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更新日:2019年11月22日
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紙本墨書の軸装で、本紙の寸法は縦15.3cm、横37.4cm。全12行からなる書状です。
身延山にあった日蓮聖人が、覚性御房に端午の佳兆として粽20個などを送られたことに対し、礼を述べたものです。覚性房とは、北条氏の侍僧と思われる人物であるため、北条氏に直接返事を出すことをはばかって侍僧に宛てたものと考えられます。五月五日の日付があるのみですが、日蓮と北条氏また覚性房との関係からして、建治三年(1277年)、日蓮56歳の時の筆と考えられています。短い文面ではありますが、日蓮独自の風格がよく表れています。
なお、覚性御房宛ての日蓮の書状は、京都妙覚寺、同妙蓮寺、同妙満寺に一通ずつ残っており、どれも建治二年~建治三年(1276年~1277年)のものです。
名称 | 覚性御房御返事 |
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ふりがな | かくしょうごぼうごへんじ |
指定(指定年度) | 県指定(昭和57年) |
区分/種別 | 有形文化財 古文書 |
時代 | 鎌倉 |
所在地 | 中央区長洲 |
所有者 | 立正安国会 |
公開/非公開 | 非公開 |
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