未年に行われ、数えの7年目に当たることから七年祭りと呼ばれています。
七年祭りの由来については諸説あり、藤原時平の子孫が漂着して定住する海上がりの伝承や、千葉氏の一族である馬加康胤の奥方が懐妊したため、海辺に下りて安産祈願をした浜降りの伝承などが知られています。
七年祭りは、小祭、大祭、花流しの順で行われます。大祭は清めの禊式から始まり、神官、氏子の代表が行列して夜に鷺沼に行き、翌日に9社の神輿行列が三山の神揃場に寄り合い、安産御礼の大祭が始まります。そして稚児行列が参拝すると、順番に9社の神輿が二宮神社に向かい神輿ごと昇殿参拝を済ませ、二宮神社を後にします。5社の神輿はそれぞれの神社に帰りますが、4社の神輿は幕張町にある磯出式の会場に向かい、陽の昇らない早朝に安産祈願の神事を行います。
この祭りは、昼間に安産の御礼を行い、その夜に安産を祈願するため「三山の祭りは後が先」といわれるようになりました。
名称 | 下総三山の七年祭り |
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ふりがな | しもうさみやまのしちねんまつり |
指定(指定年度) | 県指定(平成15年) |
区分/種別 | 無形民俗文化財 |
時代 | |
所在地 | 千葉市、船橋市、八千代市、習志野市 |
所有者 | 七年祭り保存会 |
公開/非公開 | 特定日公開 |
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